宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

年越しのテレビ

2009年12月31日 | テレビ・ラジオ・映画など
2009年年越しに見ていたテレビ番組はやはり「第60回(!)紅白歌合戦」~「ゆく年くる年」であった。

NHKの人の努力に水を差すようで悪いけれど、全体に舞台セットや演出が凝りすぎなのではなかろうか。
バックスクリーンにいろんなものが映し出されるのとか、その場で見てる分には遠くの席からも楽しめていいのかもしれないけど、テレビだと、なんだかうるさいし、切り替えが速くて疲れる。

また全体に舞台上の人数が多すぎるー(AKB48の人文字は面白かったけど)
どの人のステージもバックダンサーは半分くらいでいいんではないか。
素人(?)合唱団の面々がずらーっと結構アップで映るのも、知り合いじゃないこちらにとっては「勘弁してくれぇ」(出演者の方すみません)という気分になる。

いやどれもこれも視聴率回復のために一生懸命考えられた策だとは思うのだけれど(出演者を増やせばとりあえず関係者は見る)、やっぱり基本は出場歌手本体の魅力と、あと司会の力量(歌の前奏に重なる口上、歴代司会者はやっぱりうまかったんだなぁと実感)ではなかろうか。

とはいうものの、今回もっとも印象に残ったのは、紅白過剰演出の代名詞(?)、美川憲一と小林幸子だったんだけど。

『さそり座の女』インド・バージョンは、「よくぞ思いついた!」摩訶不思議なくどくどしさがぴったり。これ以上はなかなかないんじゃないかしら。

小林幸子の「衣装」も、これまでは、すごいとは思うけど、なんだかね…って感じだったけど、今回の、本人を模した巨大菩薩像(?NHKでは後日「メガ幸子」と呼んでいた)の手のひらで歌う小林幸子、万葉集のいにしえをテーマにした曲にも合ってるし、巨大化する必然性がちゃんとあるし、これまでで最高!と思った。

(両者とも最高の今回で打ち止めにしたほうが、とも思うけど)

後、ごく個人的には
ポルノグラフィティ
(毎年なぜか紅白でいいなーと思う。ああいうスタイルでありながら自己陶酔しないでちゃんと和み発言できるところがいいんだな(何言ったか忘れたけど))
aiko
(朝の連続テレビ小説主題歌っていうのもあるけど(結構好きなのだ)、お人形さんみたいなワンピースでかわいく見えた。本人30半ば?と思うとかわいいと言っていいのか迷うけど)

と、やっぱり氷川きよしはもはや老若男女が納得する紅白の顔。『ときめきのルンバ』赤いバラ付のあの衣装も紅白向きでいいんだよねー
あ、遊助も旬の人の勢いを感じた。そういうのってある。


えーとあと、スーザン・ボイルさん、噂で聞いていただけで You Tube も見てなかったんだけど、あの第一声には、やはり、はっとさせられた。なるほど。
映像で映ったお母さんがすごい美人だったので、母と娘の関係に勝手に想像力をかきたてられた(お母さんのことが大好きなだけに、無意識に自分を抑圧していたのかな?とか)その辺りのインタビューとかあったら読みたいな。

矢沢永吉登場は、yahoo のニュースで事前に見てしまったので、全然驚かなくて残念だった。知らないでふいに出会うって大切。
アリスのステージでの盛り上がりもそうだけど、今いちばん元気なのはいわゆる団塊の世代(とそのちょっと下)なんだなと、理屈でなく実感した。

(なので、うーむ、これまで紅白の熱心な視聴者であったであろう、それより上の人は、なんとなくしらけてしまわないかなー、紅白離れが進むのではないかと個人的に危惧)

さて、今回のジャニーズ事務所勢の攻勢(ごり押しっていうのか)も、芸能ミーハーでない、正しい視聴者には説明が難しいところだ。
(とりあえずうちの親に説明するのは難しい)
こども歌合戦でボーイ・ソプラノの男の子まで擁立していたのには驚いた。
注目の嵐登場で、相対的に古株SMAPにはさらに上の待遇をするっていう雰囲気も感じた。
…ああ、そこで、おそらく想定外だと思うけど「格好良くないキムタク」映像の数々について考察したいところだが、それはまた後述。
(↑「国民的いい男」の登場と継続を願う私としては、ガッカリなことなのである)

そうそう、今回も連続で白組が優勝だったけれど、それは今の審査員公募制だったら当然ではなかろうか。白組の誰かのファンという女性が圧倒的に多いのではないか。(男性の場合、なぜかアイドルおたくの人でもわざわざ審査員になろうとする人は少なそうな…)
…NHKの人も気づいていないはずはないと思うけど…

あ、今回「歌の力」というテーマソングがつくられ、その企画を聞いたときは「ああ…また空回りを」と思ったのだが、さすが世界の久石譲、いい曲でよかった。
(くどいようだけど、合唱団勢ぞろいはこのうたの披露のときだけでよかったのでは…)

…と、自分でもなぜ紅白についてこんなに長々と書いてしまうのか分からないけれど。
真の国民的歌番組への期待っていういうことかなー
ま、個人的に、後で読むと面白いってことでー。
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東京国際フォーラム12/27

2009年12月27日 | 音楽
Ryuichi Sakamoto Playing the Piano featuring Taeko Onuki を観る。(@東京国際フォーラム ホールC)
(チケットの表記はこうだけど、正式には人名含め全部小文字らしい…)

大貫妙子さま出演ということで、これはチケットを取らねばーと思ったのであった。
坂本さんのニュースレターで先行受付があったため無事チケットを取ることができた。
(と言っても、1-5列目席確約という1次受付は当然ながら(?)落選。1階だけどずっと後ろのほうの席だった。まぁオペラグラスで表情なども(照明が暗くて分かりにくかったけど)見えたので、よかった)

銀ぶらして、腹ごしらえにおそばを食べて(せいろ1枚で足りず、ついおかわりをしておなかいっぱいになってしまう、全然粋じゃない私であった)、比較的余裕をもって会場到着。
ホールCは木のちょっと重厚なつくりが落ち着く感じ。

以下箇条書き(というには、ひとつひとつの文章が長いが)

・開演直前照明が消されたとたん、子供の泣き叫ぶ声が。急に暗くなって怖かったんだねー。それが演奏が始まってからも続いたのが、やっぱりさすがに気になった。非常口の表示も消されたから出るに出られなかったのかなとも思ったけど…迷惑というよりも、子供がかわいそう。トラウマにならないといいけど。

・冒頭演奏は『out of noise』からいくつかと代表曲いくつか(忘れた) その間坂本さんはひとことも発さず。寝不足だったらうたたねしてしまいそうなところだけれど、淡々と落ち着く感じもあって、居心地は悪くなかった。

・が、大貫妙子さまが登場し、坂本さんと言葉を交わしたことで、一気に会場の雰囲気が和んだことは否めない。
大貫さまは黒のドレスで少女のようにかわいらしい。かわいらしいんだけれど、きりっと大人でもあって、ほんと不思議な方だ。
長年のつきあいらしいリラックスした会話に和む。
坂本さん曰く『大阪では夫婦漫才と言われて。(間)めおとじゃないんですけどね』って…ま、いいけど。

・大貫さまがうたった曲(曲順など正確な記憶ではなくてすみません)
『色彩都市』
前情報を入れてなかったので、この曲が始まったときは、やっぱりはっとしてすごく嬉しかった)
『懐かしい未来』
(NHKエコキャンペーン(だっけ?)の主題歌)
『Tango』
『この道』
(坂本さん曰く「山田耕作はほんといいですよね」私からすると「今頃日本唱歌に目覚めたか、遅いよ」という感もないではないが)
『突然の贈り物』
『風の道』
(大貫さま、歌詞が途中で飛んでしまい、そのままなかなか戻らなかった。大貫様にしてはすごく珍しいことなんではーでもこういうのもライブ感があっていいなーと思っていたら、後のMCで「鼻をすすっていらっしゃる音が聞こえたとたん、こみあげるものがあって…」と語っていた。
鼻をすすっていたというのは、言わずもがなだけど、風邪じゃなくて、この曲に重なる想いが溢れて泣いていたのだ。
ほんと、この曲は特に自分と重なる人が多いのだろうなーと思う。
そのMCを聞いてこちらも涙ぐんでしまった。)

・大貫さまの歌唱は、もしかしたら、若い頃と比べると音域が狭くなって、声を出しづらくなっているのかなと思ったけど、そこを、発声法とかほかのいろんなもので補って余りある、という感じで、素敵だった。やっぱり来てよかった。
いままでのメンバーでのライブは今年で終わりということで、音楽活動はあまりしなくなるのかなと心配していたのだけれど、来年は、他の人の曲をカヴァーするとかまたいろんな計画があるみたいで、楽しみ。
(よく把握できなかったんだけど、坂本さんの曲に詞をつけてうたうってことらしかった)

・大貫さまとの共演のあとまた坂本さんの演奏が何曲かあり、アンコールもたぶん2回くらいあって終了。
坂本さんはヨーロッパツアーの後ということもあって、だいぶお疲れのようだったが、(まとっていた鎧が、もう崩れ落ちそうみたいなことを言っていた)その、なんというか枯れかけた雰囲気(?)も悪くなかった。
わーっと熱狂というんじゃないし、好き好き!とうっとりするんでもないけれど、平常心でいられる良さっていうのかなー。

写真はコンサート後の東京国際フォーラム前(マスク姿が2009年ぽい?)
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さとがえるコンサート2009

2009年12月13日 | 音楽
矢野顕子さとがえるコンサート2009@NHKホール鑑賞の日である。
去年は行けなかったので、今年は万全の態勢で臨んだ。

…はずだったんだけど、おっかしいなー。

余裕があったので回り道したのがよくなかった。
私の脳内地図だと東急本店の横の道を曲がるとNHKホール手前の交差点に出るはずなのになー。
たぶん、渋谷って駅を基点に道が扇状に広がっていて、道同士が直角に交わってないからあらぬ方向に行ってしまうのだろうなーと考察。
(と、知っている人からするととんでもないことを書いているような気もしてきた…後でGoogleMAPで確認しよう…)

なぜかNHK放送センターの前に出てしまい、建物の内部をつっきれば近いのだが、そういうわけにもいかず、ぐるっと回って息をきらして駆け込むはめに…

とはいえ、今回は開場時刻を目指して来たので、45分後の開演には、まぁ余裕で着席できたのである。よかったよかった。

ロビーのお花を眺める余裕もあり。
くるりや宮崎駿氏、石川さゆりさん(律儀だなー)など。avex からの花があったのにはちょっと驚き。

今回の座席は前から9列目。中央ではないけれど、ピアノ側だから、私としてはかなりいい感じ。
オーケストラピットの席ってたぶんファンクラブ経由の席なのだろうなー。

さてさて、肝心のコンサート本番は、もちろん、すっばらしかった。

ドラムのジェイ・ベルローズ氏が、かちっとしたスーツ姿で登場したのがまず、新鮮だった。
ベースのジェニファー・コンドスさんは、DVDで見て、「素敵なひとだなー」と思っていたので、後のメンバー紹介で、矢野さんが「私もこんな大人の女性になりたい(笑)」と言っていたのに(笑)ながらも、うんうんとうなずいていたのであった。
矢野さんの今回の衣装はエプロンドレスというか巨大なよだれかけ?にジーンズ(前から見るとチュニックドレス?だけど後ろ姿はTシャツ)。髪型はふわふわボンバー(と書きながら、ボンバーってはて?なんだろう)。

CDの収録曲は、ライヴを聴くと、CDで再生する音はまとまりすぎておとなしい感じに思えてしまう。やっぱりライヴっていいなー。
収録曲じゃない、新しい曲の数々は、うう、1回きりではもう脳内再生できない…またどこかでやってほしいなー。
特に『まなべよ』という新曲が、怒涛のアンサンブルですごかった! これはいつかCDに入るよね。

正直言うと、CD『akiko』のサウンドは、決して私の好みではない、というか、即「好き好き!」となじむ感じではないのであった。
しかーし、この4人のカルテットには有無を言わさぬすばらしさがある。私の、これまで雑多な音を聴いてできた耳の、さらに先のクオリティを行っているのだなー、という感じ。
(うまく言えないけど…高校のとき聴いた『峠のわが家』も当初そんな感じだった。その前のテクノっぽいのは、「好き好き!」とすっとなじむ方)

マーク・リーボゥ氏のギターというのが、また、決して私の好きな音ではないのだが(と好みを言えるほどのもんでは全然ないのだが、誰だったかが渡辺香津美さんのギターを評して言っていた「軽薄でおしゃべり」なドライな感じのほうが好きなのである)、妙にクセになるのは、やっぱりうまいんだなー。
で、今回、あの、なーんか湿り気のある感傷的な音は、日本の70年代歌謡の世界によく合うのだー! という発見があった。
(オリジナル曲を私は知らないんだけど、いしだあゆみの『涙の中を歩いてる』と、これは別メンバーでCDに入ってるけど『ウナ・セラ・ディ東京』を演った)
というか、このメンバーでこういう曲をやろうと決める矢野さんがすごい。
これら歌謡曲の出自内容を、メンバーにどういうふうに説明したのかなーと想像すると面白い。

アンコールでは、矢野さんの髪型がストレートの姫カットになっていた。
そのときは気づかなかったのだけれど、後で、あの髪型も、デビューアルバムの頃を意識してのものだったのかなと思った。
アンコールは、『気球に乗って』と『ふなまち唄』と、両方ともデビューアルバムのものだったけど、聴いているときは全然そんなことは意識しなかったのだった。『気球に乗って』なんか、カントリー調っていうのかな?、全然違う雰囲気だったし。

ふと思ったのだが、80年代以降しばらく聴いてなくて、今回久しぶりにコンサートに足を運んでみたというひとだと、全然別物! とびっくりしてしまうのではなかろうか。
同年代のほかのアーチストの人だと、よくも悪くも、青春時代を懐かしむプラス変わらない演奏姿勢に私もまだまだと励まされる、というお客さんが多いような気がする。(よく分からないけれど)
しかーし、矢野さんの場合、よく見れば根本は全然変わってないんだけど、なんか、すごい進化を遂げて、さらにまだ進化の途上にある、って感じ?
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