Dig it ちゃぶ台カーモデル製作記

ちゃぶ台で作ろう!カーモデル

1/24 ハセガワ ジェミニ イルムシャー(その1)

2023年10月28日 20時58分55秒 | 80年代の国産車

暫くモーターサイクルが続いていたのでクルマの製作に戻りました。

古のキットばかり作っていて最新のキットはほとんど作ってません。

ハセガワの新製品は発売されれば買ったりしてます。

タミヤの240Zやアオシマのトヨタ2000GTの後期とか昔ならすぐ飛びついてたと思いますが何故か購入に至らず。

最新のキットを発売後すぐに作ったのはフジミのロータスヨーロッパ。それとて8年も前。

最新のキットはどんなもんか。ということでハセガワのジェミニ イルムシャーを作ってみることにします。

 

 

発売されて即購入。このキットも発売から5年も経っているので最新とは言えないのですが。

キット化されたのは後期型の方で、いずれバリエーションで好きだった前期型が出るのでは・・と待っても待っても出ない。

モデルカーズ誌で前期型への改造作例がありましたが、どうやらバンパー交換レベルでは前期型へのバリエーション展開は難しいとのこと。

バリエーションはハンドリングバイロータス、イルムシャーターボや発売何周年だかのいずれも後期型ベースの車両ばかり。

これ以上待ってもおそらく発売されそうにないのでプラ板・パテで前期型へと作ってみることにします。

 

何故前期型が好みかと言うと新車登場時のCMはもちろん、

青や黄色の素敵なボディカラーとジウジアーロによるヨーロピアンなデザイン。

当時のジウジアーロのデザインアイコンであるフロントの造形がボディサイドに回り込まない端正な佇まい。

フィアットウーノやランチアテーマの雰囲気を感じさせるデザインが素直にカッコいいと思いました。結構本気で買おうかと。

いすゞアスカあたりもヨーロッパ車の雰囲気で「Europian spirit by ISUZU」だったかリアウインドウにステッカーが貼られていたりかなりドイツ車を意識していた時代でした。

 

後期型のボディ。バリエーション展開のためフロントフード・フロントバンパー・リアバンパーが別パーツ。

 

キットのバンパーとボディの合いは最高!何も問題は起きません。

後期型バンパーを切り刻んで再構築すればなんとかなるかな。。と眺める。

 

ボディ側、フロントグリル装着パネルをカット。

 

実車の写真を見ながらマーカーで印をつけて。

 

エッチングソーなど使わずリューター鋸でバッサリといきました。

 

切り出し終了。

 

切り出したエアインテーク部分の左右外側とウインカー部分の真ん中あたりをカットして再接合へ。

 

エアインテーク左右は1.5ミリ詰めて接着。ウインカー部分は2ミリカットして接着。ウインカー上部もカットして天地増し。

ガタガタだけど気にしません。

 

バンパー本体に戻します。

エアインテーク部分は後期型よりグッと角度がついているので奥側にスラントさせました。

ウインカー部分は中央寄りに配置して外側にプラ材を突っ込んで接合。

ガタガタなのは気にしません。

接合には瞬間接着剤以外使いませんでした。以前作ったコロナ改カリーナも似たようなことをやりましたが

溶剤系を使った部分はいつまで経っても溶剤が揮発し続け結構残念なことになってます。

そのあと作った切断アオシマセルボは全て瞬間接着剤のみの使用だったのでほぼ退けは発生してません。

 

ボデイ側。バンパー上の部分は前期と後期では天地寸法が全然違います。

後期のシュッと洗練されたフロントライト・グリルのためボディを天地に大きくとってます。

この部分を1.5mmほど削って細くします。

このあたりが前期型へのバリエーション展開を難しくしているのかも知れません。

 

ボデイ横から。

後期型のウインカーはサイドに回り込んでいます。斜めになった部分から垂直に落ちている部分がさっきの1.5mm削った箇所。

 

マスキングテープを貼って形を転写。

 

左右3枚ずつ0.5mmプラ板で形を切りだし。

 

1枚使わず2枚で。外側のをした方向ちょっとずらしてフェンダー上から伸びるラインと繋げました。

隙間があるのはこの段階では気にしません。

 

ゴリゴリの造形にイージーサンディングを流し込んでベビーパウダーを振りかけて固めました。

 

光硬化パテを盛ってさらにゴリゴリ削って粗造形終了。

ここまで形になれば前期型への造形は何とかなりそう。一度サフ噴いて細かい詰め作業へ。

 

イージーサンディングが透けて元々の後期型造形が見えますがきちんと埋まってます。

やはり前期型のこの部分が好きです。

 

ジウジアーロのオリジナルデザインはあくまでもノーマル車体で、そっちはまたケレン味のないシンプルながら完成された佇まいです。

一方イルムシャーのエアロパーツは走りを感じさせる迫力のあるもの。何よりも「ヒトデ」と呼ばれるホイールカバーがとてもよく似合って!

 

サイズは違うけどランチャテーマと同じ流れだなぁ。カッコいい。

・・・ボディカットすればテーマ作れるかも・・・

 

リアはそのまま。テールレンズ以外は何もやらないつもりです。

続く。

 

 

 

 

 

 

 

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アオシマ 1/12 ホンダCBX400F

2023年10月21日 23時09分43秒 | 原体験のモーターサイクル

 

アオシマ 1/12 ホンダCBX400F。

今回もフォローさせていただいている A's miscellanis様 の作例を参考にできる作業だけ真似させていただき作ってみました。

人生2台目のバイクキットの完成。

 

実車は1981年に登場。それまでCB750Fのデザインテイストを取り込んだスーパーホークlllがホンダ400ccのメイン車種でした。

カワサキZ400FXや、ヤマハXJ400にスズキGSX400Fと4気筒400ccに遅れて投入されたCBX400F。

私の友人も発売されてすぐにカウル付きのCBX400Fインテグラを買ったり、

XJ400Dに乗っていたのが、CBX400Fを買った知人から交換を申し込まれて購入したり。(XJ400Dも良かったのに)

身近な存在で何度か乗させてもらいました。

 

真っ先に目に入るのがCB400Fをイメージしたかのようなエキゾーストパイプ。

4番シリンダーから出るパイプは、車名から連想する「X字」のように左方向へ重なっていくのがカッコいい。

集合管に変えてしまうとせっかくのデザインポイントが無くなってしまい残念。

前後ブレーキディスクはインボードタイプで同時代のVT250Fにも採用されてました。

 

テールレンズ類もブレーキ・ウインカーを一体化した新鮮なデザイン。

これもVTやスクーターにも波及したホンダらしい斬新な見た目になっていますね。

 
 

ヒットしたCBX400Fも僅か2年でフルモデルチェンジしてCBR400Fに。

今のバイク界の状況は知りませんが、当時はバイクブームもあって1年程度でモデルチェンジしたり年次改良が行われたり、

折角新車で買ってもすぐに型遅れになってしまう残念なことに。

私もCBR250Fを買ってすぐにモデルチェンジしてしまった経験があります。

しかし昨今のCBX人気といったら数百万の価格がついたり、盗難の危険もあったりとなかなか手の届かない存在になってしまった。

盗難保険に加入できない。走行中に窃盗団に囲まれてそのまま乗っていかれた!なんて物騒な話もあります。

 

 

前回タミヤRZ250に比べてアオシマのこのキット、組立説明書はイマイチ親切じゃないし組みにくい箇所もあったりして。。

でも完成すると不思議に満足度が高い。完成させた後に感じる模型製作のいいところ。

 

原体験のモーターサイクルとしては

Z400FX、XJ400、ホークllとアオシマの製品が続く。次はどれを手を出そうか。な

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アオシマ 1/12 ホンダCBX400F

2023年10月15日 20時40分52秒 | 原体験のモーターサイクル

1日に見に来ていただく方が約 600 IP。しばらく更新がない場合は450 IPとそんな感じで平均的に推移してます。

パソコンやスマホ等でダブられて見に来ていただいてはいらっしゃると思いますが、製作ペースが遅いにも関わらずご愛顧いただいております。感謝。

ところが一昨日は850 IP!。昨日は750 IPと何故か増えています。一体何があったのだろうか?謎です。

 

6月くらいからニューマンハースのインディカーやフジミのTE27レビンを製作している合間を縫って

アオシマの1/12 ホンダCBX400Fをチマチマ作ってました。

製作中の写真は全く撮っていないのでいきなり完成です。

 

今回も作るにあたりフォローさせていただいている「A's miscellanies」様 のモデリングを大いに参考にさせていただきました。

田宮 RZ250に続いて2台目のバイクキットを完成させることが出来ました。

 

6月上旬に似ていないタンクのニーグリップ付近の造形のため、切り刻んで接合している最中に電話の呼び出し。

「落ち着いて聞いてください。息子さんの意識ははっきりしています。東京消防庁です」という内容で。

当日は凄まじい豪雨で大学の授業が終わった後、タオルを買うべくコンビニに入店し濡れた床で足を取られ

両手が塞がったまま什器の角にコメカミから転倒。救急搬送されたとのこと。10針を縫う大怪我。

自宅から学校のある調布、病院までクルマで迎えにいきました。

この完成品のタンクを見るたびに「そういえば大怪我したんだよなぁ」と思い出すことでしょう。

息子は今では傷も癒えてピンピンしてます。しかし肝を冷やしました(寿命も縮まる)

 

タミヤのキットに比べはっきりと組みにくい。。組立説明書もイマイチ親切じゃないし。

しかしながら完成させてみると非常に満足度の高い佇まい。

そして「アオシマジック」にまんまとかかってしまう私であった。

 

 

 

 

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