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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

桂小文枝襲名報道を聞いて・・・鶴瓶さんに「松鶴」襲名を!

2017-09-07 10:58:43 | 日記
再来年春に桂きん枝が「小文枝」襲名をするという報道がありました。我々世代ですと 「ヤングおー!おー!」で八方 文珍らと「ザ・パンダ」として活躍していたのが印象に残っています。その後 破門されたり、いろいろあったようですが、この度の慶事 おめでたい限りです。
「襲名」は、歌舞伎界同様、落語界にとっても大きなエポックメーキングとなる行事。新「小文枝」師匠にも、一段と大きな期待がかかることでしょう。で、ここで気にかかるのは、長い間空席になっている「松鶴」という大名跡。過去にいろいろな問題が起こったところなど、東京で名跡を継ぐものが現れない「圓生」と同じような状況になっています。「圓生」の場合、直弟子 孫弟子が争う形になり、そこに過去の「落語協会脱会騒動」などの問題が重なり、なかなか着陸点を見つけられませんでしたが、「松鶴」には、鶴瓶さんという、いい後継者がいるではありませんか。
七代目を死後に追贈された松葉さんは、現時点での一門の系図見ると、鶴瓶さんのすぐ上の兄弟子。となれば、ねぇ。実際、亡き師匠の自宅を買い取り「無学」という寄席を続けたり、師匠十八番の「らくだ」を引っさげて「歌舞伎座」などで公演したり、落語家としての実績は言うまでもないでしょう。「鶴瓶」という日本中で知られた名前を変えることになっても「三枝→文枝」といういいお手本があるじゃないですか。
私、上方の落語界事情について全く知りませんから、このアイデア「素人の戯言」かもしれません。でも、1ファンとして、「上方四天王」の名が、ずっと受け継がれて行くところを見たいのです。