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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

ケラ「骨と軽蔑」

2024-03-28 09:52:27 | 日記
シアタークリエで上演された
「骨と軽蔑」です。
ケラ作•演出。
「手練れの女優さんと芝居が作りたい」
というケラの希望で集められたのは
宮沢りえ 鈴木杏 犬山イヌコ 堀内敬子
水川あさみ 峯村リエ 小池栄子
の皆さんでした。

ケラ作品らしく、休憩入れて3時間の長丁場でしたが
女優陣さすがの実力で、飽きることなく楽しめました。

東の国の一家のお話。
ケラさんお得意のパターンです。
軍需工場を経営している一家。
裕福な暮らしをしている。
母親グルカ(峯村)は、酒浸り
娘のマーゴ(宮沢)は、作家。
いま、著書の「骨と軽蔑」が、賞を獲りそう。
マーゴ作品の指南役がミロンガ(堀内)
マーゴの妹•ドミー(鈴木)
そして、なぜか客席と会話できる家政婦のネネ(犬山)
父親は、寝たきり。
その父親の看病をしているのが秘書のソフィー(水川)
そんな一家を訪ねてくるのが、マーゴの友達ナッツ(小池)

7人の会話劇。
微妙に噛み合わない面白さは、ケラならでは。
美しく繊細なマーゴ
対照的にガサツなナッツ
そんな2人の組み合わせ
などなど、対比の妙は、とても面白かった。


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