団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

物価高騰と亡国政権

2022-06-26 07:18:29 | 経済

物価高騰と亡国政権

2022年06月26日(日)

 

 私は、経済のことはよく分りません。注 他のことをよく分っているということではありません。ので、森羅万象全てのことについてよく分かっているということではありません。

 

 ただ、戦後のインフレについては、記憶があります。私の両親は、戦後インフレで苦しみました。父は満州に出稼ぎに行っていて、戦後引揚げ国債というものを貰っていました。金額とか覚えていませんが、額面よりかはるかに価値のないものになったと言っていました。インフレであります。

 

 25日の赤旗です。

 群馬大学名誉教授の山田博文さんは、「国債などの政府債務残高の水準は、国債通貨基金(IMF)によれば、対GDP(国内総生産)比で主要国の中で最悪の256.9%に達します。この水準は、軍事国債が日本銀行引き受けで増発され、終戦を迎えた1945年の水準に匹敵します。当時の政府債務の解消は、300倍を超えるハイパー・インフレと預金封鎖と新円への切り替えによる国民からの大収奪で実現しました。いま、この歴史の教訓に目を向ける必要があります。」と指摘しています。

 

 山田さんは、為替のことに触れていません。多分固定相場だったからかも知れません。現在は変動相場ですので、円安が加わり、更にインフレ要因になることが想像されます。

 

 

 ミスター¥と言われた、元財務省の榊原英資氏は、来年の黒田日銀総裁の退任に伴い金利の引き上げが行われるとの見通しを示していますが、金利を引き上げると国債の利払いが増額し、(1%で約10兆円!)そんな容易いことではありません。

 

 日銀が金利を上げようが上げまいが、いずれにしてもインフレが続くと思うのであります。200%のインフレだと、今の政府債務約1,000兆円が実質500兆円になるのですか、政権にとっては笑いが止まりませんですワ。

 

 参院選挙はこれらのことを見据えて、岸田政権に打撃を与えたいであります。

 

 

 

 

 


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