宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

1月下旬からの1か月

2024年02月22日 | 週報

1か月経ってしまい、とうとう「月報」になってしまったが、ここのところ読んだ本や観たテレビなど。

『自転しながら公転する』(山本文緒 新潮文庫)

途中でやめられず、まる1日かけて読み切る。

自分が主人公に近い年齢の頃は、こういうリアルな話は避けて読まなかったのだが、今や、どの登場人物のことも「分かる分かる」と思い、客観的に読める。その分、小説としてのすごさもよく分かって感服しきりであった。後からつけたされたというプロローグとエピローグは作者のサービス精神の表れかと。

テレビドラマ化もされたようで、それは観ていないけど、公式サイトのあらすじだけ見ると、恋も仕事もがんばりたいアラサー女子の日常というよくあるお話のようだけど、この小説はあらすじから受ける印象とは全然違う。どうしてかなと思うに、小説では、主人公が迷ったり行きつ戻りつしながら自分だけの答えを見つけていく過程が、本当に細やかに言葉で書き表されているからかな。それは映像では表せない、小説としての凄みだと思う。

同じころに『自分の意見で生きていこう 「正解」のない問題に答えを出せる4つのステップ』(ちきりん ダイヤモンド社)を読んでいて、ちょっと違うかもしれないけど、『自転…』はリアル生活での実践編のような感じもした。

…以上はちょっと前の話で記憶がおぼろげになってしまっていた。

ちょっとちきりんファンの私、『自分の時間を取り戻そう ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方』(ダイヤモンド社)も、すでに読んでいたか、以前はぱらぱらページをめくっただけだったか忘れたけど、とにかく最近通して読んだ。

「たった1つの考え方」とは、「生産性を高める」ということなのだけど、自分の資源(とくに時間)の希少さをひしと感じる今日この頃、考えさせられた。

最後の方にあった「好きなことであれば生産性をいくら上げてもイヤにならない(逆に、たとえば嫌いな仕事はダラダラやり過ごすことしかできない)」というのはなるほどーと思った。

-------------

テレビでは『不適切にもほどがある!』(TBS系)に、ちょっとはまっている。

このドラマに出ている吉田羊さんは、NHK大河ドラマ『光る君へ』にも出演していて、録画などで続けて観ると混乱してくる^^;

いろいろ書きたいのだが、時間がなくなったので次回。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿