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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

「一万三千人の容疑者」

2024-05-17 10:46:18 | 日記
神保町シアターで上映された
「一万三千人の容疑者」です。
戦後最大の誘拐事件と言われた
「吉展ちゃん事件」をモチーフにしたもの。
当時の主任刑事だった方の捜査手記を
基に作られた映画です。
この事件を題材にして、ドラマなども多く作られています。
泉谷しげるさんが犯人を演じた作品は、私も見ました。

この映画は、捜査手記が原作になっているので
刑事たちの活躍 苦悩 焦り•••
などを中心に描かれています。
大事件にも関わらず、犯人逮捕までに
1年以上がかかった。
身代金受け渡しの時に、ホントに後一歩まで
迫ったのに、結局逃げられてしまう。
また、犯人は、早い時期から、捜査線状に名前が
上がっていたにも関わらず、アリバイが崩せなかった。
さらに、これは捜査陣のミスだと思いますが
身代金の紙幣のナンバーを記録していなかった。
こうした様々な出来事により、犯人逮捕に至らなかった。

刑事役は、芦田伸介。
「七人の刑事」のハンチング帽を被った渋い刑事役が
印象に残っていますが、今作でも刑事臭漂う演技を見せてくれました。


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