かわらない、の作られかた。

日々の営みのなかでは

かわらないものなどなく

そうなっていくものと

そうではなくなっていくものの

混ざりあいであり、あるいは

せめぎあいでもある、ともいえます。



そうである必要がなくなったから

異化していくものもあるし

そうでありつづける必要があったとしても

時のかさなりでだんだんと

そうでなくなっていくものもあるし


それでも

かわりつづけるなかに貫かれる

かわらない要素とか 意識とか 感覚とか

目に見えないものが存在しつづけたり

とかいうこともあって


それをもとに再生産されつづけ

かわらないようにみえるものが

そこにありつづける、

というだけのことだったり。



ということは

こういうふうになります、そして

そうありつづけます、と宣言すること

そしてその原則にのっとって

日々再生産しつづけることによって

そういうふうになっていく、

というよーなやり方もありますね。



もちろん、最初はそうでないのだから

「言ってることと違うじゃないか」とゆー

ような言葉をうけることもあり

(そして確かにそうなのである)

そう固まるまでには時間が

かかるわけなのですけど。




そうでありたい、

けれどもそうでないところがある、

じゃあそれをひとつずつ

なおしていきましょう。



そうしてそのうち言ってることと

やってることが一致してきて

宣言したとおりに動くようになる、

反対からいえば

動きかたが原則に則ったものになり


そのうちその組織の構成員たちは

いきた原則となって

原則を再生産しつづける。


おそらく、老舗とゆーものはそうして

できていくのだろーとおもいます。