2年生国語 たんぽぽのちえ
国語において、「読む」ことは大事です。特に音読はその基本になります。だから、音読も子ども任せにせず、時に基本を教え込むことが必要だと思うのです。
声の大きさ、速さ、間の開け方等はもちろんです。付け加えて、どの言葉を丁寧に読むと上手になるかを教えます。もちろん、動詞や形容詞を丁寧に読むのは当たり前です。
しかし、それらの言葉に添えられている、助詞や助動詞を丁寧に読む . . . 本文を読む
電柱の絵は、これで説明1時間、下絵3時間になった。
子ども達には、電柱の先端からゆっくりかくこと、2本目の線を見付けることを指導している。
見慣れた、ただの電柱も、しっかり見てみるとたくさんの部品がくっついていることがわかる。よく見て描くと、自分で上手にかけることを実感し、さらに丁寧に見ようとする。
ただし、今日は6年生がプール掃除をしており、私はその手伝いにいき、かなりの部分を子ども達 . . . 本文を読む
今、2年生の先生が体調を崩されてお休みしています。
そこで、このクラスをお借りして、国語に取り組ませていただいています。久しぶりの国語です。楽しいなあと実感します。
だって、ただ本を読むだけで、子ども達がどんどん変わるし、食いついてくるからです。
たとえば、題名の「たんぽぽのちえ」の読みひとつにしても、一度読ませてから、おもむろにマジックを取り出し「の」に○をつけます。そして
「この「 . . . 本文を読む
2年生の書写「漢字の秘密」
漢字の形には「ひみつ」がある。「字の形を調べてみよう」という学習を行った。
教科書はこのように、それぞれの漢字の周りに点がある。それを結ぶことで長四角とか、△とかの形の中に当てはめて書くことを意識させようとしている。
これは、おもしろそうだと思った。
もっとおもしろくしたら、子ども達は気持ちがのるだろう。そして、字の形を1時間、ずっと考え続けるだろうと考えた . . . 本文を読む
5年生の2クラスの社会を受け持っている。
片方のクラスは何をやってもうまくいく。子ども達に意図が伝わり、真剣に取り組む。
ところが、もう片方のクラスは、どうもうまくいかない。真剣にやったら楽しくなるのにと思うのだが、それが伝わらない。ちょっとだらっとしたり、私の言葉にちゃちゃを入れたりする雰囲気がある。私は、最初それを、そのクラスのせいだと考えていた。
ところが、先週、もう一度授業の手順 . . . 本文を読む
白いぼうし 4年生指導案検討を行った。
ところで本校は、グランドデザインで課題解決学習に取り組むと表明している。校長は、どの教科でも課題(めあて)をつくり、それを解決する授業をしてほしいとのぞんでいる。そのために、算数でも理科でも社会でも導入の部分で本時の課題をつかみ、1時間かけて追求していくようにしている。
授業が楽しいと思う瞬間は、できた、解けた、分かったと思った瞬間である。そのために、課 . . . 本文を読む
5年生の社会は2クラスに入っている。片方のクラスは、軌道に乗って楽しそうに調べている。しかし、もう一方は、どうも集中せず、授業の空気が澄み切っていないように感じる。
そこで、今回はなんとしても、楽しかった、我ながら頑張ったという感想を持ってもらえるよう、いろいろ対策を用意してのぞんだ。
まず、授業の冒頭に取り組んでいる、都道府県のテストのやりかたを変え、そのことをしっかり説明した。
①時間は . . . 本文を読む
親指の絵 4年生短縮40分授業1時間 八つ切り画用紙
今回は、コンテを使った。①よく見てゆっくり描くこと②輪郭を描くのでなく、まず一部を描き、そこが終わったらそこに接している部分を描きと、全体の中の部分を切り取って描くの2点を指導した。
どうしても、大きく描けない子、全体を見ようとする子がいるので、題を「親指」とし、親指だけ見させた。早くできた子は、親指の次の人差し指、中指...と次の指に取 . . . 本文を読む
桜の若葉をスケッチした。4年生の図工。
まず、桜の葉っぱについて、「葉っぱの根本を見てごらん。小さな壺のような物があるでしょ。これはさくらの蜜の壺なんだよ。だから、桜にはありがたくさん来るんだ。」
と話します。
すると、子ども達は葉をよく見ます。「ほんとだ。これのことだね。」「桜の葉っぱって、ぎざぎざしてるね。」「先がとがってるよ。」「こんな形でとがっているね。」「線があるね。互い違いに出て . . . 本文を読む
5年生の社会。
まず、授業が始まると、このような、都道府県名のミニテストを行います。これでおよそ6分程度かかります。解答3分、答え合わせ3分。
その後、黒板に貼りだした、教材を全員で声を出して読みます。中央に、この日あつかいたい教科書を拡大して張り出します。その横に、この教科書を補充する資料(これも教科書を拡大)を張り出してあります。
新指導要領でも出ていますが、特に「社会科」は国語の力が必 . . . 本文を読む
4年生の図工では、1時間、2時間でスケッチの2作品に取り組んだ。
いよいよ、1学期のメインの作品づくりにはいろうと思う。なかなか時間がないので、今回は、「電柱のある風景」に取り組みたいと思う。近景、中間、遠景を入れることで絵の構図が決まり、見栄えのある作品に仕上がることを理解させようと思う。近景は、本当は木や草等自然の物がいいと思う。しかし、まだ4年生ではそこまでの力は無いと思う。ある程度直線で . . . 本文を読む
2年生が、生活科室に移動し、そして座り、先生が来るのを待っていた。
のぞいてみる。楽しそうに、話したり、遊んだりしてにぎやかだった。
ところが、先生がやってきて、話しを始めると急に引きしまる。個人個人の時間と、みんなで学習する時間の、切り替えができたのだ。
その中でも、何人か、なんだか意識して姿勢を保とうとしている子を見付けた。そのけなげさを、美しいなあと思う。
こういう姿勢を保てる子 . . . 本文を読む
今日の2年生の書写は、「ふきのとう」の清書です。
先週は、大きく書くことと、その中に卵をかく「卵大作戦」を行い、字の形について練習しました。
※卵大作戦=大きな卵を書こう →
そこで、最初の20分はこの卵大作戦で、もう一度字の形をおさらいしました。
この、卵大作戦が始まると、私は赤鉛筆を持って机間をまわります。そして「大きな卵だね!! ○」と○をつけ。「きれいな卵だね!! ○」と○をつけ . . . 本文を読む
本校に新採の先生がおられる。とても優秀だ。
この先生がなぜ優秀かというと、私は次の2点を挙げることができる。
まず、謙虚であること。ただでさえ忙しい担任の仕事に加え、彼女は初任研の作業が山のようにある。しかも初めてやることばかりで、同じ事をするにも数倍時間がかかる。だから、本当は心の中は焦っているはずだ。
だが、私が話しかけると、さっとご自分の仕事をきっぱり置き、顔だけでなく体全体でこちらを . . . 本文を読む
算数の授業を見ると、教科書を見せずに考えさせていることが多い。私は意図があってそうする場合もあってよいと思う。しかし、そうでない「見てしまうと答えが分かってしまう。」という理由のみで見せない場合が多いように思う。
教科書の巻末の執筆者を見ると、たかだか小学生の教科書に、名だたる教授や算数の得意なそうそうたるメンバーの校長の名前が掲載されている。きっとその影には、編集委員や協力員のもっと多くの優秀 . . . 本文を読む