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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

浅草「談春五夜 千秋楽」

2022-05-11 10:42:50 | 日記

先週の話に戻ります。

土曜日は、前日に続き「談春五夜」

その千秋楽。

早速、演目と演者。

三方一両損 談春

髪結新三上 談春

中入り

芝居の喧嘩 こはる

髪結新三下 談春

前日は「山号寺号」をサラッと演りましたが

今夜は「三方一両損」

後の演目と関係あるから、ということでしたが

両方とも 大家さんが活躍しますもんね。

もっとも「三方」の大家さんは、血気にはやりますが

「新三」の方は、老獪そのもの。

大分違います。

間に挟まった 談春唯一の弟子•こはるは「芝居の喧嘩」

このところ増えている女流落語家たちは、

古典落語を女性目線に変えて演じる方が多いのですが

こはるさんは一味違うよう。

童顔で若く見えますが、もう四十路。

早く真打に昇進していただきたいものです。

「髪結新三」

上では「白子屋騒動」などを地噺形式で進め

弥太五郎源七が新三にやり込められるところまで。

中入り後の下では、大家さん大活躍。

「店だてを食わせる」と言って、新三を脅し

無事、白子屋の娘•お熊を助ける。

談春師演じる大家さん

煮ても焼いても食えない感じが、よく出ていました。