もはや“単品”では楽しめない
ブライアン・シンガーが監督した「X-MEN」シリーズの第6作。人類初のミュータントであるアポカリプス(オスカー・アイザック)が数千年の眠りから目覚め、間違った方向に進んだ文明を、強力な力で正そうとする。
今回のテーマは「X-MEN対神」。とは言え、前作を見逃した者には何が何だか分からない。プロフェッサーX(ジェームズ・マカボイ)の“そり頭”の理由はおかしかったが…。
「アベンジャーズ」もそうだが、もはや“単品”では楽しめないのが困りもの。加えて、シンガーの“狂気”が全編にあふれ、その毒気に当てられたのか、見終わった後でかなりの疲労感に襲われた。
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