ウォーキングカメラマン

“お歩きさん”をした時に出くわした心に残った風景、光景、人物などを撮る!!

北前船で栄えた大河河口にある小さな過疎の街を歩く

2020-11-26 01:18:54 | 島根県

2020年9月23日(水)

江津市は、中国地方一の大河"江の川"の河口に位置し、かつては、北前船の寄港地として栄えたが、近年は過疎化が進み人口約23,000の小さな街である。

 

JR江津駅。山陰本線の駅。2018年に廃止されるまでは広島県三次との間を結ぶ三江線の起点駅でもあった。

駅周辺の観光案内所に展示されたいる石見神楽の大蛇。

駅前を通るメインストリートが中心部。

シャッターに石見神楽の大蛇が描かれている。

駅から東方面へまっすぐ行ったら中国地方最大で最長の江の川に出る。かつては、この川の流域の特産品のものが北前船で全国に運ばれた。

江の川沿いの土手から海の方を見るとパルプ工場がある。昭和に入ってから、江の川の水資源と河口の砂丘地を利用してパルプ工場を誘致した。

対岸(東)を見ると石州瓦の集落が見える。江津は石州瓦の産地でもある。

国道9号線沿いがもうひとつの中心街。

 

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水墨画の巨匠ゆかりの神楽が盛んな街を歩く

2020-11-18 23:59:52 | 島根県

2020年9月23日(水)

 

益田市は、島根県西部の中心都市で、伝統芸能として神楽が盛ん。水墨画の巨匠"雪舟"が作った庭園がふたつあり、彼の終焉の地でもある。

 

JR益田駅。山陰本線の駅。

JR益田駅前の広場。雪舟が作った石庭をイメージづけている。

JR益田駅前の観光案内所に飾られていた石見神楽の人形。昔、隣人が石見地方出身の人であり、その人の息子(当時、幼稚園児)が神楽のことを熱く語っていたことを思い出した。

居酒屋で神楽が見られるようだ。昔、石見地方を通った時、たまたま立寄ったスーパーのイベントで神楽を演じていて、地元の人は真剣に見ていたが、私は面白さがわからなかった。

JR益田駅沿いのメインストリート。

メインストリートを入ったところが飲み屋街。

飲み屋街をまっすぐ行くと石見地方特有の石州瓦の赤い屋根の家が連なっていた。

益田川の土手に咲いている彼岸花。

萬福寺にある雪舟像。寺には雪舟が作った庭園がある。

萬福寺から500m程度のところにある医光寺。ここには雪舟四大庭園のひとつの庭園がある

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鏝絵のある赤瓦の漁村集落を歩く

2020-11-17 23:53:32 | 島根県

2020年9月23日(水)

 

益田市飯浦地区は、山口県と接する日本海に面した漁村。左官の芸術作品と言われる鏝絵と石見地方特有の赤瓦屋根集落である。

飯浦漁港。島根県最西端の漁港。藩政時代は対馬方面への遠洋漁業で賑わったと説明板に書かれていた。

高台に登って石州瓦の屋根を眺望。子供の頃は、赤瓦が田舎臭く思えていたが、今は南欧の屋根のように思える。

光の加減によって赤瓦の色が出てないが、実際には赤瓦の占める割合は多い。

光の加減か、平地の方が赤瓦の色が鮮やかに出ている。

この集落の鏝絵は戸袋に描かれている。

この鏝絵は家紋かな?ひとつの家に二つ家紋がある家もあるそうだ。

この鏝絵は屋号かな?

集落のはずれまで歩いて飯浦港を撮影。写真左の松が生えた島は“松島"。磁性を帯びた石英斑岩でできていて天然記念物になっている。

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海の中の寺がある県最北かつ県境の漁村を歩く

2020-11-16 22:35:42 | 山口県

2020年9月23日(水)

 

萩市江崎地区(旧山口県田万川町)は、県最北端であり島根県と接する漁村。室町時代創建の祈願所として信仰された海の中の寺と呼ばれる“西堂寺六角堂”がシンボルとなっている。

 

江崎漁港がある入り江に架かるその名も“江崎大漁橋“。

橋の下にこの街のシンボル“西堂寺六角堂”が見える。

西堂寺の門。寺は浮島になっていて海にかかる小さな石橋を渡って境内に入る。石州瓦が石見の文化圏だと感じさせられる。

本堂も石州瓦だが、六角堂は黒瓦。

青空に江崎大漁橋をバックにした観音様がいい感じ。

江崎の街並み。やはり石州瓦を使った家屋がちらほらある。

 

 

 

江崎大漁橋から江崎の街を眺望。

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横縞の断崖絶壁

2020-11-16 00:13:52 | 山口県

2020年9月22日(火)

萩市須佐地区(旧山口県須佐町)にあるホルンフェルスは、萩中心部の北東へ約40kmに位置する日本海に突き出た断崖絶壁。壁面が灰色と黒色の帯状の層が相互に横縞模様を作っている。

 

ホルンフェルス入口。日本海に夕陽が沈む頃に訪れた。写真右の真ん中あたりにホルンフェルス壁面が見える。

ホルンフェルスはドイツ語で角石という意であり、岩は角ばっている。

ホルンフェルスに行く途中から来た道(遊歩道)を入口の方へ振り返ると、断崖絶壁の上に家がある。

ホルンフェルスの崖の上からの眺望。崖は12~15m。

柵がないので真下を見ることができるが、怖い。

崖の下へ降りる道。

下まで降りた。

夕陽のあたり方によって上の写真と岩の色が違う。

 

 

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