かわずの呟き

ヒキガエルになるかアマガエルなるか、それは定かでないが、日々思いついたことを、書きつけてみようと思う

柚子(ユヅ)について。

2015-12-20 | 気ままなる日々の記録

  私の野菜作りの師匠であり、パソコンや老後のいき方に対する師匠でもある人が開設されたブログに「私の70代」というものがあります。開設された時の年齢が70代だったとかで、長く続くことを想定せず、毎日のスナップ写真のようなページにしようと命名されたとかお聞きしています。それが20年近く続きちょっと分かりにくいタイトルになっていますが、訪問者は多く今更タイトルの変更は難しいことでしょう。

  そのブログに今秋柚子を沢山収穫したという記事がありました。そして12月19日毎日新聞の余禄にも柚子の話しがでていました。その内容を師匠にお伝えしたくてメモを取りながら拝読しました。以下の文章はそのメモによるところが大です。

  柚子も秋になって青柚子が熟し切って黄色くなりその芳香は私にとって欠かせないものである。讃えたのは作家の池上正太郎さんであった。

「柚子だけは贅沢させてくれと家人に頼み毎食魚貝や漬物にかけて楽しんだのは忠臣蔵で有名な大石蔵之助だったそうだ。主君の仇討のために沢山の費用が必要な中経費削減の先頭に立っていた大石であったが、柚子だけは手放せなかった。大石の奥さんは、秋に熟した柚子を刻み、味噌と合わせて

柚子味噌をつくった。蔵之助の晩酌はこの一品だけでよかったという。上記の池上さんも、大根おろしに柚子を絞った一品だけで酒が飲めると書いているそうである。

 いずれにしても、鍋料理に柚子が美味しい、今年も残り少ない師走である。(T)


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