江戸時代の知覧は薩摩藩の武家集落があり、鹿児島に武士団を集中させることなく分散して統治する薩摩藩の外城の一つでした。
知覧特攻平和会館から車で5分程の所に「薩摩の小京都」と呼ばれている17・18世紀からの街並みがありました。
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折れ曲がった本馬場通りに沿って、石垣と生垣に囲まれて武家屋敷が並び、それぞれの屋敷には琉球の流れを汲む様式の美しい庭園があり、景観の美しさと今も住み継がれている貴重な街並みが「重要伝統的建造物保存地区」に指定されています。
7つの庭園に入れる共通券(500円)が地域入口の5箇所の取扱所で販売されています。
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整然と刈り込まれた生垣の中にはお茶の木もありました。
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屋敷の入り口は屋敷内が見えないようにする屏風岩や、魔よけの石碑(沖縄では「石敢當」)があり、琉球貿易が盛んだったため琉球の影響を受けているのだそうです。
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ほとんどの庭園はこのような枯山水式です。
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ここは唯一池泉式の庭園でした。
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森重堅(もりしげみつ)家で、住居は1741(寛保元)年に建てられたもの。森家は格式の高い重臣で、領主の館に最も近く、領主がよく遊びに来ていたため、造りも特別になっているそうです。