玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

今さら新選組?

2022-02-08 19:13:56 | あれこれ

最近の維新の動く先に、れいわ新選組の女性が出てきた。今さら、維新もないし、新選組も、と思っていた。これも不毛な思想論や虚ろな政治論の辿り着く世界と思っていた。

今の維新が政権クーデターを狙う輩とするならば、薩長の天誅の志士と云えないこともない。

それに巨大であるが中身が空洞となって、大坂城から逃げ出した徳川慶喜が居たが、それは井伊掃部守ら譜代大名という幕府官僚制が時代を見れず、旧の権益を守るために紀州からの幼い将軍の擁立を進めた末の徳川幕府の没落であった。

最初から頭脳明晰で天皇家との血も近い徳川慶喜にしておけば、西国大名たちの諸侯議会ができて、志士たちの活躍できる場はなかったかもしれないのだ。

自ら墓穴を掘るのがこの国の繰り返す歴史だとしたら、今の時代、戦前以来の東大話法の官僚制は自民党坊ちゃん政治を操りながら、この新自由主義の中を円安政策だけで渡って行けるだろうか。

そろそろ、此の官僚制は金属疲労の限界に来ている気がする。

だいたい近頃の官僚答弁、予算書、法案にミスが多すぎる。政治家がバカなのか、官僚の質が落ちたのか、官僚の意欲が低下したのか、理由はすべてだろう。

こうした時代の落ち目の時にファシヨナリズムが出てきても不思議でないし、維新のような粗暴な議員が増えれば、それを蜂のように一刺しする新選組が現れても全く不思議でないかもしれない。

隣の果樹園も春を待っている。

コメント (1)
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