綾瀬市議・上田博之のあやせタウンWebニュース【ブログ版】

神奈川県綾瀬市政の動きを縦軸にしつつ、
横軸は四方八方に広がります。
綾瀬市会議員 上田博之(日本共産党)です。

◆基地被害の解消は、日米地位協定の見直しから~市主催の基地問題講演会で

2009年02月08日 | 平和○・憲法○・米軍基地×

  2月8日、市主催の「基地問題講演会」が開かれました。講師は、ジャーナリスト(沖縄大学客員教授)の前田哲男さんでした。
  お名前はかねがねお伺いしておりましたが、お話をお聞きするのははじめてです。

  今回の演題は「日米地位協定の視点から見た基地問題~基地問題の根源とアメリカ新政権の安保政策を考える~」です。

  要点は、
・オバマ新政権は、基本的にブッシュと変わらないで、在日米軍再編を進める維持と継続が基本。アメリカ側からのチェンジはない。
・それは、日本ほど一貫して気前のいい支援をしてくれる国はないから。
・しかし、日本側から、チェンジを求めれば、それをむげにはできないのがチェンジをかかげたオバマ政権。
・政権交代で外国軍が撤退する確率はこれまで80%(49ヶ国中40が撤退)だった。さて、日本にそのエネルギーはあるのか・・・。
  という感じです。

  アメリカと仲よくしながら、外国軍には出ていってもらうという、「駐留なき安保」という選択が、フィリピンです。これは日米安保条約はそのままで、地位協定をなくしてしまえばいいだけとのこと。

  しかし当面はドイツのように、「国内法優位原則」になるように日米地位協定を改定することが必要との見解でした。

  大部分のところで共感できるお話です。ただ、日本の民主党に期待を寄せすぎているような・・・。いや、あれは、そのチェンジの力を出せない民主党を揶揄しているのか・・・。なにしろ、民主党の中心部分には、自民党より右寄りの方が多いのですから・・・。

ブログランキング・にほんブログ村へ ←ブログ村ランキングに参加中! さて今何位でしょうか??
                         また、他の議員の方のブログをご覧になりたいときもクリックしてください。
 


コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ◆景気は拡大しても労働者の給... | トップ | ◆基地被害の解消は、日米地位... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

平和○・憲法○・米軍基地×」カテゴリの最新記事