(原題:CHANDNI CHOWK TO CHINA)
【2009年・インド/アメリカ】試写で鑑賞(★★★★☆)
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2009正式出品作品。
2009年のアカデミー賞8冠を制した「スラムドック$ミリオネア」の3倍の初登場興行成績を本国インドで叩き出したマサラ・カンフー・ムービー。
インド、デリーの繁華街チャンドニー・チョークの路地でチャツネ売っている素朴な料理人シドゥ(アクシャイ・クマール)。近所に住む中国系の占い師ハン道士(ランヴィール・ショウリー)からは前世が蚊と言われながらも、味気ない人生から抜け出したいと切望して、安易な占いにのめり込んでいた。そんなシドゥの様子を育ての親である親方(ミトゥン・チャクラヴァルティー)は嘆いていた。一方、中国は万里の長城の外れにある小さな村。ここでは残忍なギャング・北条(ゴードン・リュウ)が村人たちを不当に扱い苦しめていた。困った村人たちは占い師のお告げに従い、かつての中国の英雄・劉勝の生まれ変わりを探し出すことに。インドにやってきた2人の村人は、シドゥを見るなり彼を劉勝の生まれ変わりと確信。ハシ道士は、『異国で待つのは女たちとワインと王族級の扱いだ』とシドゥをそそのかし、一緒に中国へ向かうことに。村人たちはシドゥが北条を倒すことを希望していたが、その大事な事をハン道士は黙っていた。そしてTVでモデルをしているサキ(ディーピカー・パードゥコーン)も、亡き父親と双子の妹に会うために中国へ向かっていた…。
ボリウッド映画のスタッフが完全バックアップして作られた「スリムドッグ$ミリオネア」がアカデミー賞8冠を受賞したり、「ピンクパンサ-2」にボリウッド女優アイシュワリヤー・ラーイ・バッチャンが出演したりと、「ムトゥ 踊るマハラジャ」以降、第2次ボリウッド・ブームを迎えそうな感じ。
ちなみに今までインド映画って何観たかなぁ?
「ムトゥ 踊るマハラジャ」(1995年)
「アルナーチャラム 踊るスーパースター」(1997年)
「ミモラ~心のままに」(1999年)
「アーリャマーン」(2001年)
あと「踊る~」(大捜査線じゃないよ)ブームだった頃に、「踊る~」の2番煎じを数本観たくらいかな?
とにかくインド映画と言えば、『悲しみ』『驚き』『活力』『気品』『恋情』『怒り』『恐怖』『嫌悪』『平安』の9つの感情要素を土台に、あらゆる娯楽的要素を詰め込むのが特徴。
今ではなかなか見られない天使と悪魔の囁きや、スパイ映画のオマージュがてんこ盛り。
そして上映時間が長いのでも有名だね。
ちなみにこの作品は2時間35分。
ひょっとしたら日本での上映用に、カットされてこの時間なのかも?(笑)
一番の心配事はカンフーシーンなんだけど、これがかなり本格的。
「グリーン・デスティニー」や「キル・ビル」、「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」などで武術スタント・コーディネーターを務めたディーディー・クーがアクション監督をしているので、マサラとはいえ迫力あるカンフー・アクションを見せてくれています♪
そしてインド映画と言ったら、コレ!
ダンス♪ダンス♪
苦手な人はこれだけで引いちゃうかもしれないけど、好きな人にはたまらない演出♪
とにかく唄うし、とにかく踊る♪
強敵北条を演じるのは、ゴードン・リュウ(英語名)。
中国名はリュウ・チャーフィ。
「少林寺三十六房」の人ですよ!
「キル・ビル」のパイ・メイですよ!
しかもこのシルクハット、刃が仕込んであります(笑)。
そう!
「007 ゴールドフィンガー」のオッド・ジョブを大リスペクト♪
今回一人二役を演じたディーピカー・パードゥコーン。
バトミントンの選手からスーパーモデルになり、女優もやるという経歴の持ち主。
モデルのサキ以外にも、北条の手下ミャオミャオを演じています。
サキもミャオミャオも同じ人なのに、ともやはミャオミャオの方が好き好っき♪
空港での警官相手のアクションなんかたまりませんわ~♪
とにかくいろんなおかずがいっぱいの幕の内弁当のような楽しい映画です♪
監督はニキル・アドヴァーニー。
アクション監督はディーディー・クー。
2009年5月30日公開
公式HP:チャンドニー・チョーク・トゥ・チャイナ~印度から中国へ~
■インド映画と言えばこれよね~!
【2009年・インド/アメリカ】試写で鑑賞(★★★★☆)
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2009正式出品作品。
2009年のアカデミー賞8冠を制した「スラムドック$ミリオネア」の3倍の初登場興行成績を本国インドで叩き出したマサラ・カンフー・ムービー。
インド、デリーの繁華街チャンドニー・チョークの路地でチャツネ売っている素朴な料理人シドゥ(アクシャイ・クマール)。近所に住む中国系の占い師ハン道士(ランヴィール・ショウリー)からは前世が蚊と言われながらも、味気ない人生から抜け出したいと切望して、安易な占いにのめり込んでいた。そんなシドゥの様子を育ての親である親方(ミトゥン・チャクラヴァルティー)は嘆いていた。一方、中国は万里の長城の外れにある小さな村。ここでは残忍なギャング・北条(ゴードン・リュウ)が村人たちを不当に扱い苦しめていた。困った村人たちは占い師のお告げに従い、かつての中国の英雄・劉勝の生まれ変わりを探し出すことに。インドにやってきた2人の村人は、シドゥを見るなり彼を劉勝の生まれ変わりと確信。ハシ道士は、『異国で待つのは女たちとワインと王族級の扱いだ』とシドゥをそそのかし、一緒に中国へ向かうことに。村人たちはシドゥが北条を倒すことを希望していたが、その大事な事をハン道士は黙っていた。そしてTVでモデルをしているサキ(ディーピカー・パードゥコーン)も、亡き父親と双子の妹に会うために中国へ向かっていた…。
ボリウッド映画のスタッフが完全バックアップして作られた「スリムドッグ$ミリオネア」がアカデミー賞8冠を受賞したり、「ピンクパンサ-2」にボリウッド女優アイシュワリヤー・ラーイ・バッチャンが出演したりと、「ムトゥ 踊るマハラジャ」以降、第2次ボリウッド・ブームを迎えそうな感じ。
ちなみに今までインド映画って何観たかなぁ?
「ムトゥ 踊るマハラジャ」(1995年)
「アルナーチャラム 踊るスーパースター」(1997年)
「ミモラ~心のままに」(1999年)
「アーリャマーン」(2001年)
あと「踊る~」(大捜査線じゃないよ)ブームだった頃に、「踊る~」の2番煎じを数本観たくらいかな?
とにかくインド映画と言えば、『悲しみ』『驚き』『活力』『気品』『恋情』『怒り』『恐怖』『嫌悪』『平安』の9つの感情要素を土台に、あらゆる娯楽的要素を詰め込むのが特徴。
今ではなかなか見られない天使と悪魔の囁きや、スパイ映画のオマージュがてんこ盛り。
そして上映時間が長いのでも有名だね。
ちなみにこの作品は2時間35分。
ひょっとしたら日本での上映用に、カットされてこの時間なのかも?(笑)
一番の心配事はカンフーシーンなんだけど、これがかなり本格的。
「グリーン・デスティニー」や「キル・ビル」、「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」などで武術スタント・コーディネーターを務めたディーディー・クーがアクション監督をしているので、マサラとはいえ迫力あるカンフー・アクションを見せてくれています♪
そしてインド映画と言ったら、コレ!
ダンス♪ダンス♪
苦手な人はこれだけで引いちゃうかもしれないけど、好きな人にはたまらない演出♪
とにかく唄うし、とにかく踊る♪
強敵北条を演じるのは、ゴードン・リュウ(英語名)。
中国名はリュウ・チャーフィ。
「少林寺三十六房」の人ですよ!
「キル・ビル」のパイ・メイですよ!
しかもこのシルクハット、刃が仕込んであります(笑)。
そう!
「007 ゴールドフィンガー」のオッド・ジョブを大リスペクト♪
今回一人二役を演じたディーピカー・パードゥコーン。
バトミントンの選手からスーパーモデルになり、女優もやるという経歴の持ち主。
モデルのサキ以外にも、北条の手下ミャオミャオを演じています。
サキもミャオミャオも同じ人なのに、ともやはミャオミャオの方が好き好っき♪
空港での警官相手のアクションなんかたまりませんわ~♪
とにかくいろんなおかずがいっぱいの幕の内弁当のような楽しい映画です♪
監督はニキル・アドヴァーニー。
アクション監督はディーディー・クー。
2009年5月30日公開
公式HP:チャンドニー・チョーク・トゥ・チャイナ~印度から中国へ~
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■インド映画と言えばこれよね~!
ムトゥ 踊るマハラジャ [DVD]ポニーキャニオンこのアイテムの詳細を見る |
踊るマハラジャ★NYへ行く〔ユニバーサル・セレクション2009年 第3弾〕 [DVD]ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパンこのアイテムの詳細を見る |
アルナーチャラム~踊るスーパースター~ [DVD]ブロードウェイこのアイテムの詳細を見る |
うわ~☆パイ・メイが出てるの?!
幕の内弁当のような、ってわかるぅ、
こういうのわたし好みかも!2時間半はきっつぃけどやっぱり観たいな~^^
リストにはたぶん観ないかもって書いちゃったけどね☆
いやん観ちゃいました!
インド映画は好き嫌いがハッキリ別れるでしょうからね。
とにかく上映時間が長いのがアレだけど、楽しい事は間違いなし♪
なんだかんだで、インドの女優さんって本当に綺麗だしね~♪
突っ込みながらそれすら楽しむのがインド映画!何で北条なのよ!(笑)ちょこっと真面目に修行してるかと思いきや、モロにワイヤーバレバレのアクションとか、しまいにはCGまで使ってるし♪
でも全部OK!これはこれで上手いCGの使い方ですよね。要は観客が何を求めてこの作品を観てるのかがよーっく解ってるんだよなぁ。
ミャオミャオ超可愛いですよね!マジ惚れそう。不思議だなぁ、同じ人でもサキはインド美人で妹は日本人好みの可愛らしさ♪
シドゥが師匠に蹴られて…って場面のCGなんかはコミカルだけどドン引きしてたんですけど、途中から面白くて面白くてたまらなくなってるんですよね。
マサラ・ムービー恐るべし…ですよね。
>同じ人でもサキはインド美人で妹は日本人好みの可愛らしさ♪
これはほんと不思議ですよね。
とても同じ人には思えない印象ですもんね。