団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

異常から狂気へ

2017-01-31 18:02:41 | 政治

異常から狂気へ

2017年1月31日(火)

 トランプ大統領が、入国制限をする大統領令を出しました。トランプ氏の言動は誰しも異常と感じていたと思いますが、嵩じて狂気のステージになった感がします。

 イスラムテロを打倒するという名目で、シリア難民の受け入れ120日間の凍結、中東・アフリカの一般市民の入国の90日間禁止を命じるものです。既に多くの識者が述べていますが、テロ対策としての有効性はほとんど無いということです。

 このブログでも書きましたが、トランプ氏は、第二次世界大戦後の世界の協調のシステム、国連に象徴されるものですね、を壊そうとしています。

 国連難民高等弁務官事務所は、最も弱い立場である難民は、「宗教、国籍、人権を問わず、平等に扱われ、保護と支援、再定住のチャンスを受けることができるべきだ」との声明を発表しました。

 また、米国を初め、各国の市民が反対のため立ち上がっています。

 さらには、ドイツ、フランス、イギリス、カナダなど、米国の同盟国の首脳からも批判・不同意が表明されています。

 一方、我がヤベー首相はどうかと言うと、「アメリカ政府の話であり、政府としてコメントすることは控えたい。」とこの重大な国際的人権弾圧に対して、無反応であります。私は、人権問題に携わった経験からして、「無視」というのが最大の人権侵害ということを聞きました。

 

 今年のメーデーでは、我が日本でも、世界市民に連帯して、「トランプやめろ」のスローガンが掲げられると思います。

 

 

 

 

 

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

不法移民

2017-01-27 15:10:00 | 社会

不法移民

2017年1月27日(金)

 私は、アメリカという国は、懐の深い国と思います。

 トランプ大統領のメキシコ国境にフェンスを造るという報道によると、アメリカへの不法移民が1,000万人以上と言います。日本だと大問題になって、というか、そういう事態ができないように対策を行うでしょう。日本は、こういったことに非常に敏感ですから。日本は、外国に対して極めて閉鎖的な社会と思います。

 

 それはともかくとして・・。実は、私の従姉は、ペルーに住んでいたのですが、アメリカへ移住しました。不法移民と聞いていましたが、渡航時点では合法で、不法滞在だったのだと思います。現在は既に死んでいますが、不法滞在期間は2,30年続いたと思います。

 なぜ、このように、日本的感覚からすれば異常なことが起こり得ているのかというと、既に語られていますが、安い労働力として必要とされていたのが主要な原因と思います。

 

 トランプ氏の国境の壁は、議会の予算承認が得られなければ困難ですが、新たな手を出してきました。メキシコからの輸入品に高率関税をかけ、それで造るというのです。

 メキシコも対抗してかけることになると思いますので、貿易戦争が始まることになります。トランプ氏は、メキシコ大統領との会談も取りやめてしまいました。きな臭い状況になるかも知れません。

 

 異常なトランプ氏を止める手立てはありそうもありません。ヤベー首相が来月会談をすると報道されていますが、宿題を背負わされるのは必至でしょう。

 日米自動車摩擦の再燃ですね。一部評論家は、日本の自動車メーカーはアメリカに工場を建て雇用にも貢献している。それを説明すれば分かってくれるのではないか、という私からしたら超楽観的見方をしています。しかし、現在も日本からアメリカへの輸出は100万台か200万台か知りませんが、100万台オーダーの数字で、日本でのアメリカ車のシェァは1%もありません。アメリカでの日本車のシェァは約40%。この数字、つまり乖離を見れば、ここが突き所であるということは、ビジネスマントランプでなくても誰でも分かることです。しかも、誰がどう見たって日本の方にメリットが大きい訳です。どういう形で決着するか分かりませんが、少なくとも自主規制であるとか、アメ車の強制輸入をさせられると思います。アメリカの3大自動車メーカーは拍手喝采でしょう。

 最近の自動車メーカーの株価では、マツダがダメージが大きいようです。アメリカの工場を閉鎖し、メキシコに工場を建てちゃいましたからね。

 

 私は、日本はトランプ大統領との交渉に当たっては、覚悟を持つことが一番重要だと思います。現状より不利になってもやむを得ないということです。因みに、私は日米貿易でよりメリットを受けているのは、日本側と思っています。

 また、軍事負担の増額を要求されることになると思います。もう、日米安保条約第一から自主防衛へ方向転換することです。実は、私は、対アメリカへの最大のカードは、自主防衛に舵を切ることだと思います。日本に基地を置くことができなくなると、アメリカは慌てふためくでしょう。

 

 

 

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

云々

2017-01-26 13:11:00 | 社会

云々

2017年1月26日(木)

 私ゃ、笑っちゃいました。ヤベー首相が「云々」を「でんでん」と読んじゃったというのです。まずは、今日の朝日新聞の天声人語をご覧ください。

 

 

 

 ヤベー首相は、リオでのオリンピックのプレゼンで、汚染水は「under control」と発言しました。全くのデタラメであります。私は、一流のペテン師詐欺師と思った訳でありますが、こんな読み間違えをするようでは、一流とは言えず三流ですね。

 

 実は、この新聞記事を読みながら、「キラーストレス」というドキュメント番組を観ていたんです。一言で言うと、ストレスにより死に至ることがあるとう恐い話しなんですが、笑うとストレス解消に良いと言うのですね。ヤベー首相のこの記事は、そういう意味で効用があったかなと思った訳であります。(ハハハッ)

 

 しかし、よく読むと、自民党自らが、過去に行っていた「プラカード」を民進党が行っていたと攻撃しているのです。正に天に唾する行為であります。

 また、ヤベー首相の国会での答弁は、質問にまともに答えていません。共産党の志位委員長が、「現行憲法のどこが問題で、どう変えなければならないのか」と質問したのに対して、「どの条文をどのように変えうるかは、国民的な議論の末にしゅうれんしていくものです」と答えました。全く答えになっていません。一国の総理大臣として憲法観を正されてそれにまともに答えないというのは、主権者を愚弄するものと言って良いでしょう。

 

 ここまで書いて、私自身がでんでん(「だんだん」が訛りました。)ヒートアップし、私の最大のストレス源は、ヤベー首相であることに気付いた訳であります。これが「キラーストレス」なるとは、怖い話であります。

 

 

 

 

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

豊洲移転問題 情報公開ファースト

2017-01-23 15:19:05 | 政治

豊洲移転問題 情報公開ファースト

2017年1月23日(月)

 私は、豊洲へ移転するかどうかは、そもそもどうして豊洲へ移転することを決めたのかを究明することなしには決められない、という趣旨のことを言ってきました。

 

http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/499362c764572def5825021b438768f8

 

 21日の朝日新聞によると、豊洲用地買収巡る住民訴訟で、都は賠償責任の有無を再検討することになったということです。当然、石原珍太郎元都知事の責任が問われる訳です。私は、これまで、小池百合子東京都知事は、そのことに熱心でないと思っていましたが、どうやら方針転換したようです。いろんな思惑があると思いますが、何と言っても、最終モニタリングで、小池氏が「想定外」というほどの悪い数値が出たことがあると思います。

 

 

 

 仮に、移転中止を決めた場合、小池氏の判断が問われることになる訳ですが、その前に、移転そのものに問題があったという調査結果が出れば石原氏に責任を負わせることができるという訳ですね。

 小池氏はまた、豊洲移転を都議選の争点にすると言っています。争点の内容を明らかにしていないので、何ともコメントはしずらいですが、ここにも小池氏一流の責任逃れの伏線を張っておこうという思惑が見えます。仮に小池氏が移転に慎重な姿勢で選挙を戦い、マジョリティを獲得したら、移転中止のお墨付けを貰ったということになるでしょう。

 

 小池氏が、再検討をするというのは、一歩前進と思いますが、「再検討より前にすることがある。」(渡辺喜美氏風に。このお方なぜか、日本維新の会の副代表となっているという節操のない方です。)

 それは、豊洲に関して石原氏が係わっている文書を都のホームページで公表することです。小池流に言えば、情報公開ファーストです。都議会選挙の争点にするというのであれば、その材料を提示するということですね。小池氏が真に情報公開に前向きであれば、するでしょう。ただ、このお方、思惑で動き過ぎですので、口だけの可能性があります。

 

 

 

 

 

 

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

普遍?不変

2017-01-22 15:23:33 | 政治

普遍?不変

2017年1月22日(日)

 ヤベー首相の施政方針演説がTVで流れていました。「日米同盟こそが我が国の外交・安全保障政策の原則である。これは普遍・・」なに、「普遍」? 私ゃ、思わずここまで言うかと、怒り狂ったのであります。しかし、いくらなんでもここまで言えるか?という思いから、新聞をめくってみました。私の聞き間違いというか、語彙力の乏しさ故の勘違いでした。「普遍」ではなく「不変」だったのです。しか~し、「日米同盟こそ」の前に、「これまでも、今も、そしてこれからも」とあるではないですか!これって、「普遍」ということですね。私ゃ、ヤベー首相は本音では「普遍」と思っているのではないかと思いました。意図して使ったとしたら、駄洒落のsenseはあると認めざるを得ないのであります。(^_^;)

 

 

 日米安保条約体制による対米従属こそ、この方の普遍であります。

 

 トランプ米大統領は、日本に対して、①軍事的財政負担の強化を求めてくるでしょう。②また、経済関係では2か国間交渉を通じて、日本に一層の譲歩を求めてくると思われます。対米従属のヤベー首相では、日本の国益が害されることになる可能性大です。

 

 ただ私は率直に言って、日米の貿易関係で、強いて言えばどちらがよりメリットを受けているかと言うと日本の方だと思っています。同様に米中でいえば、中国は日本以上にメリットを受けていると思います。何といっても、アメリカは裕福な国ですので、それだけ、懐が深かったのです、これまでは。しかし、トランプ氏はこれを一変しようとしています。

 こういった動きに対応するためには、アメリカ従属外交ではなく、自主的な外交が求められます。→その最大の切り札は、私は日米安保条約によるのではなく、自主独立防衛をすることだと思います。(「独立」を付けたのは、一部極右勢力の「自主防衛」とは違うというニュアンスにしたかったためです。)

 

 余談ですが、アメリカが軍事負担を求めてくることに関して、「日本は既に75%も負担しており、100%の負担ということになると、それは傭兵ということになるので云々」と求めてくることはないという主張をする評論家がいますが、私は、全く当たらないと思います。

 今の在日米軍は、アメリカが雇って(厳密には「雇う」というのは違うかも知れませんが・・)指揮権はアメリカにあります。その体制で、100%の負担を求めてくることは理屈の上からは何の矛盾もありません。

 日米安保条約は、アメリカの軍事戦略上不可欠です。「傭兵」云々という議論ではなく、日本は基地を提供しているのですから、堂々とその経費を要求する立場に立つことです。

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

現代版 トラットラー

2017-01-21 11:20:17 | 政治

現代版 トラットラー

2017年1月21日(土)

 トランプ大統領の就任演説のニュースを観ました。

 America first. Make America great again.

 この言葉に象徴される内容でした。

 トランプ氏は、雇用を創出し、アメリカを強くすると言っています。かつて、ヒトラーが言いやったことと同じです。ヒトラーほどではありませんが、アジ演説は得意のようです。オバマ前大統領のように、理性に訴える内容ではありません。

 こりゃ、現代版、ヒトラーになる可能性を感じました。ただ、その確率は低いと言わざるを得ません。何故なら、当時のドイツと比べてアメリカは圧倒的に豊かだからです。

 

 TVのコメンテーターが、アメリカファーストという発言を受けて、「それは、どこの国も同じですね」と言いました。確かに、私もそれは否定できません。しかし、全ての国が自国ファーストを主張し争うと、→そりゃ、戦争になるということです。

 人類は歴史の教訓に学んで、その自国ファーストを調整する智恵を生み出しました。「教訓」とは戦争であり、「調整」とは、国連のような調整機関や各国間の連携(貿易協定が最たるものと思います。)を造ったということですね。しかし、トランプ氏には、そのような調整をしようとする姿勢がかけらも見られません。私は、トランプ氏は必ず国連を攻撃すると思っていますが、どのような発言になるか注目しています。

 

 TVのコメンテーターが言っていました。「トランプ氏が何かしようと思っても、議会の協力がなければできない。」そりょそうでしょ、私もそれは否定できません。しかし、決定的に重要なことは、主権者の意志に反することはできないということです。アメリカ大統領の権原は、主権者の意志にあるのです。主権者そのものがその意志を表すため、既に立ち上がっていますが、更に大きな動きになると予想しています。就任直前の支持率が40%という超低人気では、4年という任期を全うできるとは思えません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

日本共産党大会

2017-01-18 11:34:21 | 政治

日本共産党大会

2017年1月18日(水)

 日本共産党の大会が15日から開催されています。一般紙にも大きく報じられていて、多分これまでの95年の歴史の中では、注目度が一番高くなっていると思います。

 

 注目度の最たるものは、市民連合と野党との選挙協力に関してどのような方針を出すかということですね。既に大まかな方針は出していますが、より具体的にはどうなるの?ということです。

 その共闘で最大のネックになるのが、自衛隊と日米安保条約です。報道によれば、「共闘に、日米安保条約や自衛隊についての独自の立場を持ち込まない」とありますが、それって、矛盾でありジレンマですので、綻びを生じる可能性があります。仮に、野党共闘で選挙に勝ち内閣に閣僚として入ることになると、共産党の立場を離れるの?ということになります。極論すれば、共産党の存立意義がなくなるということですね。

 

 共産党の現時点の憲法9条の解釈ですが、違憲だが存在は認めるというものです。これって、どのように考えても論理矛盾です。この考え方を打破しないと、今後の展望(つまり政権への道ってことです)は開けないでしょう。

 日米安保条約は、即時廃棄という立場ですが、これも実態からすれば、「即時」というのは無理があるように思います。中国の台頭により、(尖閣問題にみられるように)安全保障上脅威が存在している現状において、アメリカ軍が抑止力になっていることは否定できません。ただ、物事には二面性があり、日米安保条約の主要な側面はアメリカの属国としての扱いになっているので、段階的に日本が真の主権を行使できるような内容にし、将来的には、日米平和友好条約へ移行するという道が適当ではないかと思います。

 そもそも、物事には二面性があるというのが、科学的社会主義を標榜する共産党の哲学的思考方法ですので、今回の党大会で、この問題にどのように応えるか、(二面性について論じるか)注目が集まります。

 

 二面性ということで余談ですが、志位委員長って、主要な側面ではまともなことを言っていると思いますが、別の一面で、そりゃ可笑Cでしょうということも言っていますね。

 先に行われた東京都知事選挙ですが、結果は、小池百合子氏が圧勝しました。共産党や民進党が押した鳥越俊太郎氏は惨敗しました。しか~し、志位氏は「大健闘した」と評価したのであります。私には、脳味噌がトコロテンになっているとしか思えません。事実を客観視できなくなれば、それは科学的社会主義者としては失格ということになります。志位氏の一面とは言え、情けない限りであります。というか、代わった方が良いのではないかとすら思えます。→代わらないでしょうね。

 より、柔軟と思える小池晃書記局長に代わるとすると、大転換という可能性もありますが・・。

 

 大会は、今日18日までで、一般紙でもその結果が報じられると思いますので、続報をしたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

豊洲地下水 有害物質基準の79倍

2017-01-16 15:05:37 | 社会

豊洲地下水 有害物質基準の79倍

2017年1月16日(月)

 小池百合子東京都知事は、豊洲地下水のモニタリングの結果、有害物質が基準の79倍検出された結果を受けて、「想定外の数値」という趣旨の発言を行いました。じゃ、一体どのように想定していたの?と思います。情報公開を標榜している以上、説明責任があるでしょう、と思います。私がなぜ拘るかというと、小池氏は移転を前提にしていたのではないかと思っているからです。→そりゃ、違うでしょう。

 また、この移転問題は科学的な問題である、という趣旨の発言をしています。→そりゃ、違うでしょう。優れて政治的問題です。東京都が委嘱した専門家は、今回の数値を受けても安全上問題ないと言っています。小池氏の、「科学的な問題である」ということであれば、移転OKとなる訳です。多くの識者・関係者が主張しているように、科学的にOKであっても、市場として安全と都民に受け入れられるかどうかということが問題なのです。政治的決断しかありません。

 さて、その政治的決断を行うに際しての要諦ですが、私はそもそも豊洲への移転をなぜ決めたのかということを究明することだと思います。私の見るところ、小池氏は熱心とは思えません。

 このことの究明が行われれば、そもそも「ボタンのかけ違い」が分かることになります。いったん外して正しくボタンをかけることです。

 

 

コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加

THE CARP SYMPHONY

2017-01-15 13:05:34 | 音楽

THE CARP SYMPHONY

2017年1月15日(日)

 ホール入口の所で、広島交響楽団の井形健児事務局長を見つけました。私が、「凄い企画をするものですね。ただ、今日は広響Fanというより、カープfanの方が多いでしょうね。」と声をかけると、「これを機会に広響fanが増えることを期待します。」ということでした。これまで、何度も厚かましく声をかけるので、顔は覚えていただいています。

 

 昨年カープが優勝しましたので、急遽企画した演奏会です。その名も、「広島交響楽団 やるぞ!カープ・シンフォニー」

 

・2017年1月11日、広島文化学園HBGホール

・指揮:秋山和慶

 

 コンパクトデジカメを紛失してしまいまして、一眼レフを持っていきました。ASA8000ですので、手ぶれなく撮れてますね。ひょっとして、人間の目より明るいかも・・。

 「広島文化学園HBGホール」もしっかりと写っています。コンパクトデジカメではここまでいかないかも・・。

 

 来シーズンの年間プログラムも出来上がっていました。マーラーがありません。あーらまーら、です。年度初めの4月はブル8です。マーラーは1年に1回はやってよ。井形事務局長に、また注文を付けることにしたいです。

 この日限定のTシャツですよ。「限定」ってやつに弱い人が居るんですよね。カープ球団はウハウハですわ。

 「真赤激!」昨シーズンのカープのロゴです。

 

 カープ・シンフォニーですが、私が特に感動したのは、鐘を打ち鳴らすところがあり、明らかに原爆犠牲者への慰霊の気持ちを表している部分でした。カープは広島市民にとって原爆からの復興の励ましの役割を果たしたので、とても相応しいと思いました。その他にも、カープが低迷し苦難を表す楽曲とか、勿論最後は優勝の喜びを爆発させるイメージで終わる訳ですが、いろんな物語を感じる曲でした。

 

 最後は、「それ行けカープ~若き鯉たち~」を全員で合唱です。最高に盛り上がりました。クラシックの演奏会で口笛を聞いたのは初めてのような気がします。

 クラシック演奏会で、大きな感動を受けるのですが、今日の演奏会は、+「楽しさ」がありました。楽しいクラシックの演奏会って、どうしてないのかしら・・。勿論、私がそのような演奏会に巡り合うことがなかったのかも知れませんけど・・。

 

・それ行けカープの歌詞です。

カープ カープ カープ広島 広島カープ

空を泳げと 天もまた胸を開く 今日のこの時を 確かに戦い
遥かに高く 遥かに高く 栄光の旗を立てよ
カープ カープ カープ 広島 広島カープ

勝ちにいくのが 選ばれた者の運命(さだめ) 一投一打が 勝負の全て
闘志を尽くし 闘志を尽くし 今ここで花と咲けよ
カープ カープ カープ 広島 広島カープ

鍛えぬかれた 精鋭(せいえい)の技と力 その意気愛して 見守る我等の
明日(あした)へ続く 明日へ続く きりのない夢であれよ
カープ カープ カープ 広島 広島カープ

晴れの暁(あかつき) 旨酒をくみかわそう 栄冠手にする その日は近いぞ
優勝かけて 優勝かけて 逞(たくま)しく 強く躍れ
カープ カープ カープ 広島 広島カープ

 

 観客は勿論のこと、演奏者もカープユーニフォームやらTシャツを着用してですので、会場は正に「真っ赤」です。左の女性は安保(アンボ)さんと言って、ヴィオラの首席です。この方は更に凝っていて、👠の底が真っ赤です。更に更に、良く見ると「Carp」というロゴの入ったストッキングを着用しているではないですか! 誤解があるといけませので、断っておきますが、私は安保さんの足元だけ見ていたのではありません。自然に目に入る位置が私の席だったのです。とまれ、👠の底が真っ赤というのは、この日のための安保さんの拘りと思いますので、次回確認することにいたしましょう。1月20日にあります。

 

 2階のアルプス席の先まで、全て真っ赤です。チケット完売ですね。

 斜め後ろの方は、広島以外の方でした。漏れ聞いた話によると、カープグッヅを買うためにだけ広島に来たこともあったそうですよ。

 

 これは、今シーズンのカープのロゴです。「カブキ」と発音します。難しすぎます。平易にしてください。

 感激の余韻で、つい買っちゃいますよね。1000札を握りしめてリキが入っています。

 

 先ほどの歌詞の「旨酒をくみかわそう」という所を見てください。作詞家も工夫した所と言います。

 当然のことながら、家に帰って演奏の余韻に浸りながら、旨酒を飲むのですが、wifeは飲みません。ということで、当然一人二役をすることになるのですわ。(ウィ)

 音楽って 本当に酔いですね さよなら さよなら さよなら バタン(酔いつぶれました)

 

 

 

 

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

「あなた」、「君」、「お前」

2017-01-14 11:42:28 | 政治

「あなた」、「君」、「お前」

2017年1月14日(土)

 トランプ次期アメリカ大統領が、「記者会見」を行いました。自分に都合の悪い記者からの質問はさせないという、到底「記者会見」と言える代物ではありませんでした。

 

 ここで見えてきたのは、

①一部の楽観論者の見方が完全に間違っていたということですね。識者の中には、大統領になれば、選挙中のような乱暴なことはしないだろうという希望的観測を持っている方がいましたが、アテが完全に外れました。一部の保守的な論陣からも警戒の念を持ち出した方がおられることに、私は注目しました。

②スキャンダル続出政権になるだろうことです。一部メディアの報道によると、ロシアにトランプ氏に都合の悪い情報を握られているということです。真偽のほどは、分かりませんが、トランプ氏なら大いにありそうなことです。

③大統領の職を私物化する政権になるだろうことです。トランプ氏が行っている事業が大統領職と利益相反になる虞があるので、それを防ぐために事業から手を引く必要があると言うことですが、何とその事業を息子に委譲するという異常さです。何の意味もありません。トランプ氏は、大統領の職務権限を自らの事業の利益に結び付けることを考えていると思われても仕方ありません。

 

 ・・と、ここまで書いて、日本にもソックリな方がおられましたですね。大阪府知事、大阪市長と歴任し、最後は自爆した方です。「自爆」というのは、自ら仕組んだ仕掛けで職を失うことになったということです。→大阪都構想を住民投票で否決され辞職に追い込まれた訳ですから、私流に言うと「自爆」ということになります。

 

 大統領どころか、一市民としての良識、常識すら持ち合わせていないような人物がアメリカの大統領を続けていくことが出来るとは思いません。何時か何らかの形で「自爆」すると思うのであります。

 

 標題ですが、トランプ氏が記者とのbattleで、記者を名指しし「you」と言ったのですが、日本のメディアは、「あなた」、「君」、「お前」と様々な訳をしています。仮に「お前」というようなニュアンスであれば、そもそも品格のないお方でしたが、その「square」になりますね。私の従姉がアメリカに住んでいますので、現在、その「ニュアンス」について確認中です。

 

 

 

 

 

 

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

トヨタがやっちゃいました

2017-01-11 11:38:13 | 

トヨタがやっちゃいました

2017年1月11日(水)

 トヨタがトランプ次期アメリカ大統領のツイッターによる恫喝に屈してしまいました。

 アメリカのデトロイト自動車ショーで、トヨタ章男社長が、今後5年間で100億ドルの投資をすると発表したのですね。トヨタ幹部は、「誰かに言われて曲げては、持続可能な経営はできない」と、トランプ氏の発言に影響を受けたものではないと、その影響を否定しています。

 確かに、既に計画をしていたものを公表したに過ぎないのかも知れません。しかし、重要なのは、このことが世間にどのように理解されるかということです。否、トヨタほどの大企業ですから、社会にどのような影響を与えるかが問題です。そのことからすると、トヨタの対応はトランプ氏を増長させたことになり、意図するとしないとにかかわらず、悪い影響を与えたと思います。トランプ氏は益々図に乗って、遣りたい放題をするでしょう。→間違いなく、アメリカのみならず世界に害悪です。

 既に、多くの経済人を初め識者が指摘していますが、アメリカの公式な政策でもないことに振り回されるべきではありません。

 

 自動車各社の対応が、整理されて、今日の朝日新聞に載っていました。

 私ゃ、日産のゴーン社長は大嫌いですが、この方のおっしゃっておられる「NAFTAが変更された場合、それに対応していく」という発言は、ごもっともで普遍性があります。経済人としての識見は認めざるを得ません。(トヨタの社長が同じことを何故言えないのか、トヨタファンの私は、残念で、今後のトヨタに不安を覚えます。)

 

 ATAFTAしない方が良いのです。「AT」を「N」に置き換えてみたください。(^_^;)

 

 

 

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

トランプ現象

2017-01-10 12:26:00 | 社会

トランプ一色

2017年1月10日(火)

 年末年始の討論番組は、トランプ一色といった感じでした。様々な視点で、識者が討論する訳で、浅学の私としては、どなたのご意見もごもっともという部分があり、非常に参考となるものでした。「どなたのご意見も・・」というのは、自らの意見のなさを表明するようなもので、それではイケンので、少々私見を述べさせていただきたいと思います。何やら、論述試験を受けるような気分であります。

 

 政治家に求められる資質として、国家百年の計云々というのがありますが、私ゃ、トランプ氏には、そのような理念なんか微塵もないと思います。目先利益だけですわ。目の前の四半期の利益をどう上げるかということですね。「利益」とはアメリカfirstと既に公言していますね。

 

 短期利益追求ということは、政策が目まぐるしく変わる可能性が大いにあるということです。閣僚人事が発表されていますが、私ゃ、コロコロと替えると思います。

 

 次に、これはどなたもおっしゃっておられませんが、私ゃ、トランプ氏は大統領を辞めた後の自らのビジネスを考えて行動すると思いますね。大統領中も勿論それを睨んだ行動をすると思いますが、さすがにおおおっぴらにはできませんのでね。その視点から見ると、ロシアと接近することの理由が分かる訳であります。トランプ氏にとっては、ロシアはフロンティアなんですね。

 まぁ、究極の大統領という地位の私物化と言えるでしょう。

 

 目先、減税をし、公共投資をすれば、経済は活性化するでしょうが、公共投資の財源は借金によることになりますから、これって、日本の二の舞というか、アメリカそのものの双子の赤字が再来することになりますね。→後の世代の負担になります。

 公共投資の中身は、軍事費も入りますので、額の巨大さの割に生活を豊かにすることには繋がりません。

 

 トランプ氏が成功するとしたら、外国とりわけ中国次に日本から譲歩を引き出し、経済のみならず軍事も優位に立つことでしょう。しかし、それは中国の利益に反しますので、中国からの反発は必至で、何せ共産党の一党独裁という超危険な国ですので、世界は緊張に引き込まれることになりますね。

 日本はどうかというと、基本的にアメリカ言いなりになります。しかし、それは日本国内で反発を引き起すことになり、ヤベー政権打倒の動きが大きくなるでしょう。

 

 

 以上、私の悪夢に近い初夢でした。(「夢」にしたのは、私の憶測だからです。)

 

 

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

大野和士&萩原麻未 夢の共演

2017-01-09 12:50:06 | 音楽

大野和士&萩原麻未 夢の共演

2017年1月9日(月)

 音を聞いて色を感じることを共感覚と言い、200人に一人くらいその能力を持った人がいると言われています。今日ばかりは、私にもその能力があるのかと思いましたですよ。「今日ばかり」とは、昨年12月3日、大野和史指揮広島交響楽団の演奏で、ドビュッシーの交響詩「海」を聴いた時のことです。

 この曲は、ステレオでは何回となく聴いたことはありますが、印象派の音楽にしては印象に残らす歯がゆい思いをしていたところです。ところが、実演で聴くと、様々な色が形を変化させ出現するような色彩感豊かな曲ということが分かりました。コンマスのソロとか、分奏(第一ヴァイオリン)があったりとか、視覚的にも変化のある演奏だったということも一層色彩的に感じた要因かも知れません。

 

 指揮に関して、凄いと感じたことがありました。1曲目エンディングの部分で、トロンボーンがディクレッシェンドするのですが、大野が高く上げた手を下げる動きにピッタリ合っていて、まるで大野からトロンボーン奏者まで糸が繋がって手繰られているように感じたのです。「指揮」とは、糸を手繰るようにして、楽団員に意図を伝えるのかと思いました。

 冒頭、私にも「その能力(共感覚)がある」と書きましたが、一晩寝て次の日、どうしてもその色が浮かびません。つまりは、私の場合は、「今日だけ」感じるという意味で「今日感覚」だと気付いた次第であります。(^_^;) 

 

 (余談)

 「痛恨の見損じ」とも言うべきでしょうか・・。この演奏会、実は時刻を間違い、会場に着いた時は、既に前半終了間際でした。碁で例えると、優勢なのでこのあとヨセでいくらミスしても勝ちは動かないという局面で、身ダメを詰めて攻め合いで大石を取られ負けてしまったということです。実は、今年の8月にはもっと悲惨なことがあり、「そう言えば、萩原麻未の演奏会がある頃だ」とチケットを確認すると、2日過ぎていたことがあったのです。それ以来、日付は気にかけていたのですが、そちらの方に気を取られると、時刻の方が疎かになってしまっていたという訳ですね。おまけに、演奏会が終了し、ふと気付くと、ズボンのファスナーを締め忘れていたという、締まらない顛末でした。

 

(曲目)・ラヴェル:ラ・ヴァルス、ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調作品83(ピアノ:萩原麻未)、ドビュッシー:月の光(アンコール)ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲、ドビュッシー:交響詩「海」、ビゼー:ファランドール(アンコール)

 

 アンコールのビゼーのファランドールは、これ以上は物理的に無理と言わんばかりのアップテンポで、目くるめく興奮の渦の中に巻き込まれてしまいました。何回も「ブラーヴォ」と叫びました。ただし、口パクで。

 

 

 

 

 

 

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

もみじニューイヤーコンサート

2017-01-08 13:09:48 | 音楽

もみじニューイヤーコンサート

2017年1月8日(日)

 33回目となる「もみじニューイヤーコンサート」へ行くのは、今年で4回目です。何時もピアニストの小山美稚恵が招かれます。とても感じの良い方とお見受けしています。

 

http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/d77cbfaae11527c7a42fb7528642e979#comment-list

 

http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/80e8279659e3415ba2ac55348c7551bd

 

 

・2017年1月7日、広島文化学園HBGホール

・ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番変ホ短調作品73「皇帝」、交響曲第7番イ長調作品92

 

 皇帝は、他の協奏曲と比べても、ピアノがオケより主体というか先導する部分が多い曲と思いますが、言われているように実に堂々としていて、ピアニスト冥利に尽きる音楽ではないかと思いました。

 小山の弾けるような打鍵に、時々身体がビックリ反応を示すことがありました。最前列でピアノの響板から直接打撃音を受けるのですから、私の身体もその攻撃に耐えられなかったのですね。ただ、粗も少々分かるということもありますネ。

 指揮者の阪(ばん)哲朗さんという方は、名前しか知りませんでした。プロフィールを見ると、第44回ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝しています。日本人って、何故か、ブザンソンでの優勝が多いですよね。

 右隣りに座った、アラ60と思しき男性二人がベートーヴェンの交響曲の批評をしています。当然耳を傾けますワナ。何、8番が幼稚!だって? ベートーヴェンに失礼だろうと思いましたが、その後の会話を聞いていると、とてつもなく敬意を持っておられるようで、ただ単に表現が違っただけと思いました。確かに8番は他の曲に較べて軽い感じがしますが、今後評価は上がると思います。1,2,4番を評価の下位に置いた発言をしています。私も、偉大なベートーヴェンの交響曲の中で、強いて順番を付けると下位の3曲は、4→1→2となるのであります。

 続いて、7番を一番評価しているかのような、話が行われています。5番と9番は一体どうなったのと思ったのですが、この2曲は別格で挙げなかったのだと思います。私も強いて順番を付けると、一番が5番で二番が9番かなと思います。

 

 第一楽章が特に素晴らしかったです。今まで気付かなかったような強烈なスフォルツァンドに目が点になり(注 「耳が点になり」と言うべきか)ダイナミッで情熱を感じる演奏でした。第二楽章は、拍子抜けしました。ここは葬送行進曲ですので、もう少し静かで奥深い演奏を期待していたのですが、とてもあっさりした感じを受けました。

 第四楽章は、クライバーの緊迫感を伴ってリズム感が盛り上がっていくような演奏と比べると、・・と、ここまで書いて比類のないクライバーの演奏と比較するのは止めましょう。阪の指揮は、各パートからフォルテッシモを掘り起こすような演奏で、私はずーっと身体が硬直した状態になってしまい、顔は真っ赤になって発熱しているのが、自分自身で分かりました。

 お隣のお二人が、「ブラーヴォ」と言ったんですね。釣られやすい性格か、私もついに、ではなく叫んじゃったんです。「ついに、ではなく」というのは、5年位前、辻井と佐渡でチャイコフスキーの1番を聴いたとき、つい出たのですが、その時「これが最初で最後」でつまり「終」と思っていたのです。

 

 アンコールは、モーツアルトのディヴェルティメントでした。温泉で冷え切って硬直した身体がほぐされるような感覚を感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

トランプ氏、トヨタを批判

2017-01-07 17:45:50 | 

トランプ氏、トヨタを批判

2017年1月7日(土)

 今日の朝日新聞によると、

 トランプ氏は、メキシコで2019年から米国向けのカローラを生産するトヨタ新工場の建設計画をやり玉に挙げ、ツイッターで「とんでもない!米国に工場を建てるか、国境で高い税金を払え」と攻撃した、とあります。

 

 トヨタは、直ぐにコメントを出し、「米国での生産台数や雇用が減ることはない」と表明しました。トヨタが、そのようにコメントをすれば、トランプ氏の理解を得ることができると本気で考えているとしたら、御目出度いと言わざるを得ません。トランプ氏からすれば、米国で売る車は米国で造り雇用を作れということですから、回答にもなっていません。

 

 ここは、孫正義氏に学んだ方が良いです。孫氏は自らの関連会社がタックスヘイブンを利用していることを指摘された時、「制度が変われば、(つまり租税回避ができなくなったら)それに対応します。」という趣旨の発言をしました。極めてシンプルで、普遍的です。

 

 トヨタがアメリカに工場を多く持っており、多数の雇用を作っているという説明をするのは、結構なことですが、その国の制度が変われば(つまりこの場合であれば、メキシコからの輸入車に高率の関税をかけられること)、それに対応します、という旨のコメントをするのが基本です。

 トランプ氏の恫喝に対応すれば、トランプ氏を助長させるだけです。

 

 とはいえ、これまで、多くの企業が恫喝に屈していますね。

 

 もっとも、私は企業(特に大企業)は、相当に優秀なスタッフを抱えているので、見せかけで誤魔化している部分があると思いますけど。トランプ氏とのばかしあいですね。トランプ氏も国民に「雇用を守っているのだ」というイメージを残せれば良い訳ですから。

 

 まぁ、ともかく、トランプ氏の恫喝に右往左往するのだけは、しない方が良いでしょう。

 

 また、同日の朝日新聞の社説では、この問題に関して、「企業たたきの愚かさ」と題して主張を述べています。内容の紹介は省きますが、大筋ごもっともの意見と思いました。ただ、私は、朝日新聞が(他のマスメディアもですが)、トランプ氏を「保護主義」と見ていることに関しては、非常な違和感があります。私はトランプ氏は、保護貿易主義者でも何でもないと考えていて、要するに損か得で、保護貿易主義者にもなるし自由貿易者にもなるという、「得手勝手貿易主義者」と考えているからです。

 NAFTAにより、メキシコは、アメリカからの農産物が大量に入り、メキシコの農業が打撃を受け、そのあおりで、アメリカへの不法移民が増えたと言われています。つまり、農業部門でいえば、アメリカは自由貿易の恩恵を受けている訳ですね。トランプ氏が真の保護貿易主義者であれば、メキシコがアメリカからの農産物に課税をすることを容認するハズですが、そんな(俗な言葉で言うと)タマじゃないでしょ。正義とか公平とかではなく、得か損かを唯一の価値基準として考えるだけの人物ですよ。

 

 ついでに言わせていただくと、多くのメディアでは、トランプ氏は実態を知らずに(あるいは誤解して)、発言(といってもツイッターですが)しているので、トランプ氏に実態を正しく理解してもらえば、考え方を変えるのではないかと希望的観測(私からしたらそう見える)をしています。しかし、私はトランプ氏は十分に知っていると思っているし、その前提で対応を考えた方が良いと思います。

  例えば、今回のトヨタの例で言えば、朝日新聞は同社説で「今回のトヨタの計画は、米国内の工場や生産ラインを国外に移すという話ではない。」とあたかもトランプ氏がそのことを知っていないかのような前提で書いています。→その程度のことは、トランプ氏は馬鹿ではないですから、当然知っているでしょ。

 

 最後についでに言わせていただくと、トランプ氏のツイッターに対応するのは仕方ないとしても、トランプ氏に答えるというより、米国民とりわけトランプ支持者を意識してというよりむしろそれらの人達をターゲットとして理解を得られるように答える必要がありますね。今回のトヨタの例でいえば、トランプ氏の言うようにすれば確かにアメリカの雇用が増えるとしても、一方ではアメリカでカローラを造れば高くなり消費者にとっては良くないことになる訳ですね。そういったメリット、デメリットを十分なデータを基に説明すれば、トランプ氏との理論闘争で、トランプ退治は可能と思います。

 

 

 

コメント
この記事をはてなブックマークに追加