田んぼの客土

　田んぼの稲も収穫が終わった。　今は早いけど、子供のころは１２月４日の国一之宮の祭りまでに稲刈りを終えるとされた。

　田んぼは稲刈りで終わるのではなく、冬の仕事として客土〔きゃくど〕といって、山の土を田んぼに入れる作業があった。田んぼは肥料だけでよいのでなく、夏はよく生育していたのに、刈って脱穀したら実の入らないのや未熟な実ができる。これを秋落ちといっていた。原因は微量ミネラルの欠乏にある。これを補うのに山土を田んぼにいれた。その頃はつまらん仕事に見えた。

　今日は晴天なのに春日山が黄色く霞んでいる。中国大陸の黄土高原やモンゴルの砂漠からきた黄砂の到来でである。黄砂は遠くアメリカ大陸まで達するという。春が主で秋の黄砂は珍しい。

　天気予報では黄砂を、窓ガラスや洗濯物を汚し、また、呼吸器系やアレルギー性疾患を発症や悪化させるから、注意報として悪者扱いされているのはないか。　　しかし、　そんなに悪者か。
　この黄砂の微粒子が雨や雲の格になっている。なければ素通りして雨や雪が降らないし、土地は植物や動物の生物たちによって必要元素を消費して土地のミネラルが減少するばかりである。
　海では植物プランクトンを生成し、食物連鎖によつて、太平洋北部を大魚の好漁場にしている。　黄砂をマイナスイメージでとらえるのてなく生物の成長や増殖に必要なミネラルの供給源として、生態系に大きく貢献している。恵みの黄砂である。　　昔流にいうと田んぼの客土の原理である。　　　まいる

寒い朝

　寒い朝だ。明日は更に低い１０度の予報だ。　昼間は暖かいが風は冷たい。　畑はベチャベチャで仕事にならないのでお休み。

　庭の木犀が終わったので剪定とともに全体を低くした。高齢になるに従い高所作業は避けねばならないので身の丈に合うように年々全体を低くしている。　　生け垣の山茶花も剪定。　下の方に白い花が咲いていた。今年の初咲き。

　夕方、畑に出て、いんげんの花が咲きだしたので霜よけ兼寒さ除けに寒冷紗で覆ってやった。
　この寒さは例年よりちょっと早い気がする。　夏から冬だ。夜長を楽しむ秋がない。　　　　　　　まいる

無為に過ごす。

　長い雨だった。何時間続いたのか。　昼過ぎ上がったが雨粒が残っている野菜を収穫。彩姫におくる。　当分送るものがなくなった。

　イオン火曜市の買い物。　日が落ちるのは早い。曇り空に合わせて、帰りには暗くなっていた。

　今日一日、なにをしたのかなー。忘れ物をした気分。　　　　　　　まいる

順番待ち

　この晴れ間にと、畑仕事に精を出す。玉ねぎ地に穴あきマルチを張って周囲を土に埋めてやる。いつでもＯＫ　　苗屋さんからの連絡待ち。　

　モロヘイヤの最後の収穫、　株を掘り起こして、耕してやる。　後に大根を予定していたが、日照の加減で実豌豆と振り返えたい。

　普通の秋菊、よそのに比べて１週間ほど遅れている。　なぜかなー。

　八千草薫が鬼籍にはいった。８８歳の同年、有名人の訃報をみるにつけ、年上よりも年下が多い。　　覚悟はしとかんとあかんなー。　命終わりに臨んで、気　動転することのないように。　　　　　　　　まいる

豌豆の地ができた。

　晴れ日、気合を入れて畑にでたが、土が粘い。午前も午後もでた。　　一応、莢・実豌豆の地がてきた。実７本、莢６本で植える場所に竹をさしていったら、一畝に余りが中途半端。余りに大根を播こうとしていたが、短いので菊菜にしょう。　大根は日当たりが悪いが、モロヘイヤあとにしよう。

　１１月咲きの菊の手入れ。　今年は干ばつ・高温・長雨でできはよくない。墓参の菊は確保できる。　　　　　まいる