「未来への提言」の廃止

　田中県政時代、本県の基本構想として位置付け策定された「未来への提言」（コモンズからはじまる信州ルネッサンス革命）が、新たな中期総合計画の策定に伴い、２月定例県議会に廃止する議案が提案され、全員賛成で可決されました。
　この「提言」は、策定時の趣旨が良く分からず抽象的かつ意味不明で、何時の間にかこの基本構想があることも忘れ去られていました。
　今回の廃止を受けて、「長野県基本計画の議決等に関する条例」の第２条第１号に規定する「基本構想」の項についても、削除する条例改正を行うか検討するとともに、さらなる透明で計画的な県政運営を確立するために、中期総合計画策定の根拠条例の策定を県側に求めて行く決意です。


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