宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

ロシア語2年生

2011年03月31日 | にわかロシア語
明日から4月、NHKの新講座ももう始まっている! ということで取り急ぎ。

ロシア語を始めて1年が経った。
基本文法は一応ひととおり理解したので、次は、スムーズに理解・活用できるように練習練習、というところか。
未知の単語も、前よりも、自分にくっつきやすくなってきたような気がする。(ヘンな表現ですが)

後半ややたまっていたラジオ講座の録音と、テレビ講座の録画は先日消化した。
『テレビでロシア語』は第23課のみ見逃してしまったので、次のためにここに書いて覚えておこう。
この「シベリア4都市紀行」シリーズは、あらためて再々々々放送(!?)に足る良質な番組だと思った。
話題が多岐に渡っていて知的好奇心が刺激されるところが良い。
「ジーマといっしょにサバイバル単語」コーナーのセンスも好きだった^^

NHKラジオ『まいにちロシア語』「気軽に話そう単語から始める基本編」は、後期の再放送も完走した。後半忘れていたところもあったので、2回やるというのは大切かも?
『アンコールまいにちロシア語』は、基本編の次のステップとしてとても役立った。
中級編は、一見「基本編でもうやったよ」という気になりがちなのだけど、いくつかの文法事項について、あらためて注意してみることによって、「わかる」から「できる」に近づいたような気がする。でも、もう1回復習しないとなぁ・・・
実践編は、放送時はただ聴いていただけだったので、録りためた分を、もう1回聴いて、覚えるべきところを覚えたいと思う。

個人的には初めてのロシア語講座ということもあって、前の形式にどっぷりはまっていたので、今期のテキストには、やや違和感が。
でもそのうち慣れるでしょう。
筆記体はあまり練習していなかったのでちゃんとやらねば。
本日は「ニュースがわかる・応用編」を聴いたのだが、まるっきり分からずがっかりorz
文章をじっくり読み取ろうとしてもすごく難しく感じる。
続ければなんとかなるかしら~。

ともあれ、今年も続けるぞという決意を記して、この項終わり。

今までどおり

2011年03月24日 | 日常の記録
もともと気まぐれに更新しているブログなので、言い訳なんてどうでもいいようなことだけれど、やはり、大地震の報道に接して以来、無力感、不謹慎感があったのと、加えて、個人的に余裕がなかったこともあって(って自分のダラダラした性格が災いして締め切り仕事に遅れるーといった類で、たいしたことではないんですが)、更新しないでいた。

震災経験者でもなく、今回も直接被害がない身としては、うっかりしたことを書いてヒンシュクを買ったらイヤだなーというズルイ気持ちも、正直あった。
でも、いろんな方のブログに、普段どおりの生活を続けることの大切さが書かれていて、私もそれに共感している。
(あ、普段どおりといっても、今まで当たり前に思っていたことを考え直すとか、変えるべきことはもちろんあるんだけど、そういうことではなく)
多少のヒンシュクは浮世の活力、ということでお赦しいただいて、ここも普段どおりに続けたいと思う。

さて、そんなこんなで、NHK語学講座も新旧の変わり目ですが、自分に余裕がなくて、最後がちょっとぐだぐだになりつつあるなー。
「アンコールまいにちロシア語」も、録音して聴いていない分が数回たまってしまった。
1回15分なんだから、ためずにその日のうちにさっと聴く、をモットーにしていたのだが。
「テレビでロシア語」は、地震報道のため、2回分放送がなかった(はず。)
もちろん仕方のないことなので、どうと言うこともないんだけれど、他の語学講座も同じなのかな? ロシア語は、前期の再放送だし、来期も同じ再放送だから、このまま無しでもいいでしょうと思われているような気がしてならない・・・(ま、いいけど)

他言語も含めての今期の個人的総括と、来期の展望(?)はまた次回。
NHK語学講座のテキスト4月号はこれから買いに行く。

(付記)
・・・と書いていたのですが、本日3月24日の新聞テレビ欄を見たら「ロシア語(再)」の文字が。
確かめずに書いてすみませんでした<m(__)m>
(↑このパターン多いなぁ^^;今ウェブのNHK番組表をじーっと見たら確かにありました…)

学びへの動機づけを考える

2011年03月07日 | しつこく多言語
先日『街場のメディア論』(内田樹 光文社新書)を読んだことから、飛躍して、ふと、
「内田氏のブログ(http://blog.tatsuru.com/)で、英語教育について何か書いてなかったか?」と思い出す。
「英語」でブログ内検索すると、いくつか出てくる。
そのなかの、主に『英語嫌いを作る方法』『英語ができんが、何がいかんとや』を読んで我が意を得たりと思う。
乱暴に要約して、自分向けに解釈すると、
「(一部の)人は、学習するときに『得をするからやるのだ』と思うと、脳が萎縮してやる気が萎える」
ということだ。
この場合の「得」とはお金とか社会的地位とか、万人に分かりやすい報酬のことである。

学生時代に感じていたうっすらとした違和感の源が分かったこともさることながら、大人になってからも思い当たることがある。
自分でも不思議だったのだ。
外国語をいくつか、英語も含めて楽しく学習しているのだが、時々ふと「語学を生かしてキャリアアップ云々」といったフレーズが頭をよぎる。
具体的には、外国語を使う(世間体のよい)職業に就く、または、そのための資格として検定を受ける・・・といったことだが、そういうことを考え出したとたん、脳がフリーズするのが自分でも分かって、歯がゆいというか、ヘンな感じになるのだった。
でもそれは、脳の働きとしてはヘンなことではないらしい。

しかし、内田氏も「一部の子どもたち」と書いておられるように、上記の解釈が万人に当てはまるわけではない。
得をすることがはっきり分かっているからこそ、モチベーションが維持できて、嬉々として学べるという人もいるわけである。

こんなことを長々と書いているからには、私も「得したい」と思っているのである。告白すると勝間和代さんの『年収10倍アップの勉強法』という本もかつて買ったことがあるくらいである。
今おそるおそる(?)同書をひっぱりだして、ふいに発見したことは、
「この世には二種類の人間がいる」(あ、中野翠さんに同タイトルの著書があります^^)
それは、
「『得をする』と思うことが動機づけになる人と、拒絶理由になる人がいる」
勝間さんの本が人気なのは、「これを勉強すれば金になる」と言うだけでなく、そのことによって、自分の世界が広がり学ぶ喜びも得られるということを、合わせて語っているところだと思う。
行き着く先は同じ「学ぶ喜び」なのに、「お金(や他の得)」が、良いきっかけになる人と、逆に、それが邪魔になる人がいる。
どちらかというと、前者の人のほうが、世俗的な喜びも学びの喜びも一挙両得、文字通りお得な人に思える。
残念ながら自分はそうではないということを、もはや認めざるをえない。

しかしながら「得すること」がきっかけになる「学び」というのは、ごく限られているのではないか。外国語でいうと、「得にならない」国の言葉には、見向きもされないだろう。
「市場原理が支配する」とはそういうことなんだな。
なんだかいろいろくやしいなー。

かくなるうえは、いろんなことにおいて、ふとしたきっかけでなんだか分からないけど楽しくやっているうちに、世俗的な得もついてきた、というパターンに持ち込めないものか、と夢想している。
(夢想している間に、具体的に手を動かせって感じですが^^; 検定向けの勉強をしようかなーと思ったときによぎった気持ちを整理するためもあって書いてみたら、長文になりました・・・)

鍵盤楽器について

2011年03月02日 | しつこく多言語
パソコンのキーボードのことをフランス語では clavier と言う。
ということを今更ながら知った、と以前ここに書いた。

その後、ドイツ語で、ピアノのことを、Klavier と言う、ということを知った。
ふーん、ここから来ているのかなー。
そういえば、昔コマーシャルをやっていた電子ピアノの商品名は「クラヴィエ」じゃなくて「クラヴィア」だったかも。
そういえば、バッハの「平均律クラヴィーア」って、鍵盤楽器のための曲集ってことなんだね。「クラヴィーア」が何を意味する言葉なのか、全然気に留めていなかった^^;

ロシア語では「グランドピアノ」のことを рояль (ラヤーリ)と言う、というのを辞書で見て、うわー覚えにくい、でもどこからこの言葉が?と疑問に思っていた。
(アップライトピアノのことは「ピアニーナ」と言うらしい。これはすんなり納得)
ところが、今回、ウィキペディアの「ピアノ」の項を見ていたら、このрояль (ラヤーリ)は、フランス語の royal (綴りは英語も同じだが)から来ていると書いてあって、びっくり。なるほどねー。

そもそも、「ピアノ」も「鍵盤」もイタリア語起源らしいということが分かった。
思いがけず、鍵盤楽器の歴史と伝播について、勉強になった(?)
(しかし、イタリア語では、鍵盤楽器は clavier だけど、パソコンのキーボードとかは tastiera と言うらしい・・・イタリア語は分からないので、とりあえずgoogle翻訳に入れてみて得た知識だけど・・・)

イタリア語といえば、来期のNHK『テレビでイタリア語』、ナビゲーターが高橋克実さんということで、ちょっと興味があるのだった。
でも、役者としての克実さんはすばらしい!と近年個人的に絶賛中なのだけれど、語学番組は、たぶんどちらかというと「素」の雰囲気で出るのだろうなー・・・ どんな番組になるのだろう・・・