ごろごろで 楽しく記憶☆ ~勉強は楽しまなくっちゃ♪~

語呂合わせで楽しく記憶して、勉強に役立てて欲しいな♡
ちょっとした日常のハッピーネタも書いちゃうかも。

おもしろがってみる

2019-07-23 21:45:18 | いろいろ勉強法
私も、20年以上塾をしてきた経験の中で
気が付いたことをいくつか書いてみたいと思います。

算数や数学が苦手、嫌いという子を私もたくさん教えてきました。
そういう子が、算数・数学を好きになってくれるのが何より嬉しかったです。

算数が好きになる近道は、面白がることだと思います。
たぶん、私自身が一番面白がっていたと思います。
でも私も小学生の時、そんなに面白さに気が付いていませんでした。
大人になって教えるようになって気が付いたことばかりです。

たとえば、九九って覚えるのやだな~ってなりますが、
そもそも九九がなかったら、めっちゃ不便なんです。
現に九九のない国ありますから。
9+9+9+9+9=
いちいち足し算していると気が狂いそうになります。
でも九九を知っていると、瞬時に45と答えが出ます。
九九って、すごーーい!ありがとうヾ(´▽`)ノってなったら、
ちょっと大変でも、覚える気が起きそうな気がします。
それに今は、Youtubeに楽しく覚える歌なんかもあるみたいですね。

広さの単位も、㎠,㎡,a,haとなんでこんな単位を覚えなきゃいけないの?と思いますが、
大きい面積を㎠なんかで表したら、とんでもない桁の数字になって
わけわかめになっちゃいます。
それぞれの広さにあった単位を作ってくれた先人達に
<(_ _*)> アリガトォって思うんです。

よく模型を作って、実体験もさせてあげていましたね。
円周は本当に直径の3.14倍か?とかね。

図形だってなんだって、規則を見つけた人達、天才!
公式を作ってくれて(人''▽`)ありがとう☆
算数や数学って、何てキレイな世界なの!?
こんな風に、公式などが生まれる時のことに思いを馳()せると、
面白いなぁ~と思えてくるんです。

文章題問題を読むだけでギブアップという子には
楽しい文章題を作ってあげていました。
「〇〇さんは」を自分や友達の名前に。(好きなアイドルでもいいです。)
「○○町の」は自分の住んでいる町名に。
やだな~と思ったら、自分で変えてみませんか?
ちょっと楽しくなってきそうでしょ?

「1m178円のリボンを2.5m買いました。いくら払えばいいでしょう?」
という問題のように、数字を見ただけでやる気が・・・(T0T)
そんなときは、
仮に「200円のリボン3m」に数字を変えちゃうんです。
そしてたら、200×3という式がすっと出来ますね。
あとは、200と3を元の数字に戻すだけ。
文章題が読めて、式がたてられたら、あとは計算。
今は電卓もあるので、計算は電卓に任せてもいいとして、
とにかく文章題を読み解く力をつけることが大事な気がするんです。
テストの時はともかく、(塾でも使ってはいませんでしたが)
家では電卓使って数多く問題を解くのだってアリだと思っています。
計算が嫌で算数が嫌いになっちゃうって、もったいなーーい!

中学生に数学を解く中で、小学校で落としていることもよく教えてあげました。
小学校で難しかったことも、それ以降の経験がありますから、
理解しやすいみたいでした。
今はいい時代です。
自分でつまづいたところを発見したら、
参考書でもインターネットでも調べて勉強できるんじゃないでしょうか?
それでもわからなかったら、勇気を出して誰かに聞いちゃう。
個別学習の塾に短期間行ってみる手もありかと。

楽しんで自分から勉強しようと思うことが一番大事
その気持ちを育ててあげたいな、といつも思っていました。
成績は後からついてくるものだと思っています。

暗算が得意とか、その子ならではのキラッと光る所を見つけて
褒めてあげる事も自信につながっていたかな?
分かっているのに、ちょっとしたミスでテストで間違っちゃう子には、
「あなたは大丈夫!!ちゃんと分っているから」って。
テストの数字より、わかっていることの方が数倍大事ですから。(*^^)v
自分で”〇〇の天才!”って思ってみるのもいいんじゃないでしょうか?


ちょうど夏休みが始まりましたので、
自分なりの楽しい勉強方法を考えるのに、いい時期かもしれません。
”今年は、夏休みの宿題を面白がってする”なーんてどうでしょ?
夏休みが終わったら勉強が好きになってたって、
もしそうなったら素敵かも~。(⋈◍>◡<◍)。✧♡

勉強より大事なことを教えてくれる塾

2019-07-22 17:43:59 | いろいろ勉強法
PHPの8月号に、兵庫県にある「奇跡の塾」と言われる
進学塾のことが載っていました。

「木村塾」というその塾のすごいところは、
勉強が苦手な子・嫌いな子を伸ばすのが得意ということです。
成績中~下位の子が、トップクラスの高校へ
最初偏差値40台の子が東大・京大へ、どんどん入ってくとか。

その教育方法の特長は・・・
勉強だけを教えるのではなく、『人間教育』を第一に行っていて、
まずは「生き方を教える」ということです。

教室には、”人生勝利の方程式 七カ条”というのをいうのを張ってあります。

第1条 自分から挨拶をする。
第2条 ”マイナス発言”は口にしない。
第3条 「お願いします」の気持ちで取り組む。
第4条 自分の能力・可能性に限界ラインを引かない。
第5条 高い目標を掲げ、地道な努力をやめない。
第6条 全てのことに感謝の心を持つ。
第7条 他人を喜ばせる、幸せにすることが自分の幸せだと考える。

特に7番目の「利他の心」を重視しているそうです。
人のために頑張ろうとすると、
人間は信じられない力が出るからなんだそうです。
偏差値30の自分でも頑張って有名校に入れば、
他の勉強ができない子の希望の星になれる・・・という気持ち
仲間と一緒に希望校に入ろうと、励まし合う、これが利他の心。

だからクラスメートはライバルではなくて仲間なので、
みんなゲラゲラ笑いながら勉強して、みんな合格していくんだそうです。

こういう指導法に至ったのは、創塾者・木村吉宏さんの挫折経験と、
大学時代にした塾の講師のアルバイトで、
出来ない子を置いてきぼりにするやり方に義憤を感じていたことから。
自宅の1室で塾を始める時
「絶対に生徒を見捨てない塾にしよう」と決めていんだそうです。

「木村塾」は塾なのにホームルームがあり、
先生は「人の役に立つ」とはどういうことか教え、考えさせます。
子ども達は、授業や夏合宿など人として成長できる機会を通して
「利他の心」を身に着けていきます。
人として成長すると、例外なく成績が伸びるんだそうです。


私も、ごろごろ記憶を考えるにあたって、
子ども達のためにと思うと、不思議と浮かんだ記憶があります。
自分のためだけより力が出るって本当だと思います。
誰かのためにという発想、ちょっといいな~と思いました。

倉敷の旅 ~美観地区~

2019-07-20 09:13:04 | 日記
大原美術館の後は、倉敷美観地区をちょっとぶらぶら。



白壁と瓦屋根の蔵や町屋が続く街並みに、



川沿いの柳の緑が涼やかな素敵な所です。



川下りをする観光客もよく見かけました。



倉敷名産のジーンズを売る店や
デニム生地を使った小物を扱う店があちこちにあります。



歩いていて、ちょうど今が旬の岡山名産の白桃発見!!
お店で食べられるということでしたが、
お昼ご飯が美味しすぎて全部食べて、お腹パンパンだったので、断念・・・。

DCF00886_20190716192147786.jpg

でも桃大好きなので、折角岡山に来たから白桃を味わいたいな♡と、
カフェで白桃ジュースを飲みました。
白桃パフェも美味しそうだったんですけどね~(笑)

DCF00885.jpg

氷なしにしてもらったので、室温で私には丁度いい温度。
しかもこんなにたっぷり入れてくれて
申し訳ないな~ と思いながら全部飲みました。(*^^)v
薄味好みの私には、砂糖の甘さがちょっと強く感じましたが、
きっと氷で薄まって丁度美味しく飲めるようにしているのだと思います。

倉敷はマスキングテープ発祥の地だから、
桃ジュースを飲んだカフェ兼ゼリー屋さんにもマステ、こんなに売っています。

DCF00884.jpg

折角なのでお土産に買ってみることに。(^^♪
いろいろ変わったのがあって楽しく、迷いましたが、
結局普通の感じのが使いやすいかな?とこちらにしました。(*^.^*)



そして、倉敷銘菓といえば、”むらすずめ”
教えてもらって作っているお店に行ったら試食コーナーがあり、
たべたら出来立てで、
皮がふわっふわでめちゃくちゃ美味しくて感動~☆



買って帰って、もう一度
子どもの頃から大好きだった味を味わって、
幸せ~~。(´ー`*)。・:*:・ポワァァン

お店(橘香堂:きっこうどう)では試食だけでなく、
お茶と共にゆっくり食べることも出来るようになっていたので、
また行った時も、出来立てを味わってきたいと思います。

そういえば、
上から2枚目の写真に写ってる”あぶと”さんで食べた海鮮丼も
新鮮ですごく美味しかったなぁ~

今回の倉敷の旅は、名画鑑賞に、ぶらり観光と、美味しいものと・・・
いろいろ素敵な経験が出来た旅でした。

私は混まない夏休み前の平日に行ってきましたが、
それでも大原美術館はどんどん人が増えていきました。
倉敷は、今とっても人気の観光地になっていて、
休日などは道が渋滞して駐車場に困るほどらしいので、
行かれる方は、公共交通機関で行くのがお勧めです。


倉敷の旅 ~大原美術館~

2019-07-19 20:27:02 | 美術展・書道展めぐり
先日、梅雨だけど珍しくいい天気だった日に、
瀬戸大橋を渡って岡山県の倉敷へ行ってきました。



途中、瀬戸内海がとても綺麗です。
島の真っ白い灯台が、まるでエーゲ海の写真を見ているよう。
瀬戸大橋は何十回も通っているのに、
不思議なことに今回初めて気が付きました。

岡山駅から山陽本線に乗り換えて、4駅目くらいで
倉敷につきました。

まずは、ずっと行きたかった大原美術館へ~







建物が、まるでギリシャ建築のように立派です。(´ー`*)。・:*:・☆



今回は本館だけを
音声ガイドを借りて、ゆっくり見て回りました。


展示室の中では撮影できないので、
パンフレットや購入したポストカードを写メしてみました。

 (パンフより)

左:パブロ・ピカソの「鳥籠」  右:児島虎次郎の「睡れる幼きモデル」

※児島虎次郎は、大原美術館を作った大原孫三郎の経済支援を受けた画家で、2度の渡欧で西洋の美術作品などの収集をしました。彼の作品もたくさん展示されています。

 (パンフより)

左上:モネの「睡蓮」  左下:エル・グレコの「受胎告知」
右:エジプトの「女神イシス、またはネフティス」

モネの「睡蓮」には、
時間の移ろう瞬間を捉えて描いたのでいろいろな「睡蓮」がありますが、
児島虎次郎が選んだこの作品は、
モネが15年間大切に手元に持っていたものだそうです。
水面に映り込んだ外の景色を描くことで、
空間の広がりを感じさせることに成功したそうです。


「受胎告知」は、美術館全体の中で異彩を放っていました。
テーマもさることながら、絵自体にも重厚さがあります。

本を読んでいるマリアのもとに、天使ガブリエルが舞い降りてきて
イエスの受胎を告げます。
斜めに配した天使とマリアが、天上世界と地上世界を表し、
マリアの目にお告げを受け止める覚悟が表れていると説明がありましたが、
まさにそう感じました!!
部屋の中のようで、どこかわからないところが神秘的で、
深い闇と対照的な強い光で
ドラマチックな場面を描いていて、一番印象に残った作品です。

「受胎告知」は、児島虎次郎がパリにいた1922年に、
大原氏に送金してもらって購入し日本に持ち帰りました。
今ではこの作品が日本にあるのは奇跡と言われているそうです。
私はポストカードも恐れ多い気がして、買うことが出来ませんでした。

エジプトの「女神イシス、またはネフティス」は
とても小さい作品ですが、エジプトのあの時代を感じさせるものでした。

ルノワールの「泉による女」もありました。

 (ポストカードより
この作品は、大原孫三郎の依頼を受けて描かれたそうですが、
その時ルノワールは73歳。
重いリュウマチで、手に絵筆を包帯でくくりつけて描いていましが、
そんな辛い状況を微塵も感じさせない明るくて可愛い作品です。
私はルノワールが大好きなので、この絵を見られて嬉しかったです。

ミュージアムショップで買ったもうひとつポストカードが、
コローの「ラ・フェルテ=ミロンの風景」です。

 
(ポストカードより

小さい絵なんですが、澄んだ空気感が感じられる素敵な作品です。

他にも、ゴーギャンやマティス、セザンヌなど
有名な画家の作品がたくさんありました。
※大原美術館のサイトで、作品と解説が見られます。
https://www.ohara.or.jp/201001/jp/C/C3a14.html


行った日は、本館でチケットに判を押してもらえて、
岸田劉生ら明治以降の洋画を展示している分館や、
棟方志功らの作品を展示している工芸館へも、
無期限で入れるということなので、また行こうと思います。
棟方志功のこんな作品が見られるということで、楽しみです。
 (パンフより)