2月8日午後2時ごろ米海軍厚木基地北側の県道で、またまた部品落下事故が起きました。
落下事故を起こしたのは、EA6Bプラウラー電子戦機という米軍のジェット機です。落下した部品は、ジュラルミン製のパネル6枚ということで、最大で縦218センチ、横107センチとかなり大きな部品です。重さは重いもので数十キロとみられると報道されています。
幸いけが人は出ていませんが、部品の一部が走行中の車両にぶつかっています。一歩間違えば間違いなく人命にかかわる惨事になるところでした。
事故後、すぐ現地に駆けつけた方の話をお聞きすると、エンジンに鳥が飛び込むバードストライクを起こし、エンジン部分が破壊されたのではないかとのことでした。鳥が飛び込んだくらいでエンジンが破壊されるというのも、お粗末な話です。これは、正式な事故原因の発表を待たないと分かりませんが、 この話が本当だとすると、今回は着陸するときの事故だったので大事に至りませんでしたが、これが離陸のときに起きていたら、ジェット機が市街地に墜落するという大惨事を招いていたかもしれません。
あらためて、人口密集地の内陸に飛行場があることの不条理、非合理性を痛感します。
10日午前、厚木基地に抗議に行ってきます。また、そのあと防衛省、外務省にも抗議に行ってきます。
▲事故を起こした機種と同型の「EA6Bプラウラー電子戦機」