かわずの呟き

ヒキガエルになるかアマガエルなるか、それは定かでないが、日々思いついたことを、書きつけてみようと思う

病み顔《やみがお》美人が流行だとか・・・・。

2017-02-18 | 気ままなる日々の記録

  病み顔《やみがお》美人が流行だとか・・・。メイクのことである。

 「リンゴのような頬」は健康そうで今では人気がないというのである。

 オソマツ君が若い頃には結核と云う病気が若い人の間で大流行していて、本当に青い顔をして歩いているなよなよした若い娘さんが沢山お見えになったものだ。

 彼女たちが若い男に人気があったとは聞いたことがない・それより、小学校で、ツベルクリン反応が陰性だとBCG注射をやられていた。これが、肺結核の予防注射だった。

BCG注射は太い針の痛い注射だった。BCGは長い間化膿したように痛みお風呂も大変だった。その跡は今も左腕に残っている。

 「病み顔美人の流行」だなんて、オソマツ君世代には信じられない現象で、人間と云う生き物は信じられないほど奇妙な方向へも走り出す生き物らしい。昔中国で「纏足」が流行したことがあったというが、「病み顔美人」は「纏足」に負けるとも劣らない愚考であるとおもわれる。

《蛇足)「纏足」は中国の王朝期、貴族階級の間で流行した風習で、3~4歳の女の子の足の裏の骨をわざと折って小さな木靴を履かせ大人になるまで木靴を脱がせない。そうすると足の裏が小さい女性になって歩く時、御付の女官の肩に捕まって、なよなよ歩くことになる。それが色気があり上品だというこになり、こうした女性は、王宮へ勤めることになりやすいというのだ。かくして、3歳ぐらいの女の子は親の手によって足の緒らの骨を砕かれたという。

(T)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿