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ロマンチック・ロシア 展

2019-05-18 20:43:54 | 美術展・書道展めぐり
昨日、岡山県立美術館で開催中の
国立トレチャコフ美術館所蔵 ”ロマンチック・ロシア”
という美術展に行ってきました。

県立美術館へは、岡山駅前からシャトルバスが出ていて
しかも10分ということで、とても行きやすい環境にあります。



チケットにもあるイワン・クラムスコイの『忘れえね女』に惹かれ、
またロシア美術ってあまり今まで触れることがなかったので、
折角の機会なので見てみたいな~と思っていました。


ロシアの自然を描いた作品は、少しトーンが暗めな作品が多いんですが、
自然の中にある美しさに気づいた画家たちが、繊細にそれを描いています。

この『秋の朝』は、深い森の中の風景に光のベールを着せたように描られていて、
その美しさにうっとりしました。

 (ネットの美術展紹介サイトより)

夏の風景画には突き抜けたような明るい作品もあり、


  『正午、モスクワ郊外』

空の高さをここまで描いた作品って今まで出会ったことがなくて、
ロシアの夏のすがすがしさも感じることができました。

冬の雪景色の風景画には、
キラキラとした光がまぶしい作品もありました。
その空気にはピンと張りつめたような緊張感も感じられましたが、
それは原画だからこそ見られるものだと後で分かりました。

女性を描いた作品では、
『忘れえぬ女』の作者クラムスコイの『月明かりの女』が
印象に残りました。


暗いけれどよく見ると精巧に描かれている深い森・・・
その中にたたずむ白いドレスの女性。。。
美しさだけでなく、その表情もなにもかも謎に包まれた感じで、
幻想的でなぜか惹きつけられる絵でした。

これもクラムスコイの作品ですが

 『花瓶のフロックス』

とても綺麗で、ホレボレしました。

そして・・・
夏の終わり、子ども達が
鶴が南の国へ飛び去っているのを見送っている作品
『鶴が飛んでいく』も心に残った作品です。


(小さすぎて鶴が見えないのが残念です。)

短い夏が終わり、これから厳しい冬がやってくる・・・
そんな哀愁に満ちた作品です。
子ども達の後ろ姿しか描かれていないんですが、
彼らの切ない気持ちがしみじみ伝わってきました。

ロシアの人々が厳しい自然と付き合いながら生きている・・・
その日々がこの1枚の絵に凝縮しているような気がしました。

今回、ロシア近代絵画コレクションの中から72点が見られたんですが、
ロシアの人達が目にしている自然や日常の生活、
そこで暮らしている人々の心情がほのかに分かるような
そんな展覧会でした。


会場を出たところで


大きな『忘れえぬ女』のパネルに出迎えられました。

この作品はロシアの人達にもとても愛されているということで、
「ロシアのモナ・リザ」とも言われているそうです。



母の日に

2019-05-12 21:37:05 | 日記
今日は母の日。

二人の母はすでに他界してしまっているので、
今年も実家の母には、お墓にカーネーションなどの花束を、
主人の母には、仏壇のお花がまだきれいなので、
変わった薄紫のカーネーションや黄色い花を足してあげて、
お参りしました。
今日明け方に、久しぶりに夢で実家の両親の元気な姿に会え、
起きた後もしばらく懐かしく思い出し、
仏壇ではお参りしながら、亡き義母のことを思い出しました。
いろいろ助けてもらった二人の母には、感謝の気持ちでいっぱいです。

二人の母にとって、私は永遠に子どもなんですが・・・

私は、なんか、ふたりの子供の母親でもあるみたいです。

子ども達は授かったという気持ちが強く、
子ども達を育てた時間はあっという間で、
私はおろおろしながら育ってくれるのを見守っていただけのような・・・
洗濯するのは結構好きだし、
日々の食事も私の趣味のようなもので、作ったのを食べてもらった
・・・そんな感じ。
今も、息子が料理を食べてくれるとただただ嬉しいんです。

たまに娘の声を聴くとすごく幸せな気持ちになれるし、
息子の顔を見たりしゃべったりするのもとても楽しい。

最近は母親らしいことをしている気がしなくて、
どちらかと言うと、助けてもらっている気さえするので、
何かとありがとうって言っている気がします。
感謝するのは私の方と思っているんですが・・・

今年も母の日に娘夫婦と息子から素敵なプレゼントをもらいました。





もう、嬉しすぎます。
私が喜ぶものをよく知ってくれていて、その中で何がいいか
一生懸命考えて選んでくれたみたいで本当に嬉しくて・・・
胸がいっぱいです。

なんだか、こんなに幸せでいいのかな~?と
そんな思いで、今日は一日を過ごしました。
優しい子供たちに恵まれたことを、本当に感謝しています。

ふと、皇后様が愛子さまを出産されたときにおっしゃった言葉を思い出しました。
「生まれてきてありがとうという気持ちでいっぱいに・・・」
私もその気持ちがすごく分かります。

プレゼントがなくても
ただ存在してくれるだけで、本当に十分嬉しいんです。

私にとって母の日は、子ども達に生まれてきて、
いてくれることを感謝する日かもしれません。


楽しいミニチュア ライフ展

2019-05-07 21:24:41 | 美術展・書道展めぐり
GW最終日の昨日、天満屋岡山店でしていた
”MINIATURE LIFE展
      ~田中達也 見立ての世界~”
へ行ってきました。



田中達也さんは、日用品とジオラマ用人形を使って、
日常にあるものを別のものに見立てたアートを
インターネット上で次々発表しています。
新しい作品を息子に時々見せてもらっていましたし、
朝ドラの”ひよっこ”のオープニングでも使われていたので、
以前からとても興味を持っていました。

会場には120点の立体作品と写真作品が展示されていて、
撮影OKだったので、写メさせてもらってきました。
その中の大好きなのをいくつか紹介したいと思います。


   「これから先は若い二人の道」


   「ski」
トイレットペーパーの途中で、よく人形を止められたな~


   「ペースを乱さない走り方」
人形も音符も本当に小さいんですが、立体的な音符に心を掴まれました。


   「収納下手な食器棚の奥にある世界遺産」
ネーミングが最高ですね~


   「夏の新色ムスメ」


   「頂上への道海苔」


   「あー腹減ったなぁ、、オムライスでも食べたいなぁ。。」


   「新パン線」
岡山駅前を食器で表現していて、パンの新幹線は動いていました。
コッペパンの丸さが可愛かったです。


   「またこんなところに隠れてっ!」
これ、瓶のフタなんですよね。


   「1本1本丁寧に塗られています」


   「北海道の雄大なポテ地」


   「帰り道」
ただの畳が、照明効果もあって田舎の夕暮れの風景に見える
とても素敵な作品でした。

なにげない身の回りにあるものが、
新しい命を吹き込まれたように楽しく映り、
固定概念を外してみると広がる世界に
ただただ驚き、感動しました。

展示されていなかったけれど素敵な作品がまだまだあって、
作品集として販売されていたので、
私はポストカードブックを購入してきました。


この中にはこんな作品も・・・

   「カフェネーション」


   「アースクリームーン」
溶けるアイスクリームも、食品サンプルを使うとこんな素敵な作品に出来るんですね~

ほかにも紹介したい作品が、いっぱいありすぎて・・・。

ミニチュア写真家でもある田中さんの写真は、
実物作品に引けを取らないクオリティの高さです。

ポストカードブックは限定品だったのかな?
あと2冊の写真集は一般にも販売されているみたいですね。

結局息子と二人で、3冊全部買ったんですが、
美しいし、何度見てもはぁ~~と感心する作品ばかりで・・・


   「未完の宇宙船」


   「ベッドメーキング失敗」

しばし、楽しいミニチェアの世界で遊べそうです。