大谷翔平選手の活躍、井上尚弥選手の活躍・・・天才達の素晴らしいパフォーマンスが
私達を元気にし、勇気づけます・・・スポーツの持つ偉大な力です
なぜ、自分にとって赤の他人の彼等に、ここまでの思い入れができるのでしょう
感情移入にも色々あります
自分に似た境遇の人間には人は感情移入しやすいです
でも、スポーツ界のヒーローは自分とは似ても似つかぬ存在です
それなのに、我が子のように、その動静が気になる、密かに誇りに思う・・・
人間にはヒーローへの憧れがあるのでしょう
若者のような夢を持てなくなった中年男にも、心をときめかせる夢を与えてくれるのです
けして感情移入しているわけではないし、そもそも、そんなことはできません
まったく自分とはかけ離れた存在であることを自覚しつつ、応援しているのです
子供だったら、スポーツ選手に感動すれば、将来そうなりたいと思うものです
年齢を重ねると、そうした感情は薄れ、プレイやゲームを娯楽として楽しむようになります
ただし、スポーツ観戦は、多くの場合、私には退屈です
日本代表が戦う国際大会みたいなものしか夢中になれません・・・その要因は私の愛国心です
おそらく大谷翔平選手も井上尚弥選手も私の愛国心を刺激するのでしょう
国と民族を思う気持ちは、隠しても隠しきれない強い感情です
これがスポーツでは顕著に現れるのです
この気持ちが無ければ、ここまでスポーツに夢中になれないかもしれません