夕焼け

急に家族に呼ばれて行ってみたら、凄い夕焼けだよと。

子供の頃には、こんな夕焼けを見ていたような気もするけれど、本当に凄い、窓に赤く反射した光が燃えているみたいな夕焼けだった。

悪い夢を見続けている気がする。
とても現実とは思えない。

朝起きたら、今とは違う現実、悪夢の前の日々に戻っている、そう思って目を開ける。
戻っている訳なんてないのに……。

毎日泣いて泣いて、目があいていないみたいに感じる。
本当に、時間が解決してくれるのか、時間が経たなければ分からない。

今ここにある現実は、ただ哀しい寂しい苦しい。
やっぱり悪い夢の真っ只中にいる、そんな風にしか思えない。

損得なしで

本当に、案じて支えになってくれている、と云う事が、とても身に染みています。
損得勘定なしの優しさや思いやりに、抗えない出来事の中にいても、なんとか立っていられる。

黙っていると涙しか出て来ないような今にあって、静かに、倒れないよう支えになってくれる人たちがいてくれる。

この先何年も、この哀しさは薄まらないかもしれないけれど、生きて行かなければ、と思います。