古代イランで生まれ、
現在はインドのボンベイを主な本拠地とする
ゾロアスター教によれば、
太古、“悪”が天を突き破って世界に侵入し、
大地に潜って山を突き抜け、現在のような世界を造り出したのだそうだ。
この“悪”を、アンリ・マンユと言う。
王仁三郎も、宇宙から二つの悪神の玉が飛んできて、
中国大陸と北米大陸に落ちた、と
“霊界物語”に書いたらしい。
中国大陸のものが盤古で、北米のものが大自在天だそうで、
名前が混乱しているので、困っている。
ともかく、ユーラシアの悪は、これまで書いてきたとおりだけれど、
北米に落ちたものが、マヤの人食い神などになったのかもしれない。
ともかく、この“悪”って、なんだろう、と思う。
物質がそもそも悪の要素を持つ、という以外に、
宇宙からわざわざ、“悪”は飛んできたのだ。
***
一つの解釈として、
凶党霊の固まりが考えられると思う。
凶党霊とは、間違った教えをもたらした神(悪霊)や、教祖の霊に、
信者だった死者の霊が取り込まれ、凝っていったものだ。
そもそも、バールとかシヴァも、
侵略者たちの魂が凝ったもののような気がする。
深見のところでは、こうした霊が、
新興宗教に付いている、と言っていた。
アンリ・マンユとか、盤古とかバールの類いは、
そんな新興宗教のものより、ずっと大きい。
空中から火を出すとか、物を浮かせる、とかの
極端な霊能力は、
こうした凶党霊の力であることが多い。
日本では、自然であることの方を尊ぶし、
チベットでも、極端な霊験が魔物の仕業だった、
という話が伝わっている。
神は自然の働きそのものだから、
自然の働きを剋するほど自然に反するのは、神に逆らうことだ。
自然の善き働きをより高める霊能力が、
正なのである。
王仁三郎も、凶党霊により、
急須を宙に浮かせてお茶を容れたりしていたそうだが(笑)
神さまに戒められた、との事。
凶党霊を使っていると、
魂が魔界に入ってしまうから。
一神教で、魂が悪魔に取られる、というのは、
そういうことだと思う。
***
凶党霊かは解らないけど、深見のところには、
バール・ハモンに生け贄にされた幼子やその親の霊が凝ったものが
憑いていると思う。
ある人が“イクラちゃん(サザエさんの)”と連呼していたけど、
そういう感じの、深見の犠牲になりながら深見を信じ込んでいる
いつか深見に幸せにしてもらうために、従いながら待っている、
絶対成熟しない赤ん坊みたいなのが、いる。
それと、“ご神業”のために子供を犠牲にするのはいいこと、
という親の霊。
やめない限りとれない。
***
仏教では、霊の存在を言わないけれど、
それは、霊を信じることで、こうした霊が存在してしまうからだと思う。
仏教では、死後の魂は、わずかな間中有(バルドゥ)にとどまるだけで、
あとは次の肉体に入ることになっている。
成道した魂だけは、
自らの根源意識により、普遍的な根源意識=仏と一体になり、
望まない限り生まれ変わらない。
日本では、死者は他界で長い時間をかけて浄化され(微細になっていき)、
他界の神と一つになる。
生まれ変わりは、神によるのだと思う。
これは、日本の大地が悪ではないために、
はじめて可能なのだろう。
日本仏教は、修行(生魂の微細化)よりむしろ
死者の供養を能くするけど、
死後の浄化の過程を助けるためだ。
エールは天上他界、山上他界の神なので、
一神教徒は、死後、神の国に行くと信じることで、
エールの他界へ行くのだと思う。
日本の民間信仰では、
死者は他界に行くことになっているけど、
神社神道では、やはり出雲の神(エール)が幽界の主催神とされていて、
死者は出雲の神の許へ行くことになっているのだ。
もっとも江戸時代には、全ての死者は
善光寺に行くと信じられていた。
***
でも、凶党霊がどうして宇宙から飛んでくるのか、と考えると、
少し怖い。
つまり、どこか遠くの星に、知性を持った人間のような生命体がいるとして、
その星が滅びると共に、その凶党霊が、
食い物にすべき他の生命体を求めて宇宙を飛んでいくとしたら?
そんな物をすべて救うのは、
相当のことだ。
現在はインドのボンベイを主な本拠地とする
ゾロアスター教によれば、
太古、“悪”が天を突き破って世界に侵入し、
大地に潜って山を突き抜け、現在のような世界を造り出したのだそうだ。
この“悪”を、アンリ・マンユと言う。
王仁三郎も、宇宙から二つの悪神の玉が飛んできて、
中国大陸と北米大陸に落ちた、と
“霊界物語”に書いたらしい。
中国大陸のものが盤古で、北米のものが大自在天だそうで、
名前が混乱しているので、困っている。
ともかく、ユーラシアの悪は、これまで書いてきたとおりだけれど、
北米に落ちたものが、マヤの人食い神などになったのかもしれない。
ともかく、この“悪”って、なんだろう、と思う。
物質がそもそも悪の要素を持つ、という以外に、
宇宙からわざわざ、“悪”は飛んできたのだ。
***
一つの解釈として、
凶党霊の固まりが考えられると思う。
凶党霊とは、間違った教えをもたらした神(悪霊)や、教祖の霊に、
信者だった死者の霊が取り込まれ、凝っていったものだ。
そもそも、バールとかシヴァも、
侵略者たちの魂が凝ったもののような気がする。
深見のところでは、こうした霊が、
新興宗教に付いている、と言っていた。
アンリ・マンユとか、盤古とかバールの類いは、
そんな新興宗教のものより、ずっと大きい。
空中から火を出すとか、物を浮かせる、とかの
極端な霊能力は、
こうした凶党霊の力であることが多い。
日本では、自然であることの方を尊ぶし、
チベットでも、極端な霊験が魔物の仕業だった、
という話が伝わっている。
神は自然の働きそのものだから、
自然の働きを剋するほど自然に反するのは、神に逆らうことだ。
自然の善き働きをより高める霊能力が、
正なのである。
王仁三郎も、凶党霊により、
急須を宙に浮かせてお茶を容れたりしていたそうだが(笑)
神さまに戒められた、との事。
凶党霊を使っていると、
魂が魔界に入ってしまうから。
一神教で、魂が悪魔に取られる、というのは、
そういうことだと思う。
***
凶党霊かは解らないけど、深見のところには、
バール・ハモンに生け贄にされた幼子やその親の霊が凝ったものが
憑いていると思う。
ある人が“イクラちゃん(サザエさんの)”と連呼していたけど、
そういう感じの、深見の犠牲になりながら深見を信じ込んでいる
いつか深見に幸せにしてもらうために、従いながら待っている、
絶対成熟しない赤ん坊みたいなのが、いる。
それと、“ご神業”のために子供を犠牲にするのはいいこと、
という親の霊。
やめない限りとれない。
***
仏教では、霊の存在を言わないけれど、
それは、霊を信じることで、こうした霊が存在してしまうからだと思う。
仏教では、死後の魂は、わずかな間中有(バルドゥ)にとどまるだけで、
あとは次の肉体に入ることになっている。
成道した魂だけは、
自らの根源意識により、普遍的な根源意識=仏と一体になり、
望まない限り生まれ変わらない。
日本では、死者は他界で長い時間をかけて浄化され(微細になっていき)、
他界の神と一つになる。
生まれ変わりは、神によるのだと思う。
これは、日本の大地が悪ではないために、
はじめて可能なのだろう。
日本仏教は、修行(生魂の微細化)よりむしろ
死者の供養を能くするけど、
死後の浄化の過程を助けるためだ。
エールは天上他界、山上他界の神なので、
一神教徒は、死後、神の国に行くと信じることで、
エールの他界へ行くのだと思う。
日本の民間信仰では、
死者は他界に行くことになっているけど、
神社神道では、やはり出雲の神(エール)が幽界の主催神とされていて、
死者は出雲の神の許へ行くことになっているのだ。
もっとも江戸時代には、全ての死者は
善光寺に行くと信じられていた。
***
でも、凶党霊がどうして宇宙から飛んでくるのか、と考えると、
少し怖い。
つまり、どこか遠くの星に、知性を持った人間のような生命体がいるとして、
その星が滅びると共に、その凶党霊が、
食い物にすべき他の生命体を求めて宇宙を飛んでいくとしたら?
そんな物をすべて救うのは、
相当のことだ。