たわ言

思いつくまま

とんぼつり

2010-07-31 15:22:12 | 日記
31日(土曜) のち
 6時に畑へ、何人かそろう。 夕立があったりして、水分が供給されたのか、胡瓜やアスパラは急に太り大きく伸びている。
 今日でラジオ体操は終りらしい、一週間か。 昔はもっと長かった気がしているけど。
 行きは急ぐが帰りは、上級生のあとを付いて行き、色んな遊びごとを教えてもらった。トンボ釣り、まず、石に糸をくくりつけ空に放り投げ、餌かと思って飛んできたとんぼが糸に絡み付いて落ちてきたのを取る。ほかにもトンボを捕っておとりとする、それを糸でくくって竿の先につけて廻しながら飛んできて絡みつくのを捕る。オニヤンマが捕れれば、初めてガキどもから認められる。オニヤンマをつぎつぎと捕れるのはヒローで、あこがれの存在だった。「トンボ釣り」っていう言葉も、今の子は知らないのではないか。俳句や川柳の世界の言葉になってしまった。
  とんぼつり 今日はどこまで いったやら  加賀の千代 の句である。
 そういうトンボも見かけなくなってしまった。シオカラトンボ、ムカシトンボ、ギンヤンマ、オニヤンマ、夕方集まってくる通称蚊取トンボのヤブヤンマ、黒っぽい羽のカワトンボ、それに、触覚のあるカゲロウの仲間、胴の真ん中が黄色い帯のコシアキトンボなど、
 現在畑のまわりの田んぼで見られるのはアキアカネだけになってしまった。
 チョウチョウは男の子でも女の子でも捕るが、トンボ捕りは男の子の遊び、今でも変わっていない。 
 真っ黒になって走り回っていた夏休みの光景を追想しながら、 この暑さにうだっている己が姿  浄土も近いなー。     まいる
 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

百年前の公文書

2010-07-29 20:10:15 | 日記
29日  降ったり止んだり
 朝起きていざ畑へと思ったら雨、寝なおす。
 どうせならと県立図書情報舘へ、明治20年代の県の行政文書『寺院名鑑』を読む、午後も行政文書、先日に明治12年のを見ていたので。明治24年の『寺院明細帳』を見る。 各寺院が書いて、郡役所が副申を添えて県に提出したものを綴ったものだ。午後のはマイクロフイルムで読む量ははかどるが、目が疲れる。
 いづれも達筆の人、私のような不味い字もある。活字を読むより、伝わってくるものがちがう。
 午後には収穫があまりなかった。 魚釣りといっしょ、ねらい目を定めていくが、そんなに目指す文書はおいそれと、出てこない。 承知の上で当ってみている。 時には思わぬ収穫もある。 折をみてまた行くか。 『大日本仏教全書』132巻を借りて帰る。明治45年刊の本だけど、読み応えがある。 明日からガンバル。    まいる
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏休み

2010-07-28 16:56:08 | 日記
28日 
 ラジオ体操の時期である。 町内に子供が少なくなったせいか、 自転車で一人で乗っていって、連れ立って行く姿が見られなくなったし、道草で時間をつぶす子もいない。
 だが、孫に電話すると、ラジオ体操って知らんという。  一般的にどうなっているのだろう。

 昨日、蝉が鳴かないと書いたけど、今朝の夜明けとともに一斉に鳴きだした。クマゼミである。 私たちの子供の頃主力だったニイニイゼミは全く見かけなくなったし、油蝉もときより見るだけになってしまった。
 昔はヒグラシは山際にメチャクチャいて、カナカナと呼んで、日が暮れるのに桑畑で殻を脱ぐのを見ていたものだ。

 ハルゼミは里山で声を聞くだけ、ツクツクボウシは鳴き声がするが、なかなか取れなくて宝物だった。 田舎では一番遅い蝉だが、長崎では8月始めに鳴いていてオヤっと思った次第。  どうせ死なせてしまうのに、蝉取りに興じていた頃は、家で勉強なんて考えてもいなかった。 それが夏休みである。 しかし、8月末になって泣きながら宿題をしていた頃を懐かしんでいる。      まいる
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

蝉が少なくなったのか。

2010-07-27 18:59:48 | 日記
27日(火曜) 
 晴耕雨読 朝起きて晴れておれば畑へ 行けば何かせにゃいかんことが待っている。
 
 今年は5月から来年の2月まで、墓参りに間に合うように、種々の品種を植えたが、日焼けに弱いのか、狭い畝のは殆んど枯れた。3箇所にあるのでどれか間に合うだろう。

 今年は虫が少ない。畑の隣は休耕田で薄が生え、3~4mにのびた荒野になってしまっていたが、昨暮から宅地に造成中で広場になったせいかと思っていた。
 それに蝉も鳴かなくなった。 今日スーパーに買い物に行ったら蝉が喧しく鳴いていたので「オヤ」と思ったくらい。 私たちの町は割合、樹木のあるほうなのに聞かなかった。 夕方の散歩で一軒の家の庭木で鳴いていて、やっぱりと思ったが、例年庭でやかましいのに聞かない。 蝉の種類が変化したのは確かだが、いなくなってきたのだろうか。      まいる 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昨日の夕立

2010-07-26 17:21:25 | 日記
26日  やはり暑い日
 昨日は案の定、雷鳴の鳴り渡る夕立となった。干天の慈雨である。畑にあったバケツには5cmほど水が溜まっているので1時間50mmほどの雨だったんか。
 夕立が終りに近づいて畑の側溝を流れる水を、水のタンクに貯める。

 子供のとき雷は鳴ると、おへそを取られないように蚊帳の中に入って寝るのが習慣だった。 雷は怖いと思ったことはなかったし、子守唄だった。 いまだに雷は鳴ると眠たくなるのは条件反射らしい。
 
 今朝も5時から畑へ、どろどろでなく、丁度よいお湿りだったので草引きに最適。野菜たちも生き生きと生き返った。

 歴史の道を通る散歩者もいつも通り、昨日は少なかったのは何だんたんだろう。
 「夕立3日」というから今日もあるかと期待したがなかった。    まいる 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする