この歳になって、何かが起きたらまずは心を込めて謝るということを忘れていた。
覆水盆に返らずばかりに捕われて、出した言葉は戻らない、だから言い訳もせずに黙って身を引くべきと。
結果を求めず、先ずは心を込めて謝り、それで終わりもやむなしと。しかし、友はあっさり許してくれ、これからは毎週電話で話そうと。コロナ禍で友の地まで赴く事はままならず、せめてやっぱり電話でも話そうと言うこととなった。
友とのこれまでの付き合いから多くの共有した思い出があり、それを悲しい思い出にしなくても良くなった。
嬉しいはずだし、ありがたい事なのに
本当は少しも心は晴れていない。
なぜだろう。