最近TVを見ていて、困った状況をかえってチャンスにした人のお話を2つ聞いて
面白いなぁ~と思ったので、ちょっと書いてみようと思います。
まずは、NHKの”先人たちの底力 知恵泉(ちえいず)”という番組
先日放送の『三井財閥の基礎を築いた江戸の豪商 三井高利さん』のお話が、とても興味深いお話でした。
時代劇では「おぬしも悪よの~」で有名な越後屋さん、
高利さんも屋号が越後屋さんですが、庶民思いのとってもいい人だったとか。
江戸で富裕層向けの訪問販売だった呉服ビジネスに、52歳で新規参入します。
(お兄さんの命で、それまで故郷・松坂で母親の面倒を見ないといけなかったのでね。)
でも、信用で成り立つ商売なのに信用がない越後屋さん、うまくいきません。
そこで、新しい商売方法を考えます
お店に大量の商品を並べ、世界初の定価制の導入
売れない商品は見切り、バーゲンセールなど・・・
現在の商売のやり方を次々生みだします。
「買い物」を庶民にも楽しんでもらおうと、反物の切り売りもしちゃいます。
うふ好みのお洒落な生地で小物も作れちゃったんですね。
そうして、江戸の庶民が殺到する超人気店を実現しました。
呉服から出発して、次第に服飾小物などどんどん商品の幅を広げていって、
百貨店にまでなります。
(※三井さんと創業当時の屋号・越後屋で、三越になったそうです。)
楽しんでもらいたいという精神が生き続けていったんでしょうか?
百貨店には屋上遊園地やレストランも出来て・・・
・・・大人から子供まで、庶民の楽しみを提供する場になっていきました。
今じゃ美術画廊なんかもあって、さらに魅力が広がりましたね~。
もうひとつ、”カンブリア宮殿”という番組に先週登場していた
エイトワン社長・大籔 崇(おおやぶ たかし)さんの話。
愛媛県の道後に新しい温泉宿「道後やや」を作りましたが、新規参入なので温泉組合からお湯を分けてもらえませんでした。
温泉宿なのに温泉がない。
そこで、各部屋はシャワーだけにして、外湯を前提とした宿にしちゃいました。
その代わり、「おしゃれな浴衣」(みかんと葉っぱの私も好きな可愛い柄)
「8種類の高級今治タオル」などを用意。(好みの手触り・厚さなどをチョイスできます)
道後温泉本館がすぐ近くなので、その浴衣を着てタオルを持って・・・
お散歩がてら観光も楽しみながら・・・と、外湯をとことん楽しめる仕組みにしました。
さらに
愛媛産にこだわった朝どれ野菜30種や7~8品種のみかんなど、
“豪華すぎる”朝食バイキングを用意。
それらが評判となり、道後温泉で有数の女性に大人気の宿となったそうです。
愛媛ならではの体験をしてもらおうという思いが随所に感じられる宿って、
その土地でしか出来ないいい想い出が作れそうで、私もなんだか行ってみたくなりました。
困った状況を嘆くんじゃなくて、その状況を受け入れ、発想を変えてみる。
すると、新しい世界が広がっていくんですね。
困った状況こそチャンスなら、困った状況カモ――ン
ちょっと視野を広くして・・・
キーワードは、”どうしたら喜んでもらえるか”でしょうか。
そして、大藪さん曰く、従業員が生き生きするのはどっち?という視点も
うまくいく秘訣なんだそうです。
別のホテルでも、内装から食事すべて愛媛県産にこだわった事で、従業員のやる気が倍増したそうです。
困った時は考えましょう。ヾ(´▽`)ノ
でも、考えてもどうしようもない事を考えるのはNGだそうです。
(”達人達”に出ていた松岡修三さんによると。たとえば、なぜ今、風が吹くんだ!とか)
なんで温泉水を分けてくれないんだと考えるのも同じですね。
大藪さんはそのことは一切考えなかったそうです。
変えられない状況を変えようと考えるんじゃなく・・・
新しい発想で・・・
うーーん、難しいけど、なんだか楽しそうです。
面白いなぁ~と思ったので、ちょっと書いてみようと思います。
まずは、NHKの”先人たちの底力 知恵泉(ちえいず)”という番組
先日放送の『三井財閥の基礎を築いた江戸の豪商 三井高利さん』のお話が、とても興味深いお話でした。
時代劇では「おぬしも悪よの~」で有名な越後屋さん、
高利さんも屋号が越後屋さんですが、庶民思いのとってもいい人だったとか。
江戸で富裕層向けの訪問販売だった呉服ビジネスに、52歳で新規参入します。
(お兄さんの命で、それまで故郷・松坂で母親の面倒を見ないといけなかったのでね。)
でも、信用で成り立つ商売なのに信用がない越後屋さん、うまくいきません。
そこで、新しい商売方法を考えます
お店に大量の商品を並べ、世界初の定価制の導入
売れない商品は見切り、バーゲンセールなど・・・
現在の商売のやり方を次々生みだします。
「買い物」を庶民にも楽しんでもらおうと、反物の切り売りもしちゃいます。
うふ好みのお洒落な生地で小物も作れちゃったんですね。
そうして、江戸の庶民が殺到する超人気店を実現しました。
呉服から出発して、次第に服飾小物などどんどん商品の幅を広げていって、
百貨店にまでなります。
(※三井さんと創業当時の屋号・越後屋で、三越になったそうです。)
楽しんでもらいたいという精神が生き続けていったんでしょうか?
百貨店には屋上遊園地やレストランも出来て・・・
・・・大人から子供まで、庶民の楽しみを提供する場になっていきました。
今じゃ美術画廊なんかもあって、さらに魅力が広がりましたね~。
もうひとつ、”カンブリア宮殿”という番組に先週登場していた
エイトワン社長・大籔 崇(おおやぶ たかし)さんの話。
愛媛県の道後に新しい温泉宿「道後やや」を作りましたが、新規参入なので温泉組合からお湯を分けてもらえませんでした。
温泉宿なのに温泉がない。
そこで、各部屋はシャワーだけにして、外湯を前提とした宿にしちゃいました。
その代わり、「おしゃれな浴衣」(みかんと葉っぱの私も好きな可愛い柄)
「8種類の高級今治タオル」などを用意。(好みの手触り・厚さなどをチョイスできます)
道後温泉本館がすぐ近くなので、その浴衣を着てタオルを持って・・・
お散歩がてら観光も楽しみながら・・・と、外湯をとことん楽しめる仕組みにしました。
さらに
愛媛産にこだわった朝どれ野菜30種や7~8品種のみかんなど、
“豪華すぎる”朝食バイキングを用意。
それらが評判となり、道後温泉で有数の女性に大人気の宿となったそうです。
愛媛ならではの体験をしてもらおうという思いが随所に感じられる宿って、
その土地でしか出来ないいい想い出が作れそうで、私もなんだか行ってみたくなりました。
困った状況を嘆くんじゃなくて、その状況を受け入れ、発想を変えてみる。
すると、新しい世界が広がっていくんですね。
困った状況こそチャンスなら、困った状況カモ――ン
ちょっと視野を広くして・・・
キーワードは、”どうしたら喜んでもらえるか”でしょうか。
そして、大藪さん曰く、従業員が生き生きするのはどっち?という視点も
うまくいく秘訣なんだそうです。
別のホテルでも、内装から食事すべて愛媛県産にこだわった事で、従業員のやる気が倍増したそうです。
困った時は考えましょう。ヾ(´▽`)ノ
でも、考えてもどうしようもない事を考えるのはNGだそうです。
(”達人達”に出ていた松岡修三さんによると。たとえば、なぜ今、風が吹くんだ!とか)
なんで温泉水を分けてくれないんだと考えるのも同じですね。
大藪さんはそのことは一切考えなかったそうです。
変えられない状況を変えようと考えるんじゃなく・・・
新しい発想で・・・
うーーん、難しいけど、なんだか楽しそうです。