かわずの呟き

ヒキガエルになるかアマガエルなるか、それは定かでないが、日々思いついたことを、書きつけてみようと思う

「蛙の呟きにコメントを頂きありがとう。ございます。

2018-02-16 | 気ままなる日々の記録

   「日本人論」といいますか、「日本文化論」といいますか。確かに日本人の思考には特色があるとおもいます。

奈良時代の聖徳大使が「和をもって貴しとなす」と云われ仏教を敬えといわれたとか。記録も怪しい時代のこととてどこまで信じていいか疑問ですが。日本人は西洋人のようにいろいろ意見を出し合って何が最善かをさがすということが苦手です。発言者の地位や財力によって判断しようとします。

  これでは民主主義は育ちません。そのことを忘れて小学校の生徒にまで多数決をさせたあのころの日本は世界の笑いものだったにちがいありません。

  田舎の諺に「隣百姓」という言葉があります。隣の田圃や畑と同じものを植え同じように耕作しておれば、豊作に恵まれる。という意味です。つまり日本人は個性をあまり認めようとしません。そして、西欧に比べてはるかに老人を敬います。

  こうした思考法と生活態度は農民に向いています。狩猟採集の民族には適していません。他人が狩りをした後に同じ狩りをしていても獲物はとれません。こちらの文化が西欧で独創や個性を尊重します。資本主義社会はあちらかに西欧で発達した社会制度で、「隣百姓」ではだめです。しかし今更あわてて、西欧のまねをするのは止めて。我が国は我が国なりにボツボツ歩むという方針でどうでしょう。(T)

 


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