ウォーキングカメラマン

“お歩きさん”をした時に出くわした心に残った風景、光景、人物などを撮る!!

絶景の秘境路線の起点であり流雪溝発祥の街を歩く

2022-10-26 00:55:16 | 新潟県

2022年9月26日(月)

魚沼市小出地区(旧新潟県小出町)は、絶景の秘境路線であるJR只見線の起点の街。豪雪地帯であり、雪の塊を水路に流して排雪する流雪溝の発祥地でもある。

 

奥只見・尾瀬方面への国道沿いの風景。基礎が高い現代風の雪国の民家と田んぼ。

東京と新潟を結ぶ幹線国道17号線沿いの風景。ここから西(写真右)へ行くと小出の中心部に行く。

国道17号線から中心部へ向かって歩いているとスキーのジャンプ台(写真中央上部)が見えた。

小出中心部。高田のような越後特有の雁木というのはなく普通の商店街。

商店街の西にある魚野川。清流なので川の中に入りアユ釣りをしてる人がいる。この川を渡って少し歩けば、紅葉とか雪景色の絶景路線として知られる只見線の起点駅である小出駅がある。車で通った際、普通の駅舎で駅周辺も寂しいので行かなかった。

この石碑を見て初めて知ったが、小出は流雪溝発祥の地の碑。お歩きさんすると時々こういう碑を見かけ”へぇ~。そうなんだ”ということがあり、どうでもいいことだけどためになる。

水草が生えてる清流だが、自然の川かな?流雪溝と接続するために造られた川かな?

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大凧合戦が開催される雁木と妻入の街を歩く

2022-10-24 00:15:54 | 新潟県

2022年9月25日(日)

新潟市南区白根地区(旧新潟県白根市)は、商店街付近に雁木があり、妻入りの町屋が連なる古い街並みが残る。300年の伝統を持つ大凧合戦が開催される。

 

白根地区の中心部付近。平成の合併により白根市・月潟村・味方村が新潟市南区となり、市役所がそのまま南区役所となった。

錆びたトタンにデカデカと店名を入れ「肉」を赤で強調した肉屋に目を惹かれた。

商店街のメインストリートには、妻入りの町家が多数残っている。古い大きな商家、看板建築の家屋もありお歩きさんして楽しい街並み。

妻入りの町家が長屋のように連続して続き、ノコギリの歯のようになっている越後地方独特の家屋。隣同士の屋根と屋根の隙間が狭いのは、落雪から人を守ることになるし、そして、雪卸しの人の転落防止にもなるだろうと勝手に解釈し感心していた。

雁木の下もレトロでいい感じ。

白根大凧合戦の凧絵。大凧合戦は江戸時代に川の堤防改修工事の完成祝いで凧を揚げたら、対岸の集落に凧が落ち、田畑を荒らしたということで、対岸集落の人も対抗して凧を揚げたことから始まったとのことで、集落同士の争いが伝統行事となった。

商店街で凧を飾ってる?売ってる?店があった。

凧揚げ合戦の起源となった川。毎年6月に、この川の両岸でお互いに凧揚げをする。300以上の凧が揚がり、合戦用は畳24畳分の大きさとのこと。

 

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歌姫が演じて歌った郷土芸能の発祥の村を歩く

2022-10-21 00:16:27 | 新潟県

2022年9月25日(日)

新潟市月潟地区(旧新潟県月潟村)は、美空ひばりが演じ、歌った角兵衛獅子(越後獅子)の発祥地であり、現在は大道芸フェスティバルが開催される。

 

路地にかかる大きな「越後獅子」の影絵の暖簾。この暖簾をくぐると大道芸フェスティバルが開催されている月潟商店街と繋がる。

月潟商店街。大道芸フェスティバル開催中。燕在住の友人から見て帰った方がいいと奨められ、全く聞いたこともなかった月潟を訪れたが、駐車できないし、シャトルバスがでているし、小さな村なのに結構な規模のイベントにビックリした。写真中央の星条旗を持ってるのは人形ではなくパフォーマー。

友人とその友人と入ったラーメン屋も大盛況。1グループに巨峰が半房サービスの大盤振る舞い。

大道芸のパフォーマー。全部で10組のパフォーマーが3つのゾーンに分かれ1日3回の芸を披露。10組全ての芸を1日かけて見れるようになっている。大道芸なので、自分の気持をチャリンと投入。

2組の芸を見たら、友人と別れ、商店街をお歩きさん。普段は閑散としていると思われる月潟商店街は大盛況。出店で巨峰を販売していて、なんと1房300円。この辺は巨峰を作っている農家が多いそうだ。

大道芸フェスティバルの歴代のポスター。今年で24回目となる。

角兵衛獅子(越後獅子)像。月潟という小さな村でなぜ大道芸フェスティバルを行うのか訪れて初めて理解できた。月潟は、美空ひばりが角兵衛獅子を演じる少年役の映画や挿入歌が作られるなど、全国に知られた角兵衛獅子の発祥地。江戸時代、獅子を舞う少年・少女は全国各地を巡って芸を披露していた。

レトロな新潟交通月潟駅。今は廃線となって利用されてないが、廃線となった線路を使ってトロッコを走らすイベントをしていた。

廃線になる前に走っていたレトロな電車が展示してある。

 

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二つの都市名がそのまま駅名となった駅周辺を歩く

2022-10-16 21:32:03 | 新潟県

2022年9月25日(日)

JR燕三条駅は、燕市と三条市の都市名を合わせてそのまま駅名となったが、所在地としては三条市であるが、駅舎は二つの都市に跨る。

 

JR燕三条駅の燕口前の良寛像。燕には良寛ゆかりの地があるので、燕口側に像を設置したと思われる。

JR燕三条駅燕口の駅前風景。駅の北側にあたり、こちらは燕市となる。なお駅前の高架は北陸自動車道で、このすぐ近くにあるインター名は三条燕であることから、両市がいろいろとネーミングに気を使ったことが想像できる。隣接していて街の規模が同じ程度ならモメごとが起きやすい。

JR燕三条駅燕口の駅前風景。燕市は洋食器で有名な街。

JR燕三条駅三条口。こちらは三条市側となる。刃物の街として有名。

三条口から国道8号を横断したら日本一の大河信濃川がある。

信濃川。台風による雨の影響か、濁っていた。

信濃川にかかる橋から燕三条駅、弥彦山方面を望む。

信濃川にかかる橋から三条市街地方面。中心部は、まだここから2~3kmあるし、燕市在住の学生時代の友人と一緒にみたいものがあったので、イオン(写真中央よりやや左)まで歩き、引き返した。

三条名物カレーラーメンの看板がある。前日、燕在住の学生時代の友人が"鶏半身揚げ"が新潟名物だからと専門店に連れて行ってくれたがカレー味だった。三条はカレー味が主流なのかな。

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「魚のアメ横」の周辺を歩く

2022-10-15 00:30:49 | 新潟県

2022年9月24日(土)

長岡市寺泊地区(旧新潟県寺泊町)は、日本海に面した港町、北国街道の宿場町として栄えた。国道沿いに「魚のアメ横」と呼ばれる海産物市場が連なる。

 

寺泊港。この漁港の向こうには佐渡へのフェリーターミナルがある。が2019年に廃止となったようだ。

漁港には、かつては漁師小屋だったと思われる釣り船屋が連なっている。

漁港から少し歩くと自然に国道に出る。弥彦山(写真左)が見える。

国道沿いには、鮮魚店や土産物店が連なる"魚の市場通り"で通称"魚のアメ横"と呼ばれる。

首都圏に多数店舗があり、寺泊港を有名にした魚屋の本店。本店では浜焼きが味わえる。

魚のアメ横の裏通りは、民家が立ち並び静かな通り。背景の山は弥彦山。

魚のアメ横の裏通りから、一筋次の通りを漁港の方に向かって歩いた。多分、北国街道を歩いていると思うが、案内板なぞないので不明。

まっすぐ歩き、ひと昔前の中心部と思われる付近に来ると、妻入りの古い民家が立ち並んで出雲崎の雰囲気と似てるので、やはり北国街道だろうと思う。

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