かわずの呟き

ヒキガエルになるかアマガエルなるか、それは定かでないが、日々思いついたことを、書きつけてみようと思う

朝の出来事

2016-01-29 | 気ままなる日々の記録

  朝食前の7時半ごろノックがした。すぐに[訪問看護です]とおっしゃる。

  私は今まで訪問看護など受けたことがなく主人のことに関しての用事かと思いお話を聞いていると,私が予想外の顔をしたのか看護師さんの目が動いた。洗面台に置いてある薬入れにめがとまった。それには氏名と科名が記入してある。顔の反応から私が一言も発しないうちに名前を薬箱から確認するというわざはさすがである。

  突然「すみません。部屋をまちがえました」と云って隣の部屋へ入っていかれた。ケアさんなどはたびたびである。設計上そうなりやすいのだろうか。

 一度は本当に困ったことがあった。白衣を着た老紳士が現れた。服装から一目でお医者様と分かり、すぐ名前を云った。でも少しお耳が遠いのかなかなか信じてもらえず何度も名前を云わねばならなかった。生憎看護士さんは付いておらず、分かって貰うのに苦労した。

 人のことばかりいえたことではない。私などウッカリ階数を間違え下の階の男性の部屋をガラリと派手に開けてしまい実に恥ずかしい思いをしたことさえある。後で考えるとエレベーターの中でケアーさんが階が違うと云ったらしいがよく聞こえなかったので無視したようだ。よく間違えるのは数字を見ないで見当で開けてしまうからである。この辺と云う感覚がいけない。隣でなくて、一つ離れた部屋とよく間違える。距離感と云うのも老化するのだろうか。以後いつも部屋番号を確認するようにしている。(E)

           初雪


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