日々、土器実測(仮)

発掘された遺物の図化作業メインのお仕事ブログのはずが、日々の徒然・スピ話ばっかりになっちゃってる日記。

性格ではなく

2011年09月03日 | Weblog
新聞に「発達障害」について、長期で連載がありました。
発達障害と云っても色んな症状があるのでひとくくりに出来ないものがありますが、一定の、顕著な傾向はあるなと思います。
私も自分にDNAレベルの欠陥と云うか障害があるのではとよく思うので、そう云った障害などの記事については結構真面目に読みますが、何処にでもいますが、いわゆる「困ったチャン」と云うくくりにされる人と云うのは性格のいい悪いではなく、程度の差はあれ、こう云った種類の障害では?と思ったりもします。
頑ななところがあればあるほど、その傾向があるのでは……。

環境によって性格や行動は影響を受けますが、それらは当然影響を受けた事によって変化した訳ですから、また変える事も可能なはずです。
でも、どう頑張っても変えられないもの、どれだけ根気強く話しても治らない事と云うのは、病的なものが原因ではないのでしょうか。

直ぐ思い浮かぶ人が2人います。
2人とも、出会った時点でもういい年で、今じゃ四捨五入したら60歳と云う人たちですが、何とも理解し難い言動をとる、いわゆる大人気ない困ったチャンです。
これに悪気があったら最悪と云うようなギョッとするような事を平気でやり、自分の言動が迷惑をかけていると云う自覚が皆無で、悪いのは全て周囲だと思っています。
問題が起きた時、本来なら最初に考えたり思い当たるであろう思考を全くしません。
と云うか、恐らく出来ないのだと思いますが、それが障害のなせる技と考えれば納得出来る点は多々あります。
逆に云うと、そうではければ怖いと云うか……。
薄々ですし何とは云えないけれど、前々から密かに、性格以前の病的な原因があるのじゃないかとは思っていたんですけどね。
勿論今だってハッキリそうだとは云えませんが。

陰と陽のような2人ですが、突き詰めると行きつくところは一緒とではと思います。
周囲の人は、単に性格の悪い人、変な人と思っていますが、色んな障害の事を知るにつれ、性格じゃなく障害では?と思えて来る事、結構あります。
ただそう考えだすと、生物学的に100%真っ当と云う人はいるのか?とも思わないでもありませんが、判断の基準はあるでしょうし、思い癖やそう云う事とは、恐らく明確に線引きは出来ると思います。

特に一緒に仕事をすると云う場合、迷惑を被ったりストレスの原因にもなる人たちですが、これも本人にコントロールの出来ない原因のなせる技と思えば、多少は気分も違って来ると思います。
私も自分自身の事を、ちょっと突き詰めて調べてみたくなって来ました。
多分、確実にどっか変だと思うので……。