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「詩歌川百景」(1)吉田秋生

2020年10月10日 08時57分50秒 | 読書(マンガ/アニメ)

「詩歌川百景」(1)吉田秋生

吉田秋生さんの新シリーズ。
山形県の小さな温泉町が舞台。
前シリーズ「海街diary」ともリンクしている。
ネタバレ有りなので、未読の方はご注意。
(・・・て言うか、当ブログを読むより、即買って読むべし)


上の2人が今回の主要人物だけど、前作同様、群像劇となっている

どんな場所でも人の住むところには必ず悪意ともめ事がある
それは田舎だろうと都会だろうと変わらない

生きてる人間のほうがよっぽどこわいのに

【おまけ】A・・・「海街diary」(1)の画像
一作目にして本作と繋がりがあるのが分かる
河鹿沢の全景・・・蝉時雨のシーンは、何度読み返しても泣ける。
すでに「あづまや」と大女将が登場している。

すずの左が義理の母、その左の男の子2人が本作「詩歌川百景」で登場する和樹と智樹

【おまけ】B・・・「海街diary」(9)の番外編「通り雨のあとに」の画像
この「通り雨のあとに」が、新シリーズ「詩歌川百景」への橋渡しとなる作品。

成長したすずと和樹が登場する。

すずから妙と和樹へと物語がバトンタッチされる。
番外編「通り雨のあとに」は、「月刊flowers」2018年11月号に掲載されているが、この時すでに、本作「詩歌川百景」の構想が出来ていた、と言うことか・・・。

【ネット上の紹介】
『海街diary』と繋がる物語、開幕!山形の山里にある小さな温泉町・河鹿沢温泉の旅館で湯守り見習いとして働く和樹。弟の守とともに、旅館の女将や周囲の大人の思惑に時に守られ時に翻弄されながら暮らしている。大人たちの抱える過去、そして河鹿沢温泉に数年前に引っ越してきた旅館の大女将の孫娘・妙をはじめ幼なじみ達との友情と恋と人生が静かに紡がれていく----

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