宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

9月に観たテレビ番組

2020年09月30日 | テレビ・ラジオ・映画など
9月の観たテレビ番組として書いておきたいものは、NHKEテレのこの二つ。

「B面ベイビー! ナイツ・塙宣之が語りたい”YMOとテクノの時代”」
「Eテレ プレーバック 土曜ソリトンーSIDE・Bー「坂本龍一スペシャル」」

YMOファンのNHK関係者が現役引退前に?がんばったのだろうか?

私は塙氏よりもだいぶ年上だけど、後追いの人なので、YMO初期の映像とかすごく嬉しい。
糸井重里さん司会の「YOU」、私もDVD出してくれたら1万円で買う(と塙氏が言っていた)。
YMO出演回だけでもまとめて再放送してくれないかなぁー
80年代初期の東京カルチャーについてもまたやってほしい。

土曜ソリトンSIDE・B「坂本龍一スペシャル」は1995年放送のもの。
こちらは当時ビデオに録画して観たんだと思う。会話の一言一句、高野寛さんのはにかんだ表情から、緒川たまきさんの鈴の音のような笑い声、微妙な間合いまで「そうそうこうだった」と覚えている・・・
その中に、カラオケ体験の話題があり、その後カラオケにハマりましたかという質問で、坂本さんが「その、本当はORIGINAL LOVEとかをね、シングルで買ってきて、歌を練習して、練習の成果を披露したいところなんですが(笑)、そういう時間もないし・・・」と言っている。
や、この会話の流れ、坂本さんの口調も覚えてたんだけど、ORIGINAL LOVEと言っていたのだとは初めて知った。当時の自分には未知の単語だったのだった。
これは四半世紀を経ての発見であった。
って、当時のORIGINAL LOVEってそういう存在だったのね。高野さんとの共作があるから名前出したのかな? つーか、当時の自分、なぜ知らなかったのかつくづく不思議。まさに「月の裏」にいた??

と明日の中秋の名月に掛けて「月の裏で会いましょう」で終わってみた。

宇宙!(補遺)

2020年09月30日 | 
NHKラジオ講座テキスト「まいにちロシア語」で連載していた野口聡一さんのコラムで、最終回にあったフレーズを、勉強も兼ねて、今、自分の気持ちとして書き写しておこう。

「打ち上げの成功、順調な宇宙飛行、そしてスムーズな軟着陸を祈ります!」
Я желаю вам успешного старта и благополучного полёта . А также мягкой посадки!

「スムーズな軟着陸」=soft landing は、ロシア語でも「やわらかな着地」=мягкая посадка (みゃーふかや ぱさーとか)なのですね。ロシア語の「軟らかい」=мягкий(男性形は「みゃーふきー」)、好きな単語なのだ。ロシアのソユーズ宇宙船は、着地(陸地に)も着水(水面に)もできるのが、他の宇宙船にはないところなのだそうだ。。

このコラム、ロシアらしいところの紹介とか、とても面白かったのだけど、本当に宇宙飛行士に興味を持つ人が食いつくであろう宇宙船内部とかロケットとかのことになると、読むのがおっくうになることがあった。
分かりやすく興味を引くように書いてくれているので、読んでしまえば面白いんだけど。

そういう点で、矢野さんとの対談という形の『宇宙に行くことは地球を知ること』は、感覚の話から始まって、全体に私のような者にもすっとなじむ内容、構成になっていて、あらたな宇宙ファン(まではいかなくても、以前よりも身近に感じられるようになる人)が増えるよう、よく考えられているなぁと思う。

無重力への慣れについて、時差を例に話をされていたところで、時差といえば矢野さんの「東京は夜の7時」だけど、矢野さんはそういえば、ずーっと前から「こことは違う場所」に思いを馳せていたのだなーと思った。「電話線」も、どんな遠いところでもつながっているという感覚だし。
そう思うと、宇宙への興味は全然突飛なことではなくて、昔から持ち続けていた感覚が、解像度を増して、具体的な「宇宙」にぴったりフィットした、という感じ、なのかなー

というわけで、すごくいい本だと思うし、私はファンなので矢野さん個人の話も嬉しいが、一般的な読者層に向けてはどうなのだろうと思ったりしないでも・・・ないけど、どうなのかな?

9月に読んだ本

2020年09月29日 | 
9月の読書の備忘録として、もう2冊書いておこう。

『シングルファーザーの年下彼氏の子ども2人と格闘しまくって考えた「家族とは何なのか」問題』(花田菜々子 河出書房新社)

前著『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』は、覚え書きノートを見ると2年前の9月に読んでいた。
図書館にあったので借りてみたのだけど、思いのほかおもしろく感銘を受けたのだった。
が、なんで、どう感銘を受けたのだったかがもう覚えてない・・・
本や他人や自分の気持ちに対する誠実な向き合い方っていうところかなぁ・・・
やっぱりちょっとでも感想を書いたりしておかないと忘れてしまうな。

で、前著がおもしろかった記憶があるので、今回の新作も書店で見て気になっていたのだが、ん、本の話ではない?私生活の話かーと、即買いするには至らずそのままになっていた。
が、幸いこの本も図書館に入っているのを見つけ、喜んで読んでみて、うん、やっぱり良かった。

家族ということじゃなくても、子どもとの関わりは難しい。何が正解か分からないし、自分がその子だったらどう思うと考え出すとますます悩む。
で、子どもとも彼氏とも、既成の「こうあるべき関係」にあてはめようとするんじゃなくて、ひとつひとつ、お互いの個性や感情を大切にしながら、関係をつくっていっている。
つくりあげていきたいと思う相手と家族になっていくんだなぁー
あくまでまったく個人的な事柄を書いてるんだけど、そこに普遍性がある、というのが好きなところかなーうまく書けないけど。

もう1冊は
『ドン・キホーテ 笑う!』(鴻上尚史 論創社)
鴻上さんの著作の中でいちばん売れていないというドン・キホーテシリーズ。
去年は新宿の紀伊國屋書店で買ったものの、今年はまったく忘れていたのだが、たまたま見た書店の棚にあったのである。
人気らしい『ほがらか人生相談』の隣にあったので、今回一緒に仕入れてみようかと思ったのかも。

週刊誌連載の時評コラムはやっぱり「足が早い(腐りやすい)」というイメージがあって、鴻上さんのでなくても、買うのをためらう向きはあると思う。
私は中野翠さんのコラム集は毎年買っているけれど、あれも文庫ではもう出なくなってしまったし。
それでも、中野さんの本は、毎年、年末に出るので、その年を振り返るという意味で買う習慣にしている人は私以外にもいると思う。
鴻上さんの本も、夏じゃなくて、年末か年度末の発売ならまた違ってくるかも。
あとやっぱり営業力かなぁ・・・書店で見かけるというのが大切なのよね・・・『ロンドン・デイズ』も買いたいと去年思っていたことを、思い出した。見かけないからあきらめてしまうのよね・・・

と書きながら、営業力とか言っても、書店に行かない人には関係ないね・・・と思う。

宇宙!

2020年09月29日 | 
もう四半世紀くらい前!?の本だけど、『本の雑誌』での連載をまとめた『発作的座談会』(椎名誠、沢野ひとし、木村晋介、目黒孝二)という本があって、好きだった。
文字通り、4人が雑多な話題についてあれこれ座談している。
本はもう手元にはなく、記憶はおぼろなのだけれど、その中で、「月に行ってみたいか」という話題があり、SF好き椎名さん、目黒さんが「絶対行ってみたい!」「だって地球が見られるんだぜ」と言うのに対して、沢野さん、木村さんは「ふーん・・・(まったく興味なし)」という感じだったのが、妙に記憶に残っている。
世の中かように、宇宙に対する興味は、ある人はすごくあるし、無い人はまったくないように思われる。
私はといえば、SFは苦手だし、はっきりと沢野さん木村さん側なんだけど、SF好き、天文好き、宇宙好きという人に対して、そういうものに興味が持てるっていいなぁーと憧れる気持ちも、ある。複雑だ。

さてさて、何が言いたいのかというと、そういう私なので、宇宙に関する本もほぼ自分から手に取ることなどないのだけど(あっ宇宙飛行士向井千秋さんの旦那様、向井万起男さんの著書は読んでいた。でも関心はもっぱら宇宙以外だったな・・・)、これはやはり買わなくては。そして読みました!

『宇宙に行くことは地球を知ること 「宇宙新時代」を生きる』(野口聡一 矢野顕子 取材・文 林公代 光文社新書)

図らずも、本日、野口さんが搭乗するスペースX社の新型宇宙船「クルードラゴン」の打ち上げが10月31日に決まったというニュースが。この本を読んでなかったら「ふーん・・・」で終わるところだった。
(テスト機の打ち上げについてはそういえば矢野さんのツイッターで見たと思うけど、まさに「ふーん・・・(興味なし)」だった(^^;)
この本の出版時期もそういうタイミングをはかってのことだったのね。

個人的に読んでいちばん思ったのは「言葉の力」。
宇宙での体や心の感じ方、死と隣り合わせているという感覚、闇の世界、そんな中で生物としての地球が持つ圧倒的な存在感・・・映像を見ても感じられる人は感じられるのだろうけれど、私は本を読んではじめて、何か、こう、具体的にリアルな感覚として「なるほどそういうものなのか」と分かった気がする。
野口さんや、全体をまとめておられる林さんは、宇宙のことを子供たちにも伝える機会も多いからだろうか、すごく分かりやすく読みやすく、一読してすっと頭に入る。すごいなぁ。

宇宙の始まりと神についての話はリスキーだと思ったけど、実際信仰を持っている人にとっては気になることだ。うまくまとめてあるなぁと思った。

宇宙飛行士の当事者研究というのも、文系人間(だからかなんでか)で、やっぱり個々の学問分野よりも携わる人間そのもののほうがいつも気になってしまう私には、興味深かった。

蛇足というか気にするところでもないんだろうけど、民間宇宙船の初号機には日本人宇宙飛行士を乗せたいと、JAXAがアメリカ、ロシアなどの宇宙機関に長年にわたって要求していたとあって、なるほどなんというかそういう政治的な働きかけってやっぱりあるのね、と思った。

野口さんに関して、NHKラジオ講座テキスト「まいにちロシア語」で連載しておられたのを思い出した。
「ガヴァリート・コスモス!~宇宙への道はロシアから~」と題して2017年4月から2019年3月まで。
当時は宇宙食とか興味ある回しかちゃんと読んでなかった(^^;
テキストを買ってなかった時期もあるので全部じゃないけど、読み直している。
ロシア語またちょっとやる気になった(^^;

関係ないんだけど、野口さんは紅白で木村拓哉さんと肩を組んでいた印象があって、キムタクと同年齢と思い込んでいたのだった...

「配心」を受け取る

2020年09月24日 | 音楽
京都音楽博覧会2020 オンライン「配心」を観る。
ウェブサイト
https://kyotoonpaku.net/2020/
残念なことに、配信日20日は後半40分くらいをようやく観ることができ、その後も少々忙しく、ちょこっとずつ観たりして、本日ようやく観終わったのであった。

ライブを直接配信という形ではなく、予め収録編集した「作品」だったのが、こうした状況の私には、かえってありがたく、よかった。

私はそんなにくるりのディープなファンとかではないんだけれど、なぜか聴き入ってしまう。いいなあと思う。
画面的にも、みなさんイケメンを売りにしているわけではないのに、じーっと見入ってしまう。
ゲスな話ですみませんが、テレビの芸能ゴシップの話題で「女性はイケメンよりもクリエイティブな男性を選ぶ」と言っていたのを思い出す。遺伝子を残せる可能性が高いからってことでなるほど。

会場の「拾得」の雰囲気、ライティング、カメラワークがすばらしいというのももちろんある。
ああいう色合いが出せる場所って今あまりないような気がする。

くるりもそうなんだけど、今回初めての出演「岸田繁楽団」を観ながら、自分が中学生の頃の吹奏楽部から始まって、その後も、高校、大学と音楽系の部活、サークルに対して抱いていた感情を思い出す。
楽器で他の人たちと一緒にひとつのことができるっていいなぁー

岸田繁楽団、なんだかハーメルンの笛吹き(あれは一人だけでやってるのか)みたいな感じで、やってきた人が、どこか見たことないところへ連れて行かれるような感じがあって、おもしろそうー

そうそう、こことは違うところへ行ける感じというのが、音楽の力なんだなー。

岸田繁楽団でTHE BOOMの「島唄」を歌っていたのを見て、あ、何か繋がった、という感じがあった。岸田さんが十代の頃のリリースだったでしょうか。沖縄とかブラジルとか、思えばTHE BOOMは普通にテレビの歌番組を観ている小中高校生たちに「こことは違うところ」に思いを馳せるきっかけも与えていたんだなー、と今更ながらバンドの功績について思ったり。

今更ながらといえば、今回はじめてあの音博のロゴは「京」の字をかたどっていたのか、と気づいたように思う。今までこれほどまじまじ見たことがなかったので、なんかウサギみたいなもんという認識しかなかったのだった(^^;

梅小路公園の開催ではなかったけれど、逆に私はオンラインだからこそ参加できたという感もあるし、開催の意義は十二分にあったと思う。
これからもくるり(岸田繁楽団)の活動には注目だ。

蛇足のようだけど、
録画で残してあった2017年の「ボクらの時代」で妻夫木、奥田の両氏と鼎談する岸田さんを見ながらふと
「漫画家のヤマザキマリさんに似ている」
と思う。
ネットで画像検索すると、うーん、似てない・・・が、中に1・2枚似ている写真もあるのだ。
なんだろう。表情かな。

あ、そうそう、「配心」と漢字を変えて使われていたために、かえってもともとの「配信」という言葉が意味深に思えてきた。「信」は「伝えるもの、手紙」という意味らしいけど、そこにbelieveの意味も掛かっているって不思議だなー。

ごちゃまぜ長い日記

2020年09月11日 | 日常の記録
9月10日 私は休日
気温が下がって過ごしやすくなり、個人的に「今日から秋」と認定する。
矢野顕子さんの「ちいさい秋みつけた」「夏の終り」「夏が終る」を聴く。
ブルーノートでのライブが懐かしくなり「荒野の呼び声ー東京録音ー」もちょっと聴く。
ちょっとでも音源化されててよかった。
が、ライブでまた聴きたいものですなー

8月からの読みかけ本2冊読了。
『パリの砂漠、東京の蜃気楼』(金原ひとみ 集英社)
金原さんの小説は読んだことがなかったのだけど、この本については新聞の書評でみかけて、ぜひ読んでみたいと思ったのだった。
私には金原さんのような資質は全く無く、基本的にのほほんと生きているのだが、そういう読者にも届く誠実で的確な言葉に好感を持った。
小説(言葉)と音楽(ライブ)に救われているというのが、ファッションで言っているのではなく、ほんとうだと分かる。

まったく関係ないのだけど、椎名林檎さんのアルバム『三毒史』にある「TOKYO」という曲を聴いた時と同じ感触を持った。こちらも、私自身にはまったくこういう東京観は無いのだけど、荒涼とした風が身体の中を吹き抜けるような感覚が、とてもリアルなものに思われる。

もう一冊は
『旅のつばくろ』(沢木耕太郎 新潮社)
「JR東日本車内誌『トランヴェール』の好評連載が待望の単行本化!」
ということで、私は去年までの数年間、新幹線の車内で「トランヴェール」を読むのを結構楽しみにしていて、この連載にも親しみを持っていたのだった。
他の時だったら買わなかったかもしれないけど、当面JR東日本管轄内には行けそうにないし、旅行の代わりにと思って。
もっともっと若い時からたくさん旅に出ていればよかったと悔やみながらも、これからも「今が、時だ」と思えるさ、と気を取り直していた中年期の私だったのだが。
まー今のうちに本での旅をしておくかー

この2冊を書いたら、その前に読んだ『深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと』(スズキナオ スタンドブックス)の書名も書いておきたい。
これも他の時だったら買わなかったかもしれないんだけど、これも新聞の書評で見て気になっていて、岸政彦氏の推薦文もあるし、と思って思い切って。
おもしろかった!好きだー。

長くなってきたが、まだ1日が終わらない。
前から録画していながら、途中で視聴が止まっていたNHKEテレ『旅するスペイン語』の最後の3回分を観る。旅人はシシド・カフカさん。旅先はアルゼンチン、前半はブエノスアイレス、後半は北部に移動。このシリーズ、いいんですよー。カフカさんは結構スペイン語が堪能なので、視聴者はその分、気楽に画面を観られるという良さがある。

そしてそして
夜8時からは東京スカパラダイスオーケストラ オンラインライブ「PARADISKAFE」を観る!
皿洗いとか大急ぎで済ませてなんとかオンタイムに間に合う。
日常生活の中で非日常に跳躍しないといけないところが、こういうストリーミングライブの難しいところですな。
内容は言うまでもなくすばらしかった!!です。
本気の攻めてるセットリスト。
(翌日PLAYLISTにてセットリスト公開というのも良い。後で運転中に聴こうっと)
GAMOさんの「いちばん盛り上がってる家はどこだ~」で、通勤帰りの電車内でiPadとかで観ている人がいるかもーと言っていて、わ、なんかうっかりイヤホン外れちゃって、周囲の人たちも気づいて、車内のみんなでにこにこ踊り出しちゃったりしたら楽しいな、などと映画的展開を夢見てしまった。
仮面ライダーセイバーの主題歌とエンディング、どっちもよかったー。
Alexandrosの人、声質とか歌の世界に合ってるー。それにしても長身小顔だなー(またこの感想(^^;)

「国境の北、オーロラの果て」について、この曲にまつわる記憶が更新されつつあるみたいなことを川上さんが以前どこかで書いていたように思うのだけれど(微妙な言い回しが記憶できず)、こうやってまた、新たな思い出がつくられていくのだろうな、などと思ったり。更新と言っても、消えてしまうわけではなくて、レイヤーのように重なっていて、その時によって最上面に来る記憶は違うというイメージ。

見逃し配信が17日までというのもありがたい!

おっと、この流れでは Muchas gracias!! と書かねばなるまい。
スペイン語圏の人はストリーミングライブは観られないのかな・・・

9月7日は

2020年09月07日 | テレビ・ラジオ・映画など
NHKBSプレミアムで放送中の三田佳子さん主演ドラマ『すぐ死ぬんだから』
録画しておいた第2回、第3回を観る。

第3回の予告を先に見てしまって、残念、知らなかったら第2回の衝撃度が増したのに、とちょっと思ったので、未見の方には以下の感想にはネタバレが含まれていますと一応断り書きを。

三田佳子さん演じる主人公ハナは78歳、私の母親も似たような年齢なので、子供たちとの関係とか、非常に親近感を覚える。この家は姉と弟で、うちは上が兄なので多少違うけど。
演じる松下由樹さんと村杉蝉之介さんもリアリティありありで、演技がうまいのと脚本がいいのとが重なってるからなんでしょうねー。他の役者さんも皆さん良くて、一見話の筋に関係ないような部分も、丁寧に描かれてるのがいいな。
暑くて他に何もする気にならんわということで、じっくりしたドラマを観るにはかえって良い時期なのかもとも思ったりして。

さて、亡くなった夫に別の家庭と隠し子がという展開だが、おしどり夫婦だったらやっぱりショックだろうし、跡継ぎ息子の反応(台詞)もなるほどと思う。
しかし、私だったら嬉しいな。うちは孫もおらず血統が絶えるので、隠し子でもなんでも血を分けた者がいたらいいなと思うのだが、いっこうに現れる気配がなく残念だ。

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ふと村杉蝉之介さんの名前で検索したら、あら9月7日がお誕生日だったのね。
スカパラ北原さんと同じだ。と、並べてみるとなんとなく共通項あるなぁー

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村杉さん演じる息子の嫁役が安藤玉恵さんで、この嫁がまた独特で良いのだが、それとは関係なく。
北日本新聞に掲載されていた安藤さんのエッセイで、とんかつ屋を営む安藤さんのお父さんが、NHKラジオの語学講座を仕事中によく聴いていて、専門に勉強してるわけじゃないけど耳で覚えて、外国人のお客さんとの会話もこなしているというのを読んで、なんだかいいなぁーと思った、という記憶を書いておきたかった。
(紙面が手元にないので詳細違うかもしれないけど、大体合っているはず)

9月3日は

2020年09月03日 | テレビ・ラジオ・映画など
9月3日はドラえもんの誕生日だそうで。
乙女座生まれだったのね。

ということで、King Gnu 常田さんのファッションに憧れる少年(すみません....)の隣に配置。
最初期ドラえもんを真似して描いてみた。
ポーズもシンクロさせてみた、のだが。

ああ、貴重な1日をまるまる費やして、これ・・・
上手く描けず内心忸怩たるものがあるのだが、これも修業(?)
ま、自分のブログ内だからいいか。

ネットニュースを見て、ドラえもんといえば星野源さんだったか!と気づいたが、今はもう描く余力がない。
(以前なんどかトライしてみたのだが、どうも似ないし)

パソコンで描くよりは目の負担が少ないからよかったけど、疲れたー





再放送もおもしろい

2020年09月03日 | テレビ・ラジオ・映画など
うまく描けなくて残念無念でですが、せっかく描いたのでー
井上順さんのパナマ帽と三つ揃いスーツに絵心が刺激されてしまったのだな、たぶん・・・

「エール」スピンオフの週、この回も好きだった!
仲里依紗さんについて、作家の小林信彦さんが何度かコラムに書いていて(他には堀北真希さんなど)、私はよく知らなくて「ふーん...」という感じだったのだけど、分かった気がする。
このドラマのこの役は彼女以外考えられない(^^)/

「エール」9月14日から再開とのことで、嬉しい。楽しみ。