ともやの映画大好きっ!

鑑賞した映画の感想やサウンドトラックなどの紹介、懸賞や日々の戯れ言などをのほほんと綴っていこうと思っています。

ランゴリアーズ/スティーブン・キング

2009年03月07日 | BOOK
ちょっと前に読み終えた本。
スティーブン・キング「ランゴリアーズ」

ランゴリアーズ (文春文庫―Four past midnight)
スティーヴン・キング
文芸春秋

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かなり前にクーンツ派に寝返ったので(笑)、キング作品を読むのは久しぶりです。
収録されているのは2本の中編。
「ランゴリアーズ」「秘密の窓、秘密の庭」

表代作となる「ランゴリアーズ」はこんなお話。
たくさんの乗客を乗せたジャンボ旅客機。
主人公のブライアン・エンゲルが目覚めると、11名の乗客を残してすべての乗客が消え失せていた。
パイロットであるブライアンは、ジャンボを操縦し近くの空港に降り立つが、そこは人ひとり居ない不思議な世界だった。
そんな彼らを不可解なモンスター・ランゴリアーズが襲う…。


系統としては「ミスト」のような、超常現象に巻き込まれた人たちを描いたパニック・ホラーですね。
音の無い世界。
味の無い世界。
何となく綺麗で静寂のイメージ。
映像化されるとどんな風になるのかな…と思っていたら、1995年にTVドラマで映像化されてたんですね。

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さすがはキング作品。
何でも映像化されてるんですね。
今度レンタル屋さんで探して観てみようっと。

そして2本目の「秘密の窓、秘密の庭」はこんなお話。
作家であるモートン・レイニーの元にある男が訪ねてくる。
その男は南部訛りを持つジョン・シューター。
彼が言うには自分の小説を盗作されたと訴える。
モートンは気にも止めなかったが、ジョン・シューターの行動が次第にエスカレートしていく…。


これは「ミザリー」のようなサイコ・サスペンスですね。
ちなみに読んでいて途中から、『あれ、こんな物語をどこかで聞いたことがあるな?』って思い初めて、『あっ、(観たことないけど)これ「シークレット・ウィンドウ」の物語とそっくり!』って感じて、『キング作品…。あっ、これ「シークレット・ウィンドウ」の原作じゃん!』って思考プロセスを踏むことになりました。

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いや~、ほんとにキング作品は、何でも映像化されてるんだなぁ~と実感。
これも機会があったら観ておかなくっちゃ。
前に1回TVで放映してたけど、それは観逃しちゃってるんだよね。
またやらないかなぁ…。


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2 コメント

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うわ~い♪ (由香)
2009-03-08 15:22:45
ランゴリアーズだぁ~♪♪♪
私もクーンツ派でしたが(笑)、ブログを始めてからちょくちょくキング作品を読んでいます。
で、、、ランゴリアーズは大好き!!
『ミスト』よりも好みのお話でした。映像化は未見ですが、、、

でね、ジョニーの『シークレット~』はイマイチ評判が良くないのよ~
私は結構好きなんだけどね、多くの方が退屈と思われたみたい(涙)
ちなみに原作の方が個人的には好きだったなぁ~
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映像化 (ともや)
2009-03-08 18:13:25
こんにちは、由香さん♪
クーンツ派に寝返ったとはいえ、キングの初期作品は結構読んでるんですよね。
「シャイニング」「クージョ」「クリスティーン」「ファイアースターター」「痩せ行く男」などなど。
でもこれは読んでなくて、古本屋で見つけたので買っちゃいました(古本屋大好き♪)!
これは読んでいてものすごい映像が浮かびましたね。
TVドラマではランゴリアーズがどんな風に表現されているか楽しみ♪

「シークレット・ウィンドウ」も未見なんで、あれがどんな風に映像化されているか楽しみですね♪
記憶が薄れないうちに観てみなくっちゃ!
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