大晦日というけれど、日が沈んでまた明日、朝日が昇るだけなのに、わが町内は注連を飾り終えて、宵の口から静かである。
最近はお節のお重を買うか、デパ地下や市場から調理済みの食品を買ってきて、詰め合わせて、お節料理を作る家が増えている。しかし、その家その家でこれは自分でつくらないという人も多い。かつて有名店のお重を買ったが、味が濃く佃煮の詰め合わせかと思ったほどだ。以来できるだけ自分で作る事にしている。特に昆布巻き、数の子、田作り、たたき牛蒡、それにクワイである。
その昔は大晦日には妻が作り、紅白になってもまだ続いていた。それを肴にして飲んでいただけ、変わったものだ。
夕方、先日暖かい日をみて家庭菜園の端っぽから掘っておいたクワイの皮を剥いている。傍らの昆布巻の煮える匂いは最高においしい至福の香りである。クワイって里芋に似たオモダカ科の植物だけど意外と知らない人が多い。道を通りながら聞いてくるくる人が多い。
掘り上げたうちで大きめの30個ほどと持ってきたつもりが、剥き上げたのは52個だった。子や孫たちに遠慮なく食べて貰えるとと思う反面、剥く手間を考えると、そうむしゃくしゃ食うな。味わって食えといいたくなるほどだ。おせち料理は手間隙かけて心を食したい。そしてその家の味を次に伝えたいと思っている。それってドンキホーテかなあ。 今年はこれでお終い。
まいる
最近はお節のお重を買うか、デパ地下や市場から調理済みの食品を買ってきて、詰め合わせて、お節料理を作る家が増えている。しかし、その家その家でこれは自分でつくらないという人も多い。かつて有名店のお重を買ったが、味が濃く佃煮の詰め合わせかと思ったほどだ。以来できるだけ自分で作る事にしている。特に昆布巻き、数の子、田作り、たたき牛蒡、それにクワイである。
その昔は大晦日には妻が作り、紅白になってもまだ続いていた。それを肴にして飲んでいただけ、変わったものだ。
夕方、先日暖かい日をみて家庭菜園の端っぽから掘っておいたクワイの皮を剥いている。傍らの昆布巻の煮える匂いは最高においしい至福の香りである。クワイって里芋に似たオモダカ科の植物だけど意外と知らない人が多い。道を通りながら聞いてくるくる人が多い。
掘り上げたうちで大きめの30個ほどと持ってきたつもりが、剥き上げたのは52個だった。子や孫たちに遠慮なく食べて貰えるとと思う反面、剥く手間を考えると、そうむしゃくしゃ食うな。味わって食えといいたくなるほどだ。おせち料理は手間隙かけて心を食したい。そしてその家の味を次に伝えたいと思っている。それってドンキホーテかなあ。 今年はこれでお終い。
まいる