ゆるゆる自然食Life

純喫茶・自然派カフェ・無添加食材等を綴っています。国内生産者さんを応援したく家ごはんは可能な範囲で国産食材を☆

2/24閉店☆十条駅前のレトロ喫茶・Swing(スヰング)

2020年02月21日 | その他東京23区内

またひとつ、昭和の純喫茶の灯が消えようとしています。

JR十条駅徒歩1分、Swing(スヰング)


1週間前に友人と訪れたのですが、祝日だったためか閉まっていました。
その後、土曜日に友人も一人で入店、私も昨日なんとか行くことが出来ました。
友人の情報では、夕方は早めに閉まってしまうらしく電話してから行ったとのこと。
私は平日なのでとりあえず14時半くらいに。



入ってみて、あれ!?既視感・・
王道かつゴージャスの要素もあちこちに見られる素敵な昭和喫茶、どこかと似ているのかな?と最初思いました。

いや違う。









実は20代前半、十条に少しの間、住んだことがあります。
その時、友人に連れられて入ったのが十条銀座にあった喫茶店と、もうひとつこちらのスイングだったことを入店して思い出しました。



思い出したのがこの街灯のようなライト。
奥のレリーフの壁の方が印象的なように思いますが^^;
この街灯?が意外過ぎてびっくりしたのを思い出しました。

純喫茶マニアなのでスイングさんの存在はもちろん知っていましたが、こんな素敵な純喫茶へ入ったことを忘れていた自分にバカバカ。
でも20代なんて、喫茶店は寄り道程度でメインは飲み屋やディスコ(今のクラブ)だったから、覚えてないのも仕方ないか・・


店内の、煉瓦の柱みたいなパーテーションの上には、
古いコーヒーミルやライトなどアンティークの調度品が飾られています。



そしてやっぱり奥のレリーフはお見事!!




何種類か模様の違うレリーフがランダムに。



手前の席には常連さんやほかのお客さんがいらしたので、奥の方しか撮れなかったけど
この素晴らしさは伝わるかな。







入口付近、カウンター前の席も撮らせていただきました。
ママさんは温和で感じがよく、それでいてキレも良く、素敵な方です。





あ!!このレリーフは奥の壁の一部?

1枚、余っちゃったのかしら^^;



その下は暖炉チックになっています。
床の模様もレトロかわいい。


金閣寺の写真。
ママさんが撮影したそうです。


カウンター内も使い込まれたアンティークのようでした。

入店して奥の席に着き、
男性のスタッフさん(後でわかったのですが常連さんだった)にチキンバスケットをオーダーしました。
するとママさんがいらして「チキンが今無くてもうすぐ納品されるので時間がかかるかも」ということだったので、待ちますと伝えて先に撮影を。
※最初に撮影の許可はとっておいた

その後まもなく一人の女性が入ってきて、私の隣に「大荷物でバタバタすみません」と座りました。
それは全然構わないのですが、少し会話をすると、時間がないらしく「3時半に出なきゃいけなくて・・」とおっしゃっていて一番早く出来るものをオーダーされていました。

何枚か店内の写真を撮ってしばらく座っていましたが、やがて席を立ち、帰ってしまわれ・・
よほど時間がなかったらしい^^;

そして私のチキンバスケットは1時間待っても来ず、さすがにオナカがすいたので
「チキン納品まだでしたらトーストでもいいですよ~」とカウンターに行ってママさんに伝えたら
「待たせて申し訳ないからこれサービスするわ!」と手渡してくれたのが・・

さっき帰っちゃった女性がオーダーしていた「ドンキホーテ」というホットサンド笑。
出来上がっちゃってたのね^-^;

ハムとチーズとコールスローを挟んだ焼きサンドウィッチ。
チーズ苦手だけど、チーズの臭さは全然なくてコールスローが美味しかった!


先に来ていたイチゴジュース(白っぽいけどちゃんとイチゴの味)。

そしてホットサンド申し訳なかったから、珈琲を追加でオーダー。

珈琲美味しい!好みの濃さでした。


シュガーポットはポッテリしたタイプではなく、くびれてるの珍しい。



トイレの壁もレトロかわいい。


このロールタオル?(なんていうんだろう)懐かしい!
この間入った純喫茶にもあったけど、全般的に見なくなった。


看板の上に乗ってるライトが、店内の煉瓦の上にあったのとおそろい。


ところで先ほど少し触れた、スタッフだと思ってオーダーした男性は、実は某有名純喫茶の社員さんで、
スイングさんの常連さんなのでした!
しょっちゅう来ているので、ほかの常連さんと話したり時々サーブしたりボランティアもするということです^^
ほかの純喫茶の社員さんが仕事お休みの日に、別の純喫茶の常連さんて素敵ですね。
純喫茶愛がすごい!
しばらく純喫茶談義をさせていただき帰り際にママさんともお話し、お礼とお別れのご挨拶もして、
お店をあとにしました。

店内の雰囲気や調度品も素晴らしく、ママさんや常連さんもいい人ばかりで全てが財産なのに
地元でも反対の声がある再開発でなくなってしまう。
地元民じゃないし何も言えませんが、歴史あるものや昭和の記憶がどんどん消えてしまうのは
ただただ残念です。









久し振りに三茶カフェめぐり

2020年02月19日 | 渋谷・三軒茶屋

昨年11月の終わり。
この日は友人が三軒茶屋で用事があるというので、それまでカフェ巡り。
特に開拓はせず、以前行き慣れていたお店を案内しました。

入店はすごく久し振り。パンケーキママカフェVoiVoi



過去記事☆
パンケーキママカフェVoiVoi(三軒茶屋)
完熟桃のパンケーキ♪パンケーキママカフェVoiVoi(三軒茶屋)その2

このあとも数回行っているけど、毎回ベーシックなのを食べるので画像は無し。
今回も同じ^^;


クラシックバターミルクパンケーキ。
生クリームはトッピングで。
国産の小麦粉とバターミルクを使ったという、美味しいパンケーキです。
何度食べてもいい。

「バターミルクは、国内では一般流通していませんが、voivioでは製粉会社のご協力で国産の良質なバターミルクを入手して使っています」とHPに掲載されています。
そして、パンケーキ用のバターは無塩バターにゲランドの塩を混ぜた、オリジナル・ホイップバターとのこと。
メープルシロップは、カナダ・ケベック州の100%ピュアメープル。


友人は期間限定の「小豆と塩生クリームのパンケーキ」
北海道産の大納言を、あく抜きと寝かしに4時間、炊きに2時間かけて作られたそうです。
塩生クリーム、少しもらいましたがいくらでも食べられそうな美味しさ。



移ろいやすい女性の心を掴んでおくには、季節限定って大事ですよね。
何年経っても人気です。
ただこの日は平日で雨降りだったので、予約しなくても1陣で入れました。
(友人が一緒の時はいつも予約する)


そして三茶のレトロ建築撮影に少し付き合ってもらって、西太子堂へ移動。
宮城県の「ミガキイチゴ」を使った、いちごスイーツ専門店「いちびこ」さんへ行きました。
三茶にも支店あるけど、太子堂店にしかないスイーツがあるので・・

過去記事☆
苺スイーツに恋する季節☆いちびこ(西太子堂)
いちびこ代々木上原店



セルフのお水もオシャレ。
※撮影は許可を得ています。


インスタ映えな壁。
ここでショートケーキ撮ると、ばえます。



こんなかわいい画像久し振りだなぁ。


太子堂店限定・いちごのマスカルポーネロール!これが食べたかったのだ。
太子堂店限定・いちごのガナッシュシューも。

2009年くらいから始めたカフェ巡り。
2013年くらいから純喫茶も巡るようになって、ここ数年は純喫茶7・カフェ3くらいになってしまったけど、
いちご・桜・よもぎ・桃・柿のスイーツに関しては、まだまだアンテナ伸ばしていきます。


全然関係ないけど、、、


2010年に家建てる際、ナチュラル雑貨をいろいろ揃えたお店「ルポポ」さん。
絶賛営業中。こちらもかわいいカフェが併設されています。
カフェと雑貨*LUPOPO(三軒茶屋)






洋食屋さんのような喫茶店☆ブルボン(三鷹)

2020年02月14日 | JR中央線・総武線

昨年11月後半は三鷹駅で仕事でした。
昼休みが長めだったので、駅周辺を少しだけレトロ探ししてそのあとは喫茶店でランチを。
(レトロな建物は本家ブログで後日・・)


ブルボン





アンティークな扉やライトが素敵だけど・・・



この「おいしいでーす」の貼り紙で、だいたいお店の雰囲気は察しがつく笑


「でーす」が2回^^;


こっちは「です」。
それにしてもメニュー多め。


お弁当にもできるらしい。
「その他いろいろ」が気になる。


メニューはこっち見た方がいい。ちょっとした洋食屋さんですねー

入店すると予想通りフレンドリーで明るいマスター二人?と常連さんがお出迎え。
撮影もどうぞどうぞと快諾。






年季入っていい雰囲気!
マスターが二人と思ったらご兄弟で、お兄さんの方が経営者のようでした。
どちらもおしゃべり大好きな感じだけど、決してしゃべり続けるわけでなく、ちゃんと適度な距離感を保ってくれる。

お兄さん(マスター)は80代ということだったけど、とてもお元気でした。
早朝から営業されているので、夕方は18時頃閉めるそうです。


今思えはなんでコロッケ定食にしたんだろう。
こうしてメニューを見返してみると、エビフライとか生姜焼き丼とかアジフライとかにすればよかったな。
美味しかったからいいけど。。



食事をするとドリンクは100円です。


明るいマスター兄弟と、ここが好きで仕方ないという空気の常連さん。
三鷹に来ることがあったらまた立ち寄ってみよう。


JULES VERNE COFFEE(阿佐ヶ谷or高円寺)

2020年02月10日 | JR中央線・総武線

昨年11月初め。
美味しい珈琲とフルーツサンドが有名な行列店へ。




JULES VERNE COFFEE(ジュールヴェルヌコーヒー)







実はこちらが目的ではなかった日。
以前からインスタで時々、萌え断なフルーツサンドを見かけて気にはなっていたので、
高円寺~阿佐ヶ谷をレトロ散策している時寄ってみた。

しかしお昼前は大行列!(たまたま日曜日だったような)
こりゃフルーツサンドはあきらめよう。並ぶのやだし。
結構前から知っているけど、未だに人気!すごいなぁ!

そんなわけで再び散策に出かけ、14:30頃戻ってきたらフルーツサンドはなかったけど、すんなり入れました。





廃材チックな板壁がオシャレ。




コーヒー、しっかり苦めだけど美味しい~

そもそもこちらは珈琲専門店なんですよね。
日本スペシャルティコーヒー協会会員の珈琲豆焙煎販売店ということです!
カフェスペースは併設という感じ。  

フルーツサンドで有名になっちゃったけども。


店主さんが電気をつけてくれたのでもう1枚。

オーダーしたホットケーキは10分くらいで来ました。

ふわふわ系のホットケーキ。
生地にほんのり甘みを感じたので、ホットケーキとパンケーキの中間のような感じかな。

店主さんもとても感じがよく、忙しくて大変なのにちゃんと向き合ってくれる、そんな印象の素敵な女性。
フルーツサンドや珈琲だけでなく、店主さんのお人柄も人気の秘密かな。




中世ヨーロッパ風☆騎士道 珈琲館&サルーン(新宿御苑前)

2020年02月05日 | 新宿近辺

昨年11月末、目黒での「オープンしなけん」の帰りに五反田のグリルエフでランチ、
最後にかねてより気になっていた純喫茶へ行きました。

※オープンしなけん・・普段は一般公開されていない歴史的建造物等を所有者・関係者のご厚意により特別公開していただける1日限りのイベント。


騎士道 珈琲館&サルーン




外観はごく普通の喫茶店なのですが・・・
(普通とはいえ、レトロ好きにはたまらない斜め入口・斜めドア)

中がすごい!!




入口には騎士。



ここの造りもわざわざオシャレ。



よく見るとレジにはこけし笑
何故かそこだけ和風。

この画像気に入ったのでもう一回。




2階もあるようです。


座った席からの風景。









このシャンデリアと天井の装飾が素晴らしい。

そしてカウンター天井の造り!厚みのあるアールを描いた造りがすごい。



迫力を感じます。


カウンターの椅子もレトロかわいいんですよね~




化粧室は使ってないけど、壁紙が店内と同じ模様で色違い。


座った席の壁一面にはお城の絵。

※撮影はお客さんがいなくなった瞬間(ほんの10分くらい)に許可をいただきました。


友人はいちごジュースを、私はアイスコーヒー。
一緒にお花が出てきました。

外観からは想像もつかない中世ヨーロッパ風の内装、ゴージャス喫茶でした!

入店した時は満席で忙しそうに「ここで待っててね」とカウンターに通されましたが
お客さんがぽつぽつ帰り始めると、お城絵の席に案内してくれました。
マスターもママさんも気さくです。
「なんだかインスタ映えらしくてねぇ~」とおっしゃってました^^;
まだまだお元気そうで安心です!