Dig it ちゃぶ台カーモデル製作記

ちゃぶ台で作ろう!カーモデル

田宮 1/12 RC30_VFR750R (その3)

2022年06月26日 19時38分34秒 | 田宮 1/12 VFR750R_RC30

田宮 RC30。カウリング類の塗装を行いました。

 

サフを下地に。裏面はガイヤノーツの黒サフEVOを再度吹き付け。

ガイヤノーツのEXホワイトで基本塗装を行いました。

 

キットのデカールは赤い部分のみ。その他は塗装の指示があります。

以前は競技車両ばかりを作っていてデカール貼り付けは比較的好きな作業でしたが、最近は苦手な作業となりました。

赤い部分のデカール貼り付け後はタッチアップが必要となる(と思います)のでここも塗装で行います。

ゴールドのストライプと一部白抜き文字はデカールから切り出して行うことにします。

塗装するにあたり近似色であるクレオスのモンツァレッドのサンプルとして以前作ったザクスピードZK891を参考に並べました。

近く感じますのでこれで塗装を行います。

 

デカールをスキャンし、ラベルシール用の用紙に印刷しました。A4サイズなので並べて2台分出力。

 

ゴールドストライプ部分を避けて、赤い部分を切り出してカウルに貼り付けました。

 

赤い部分のキワにマスキングテープを貼り付け。

 

白く残す部分をマスキング。

 

モンツァレッドを塗装。

 

マスキングを剥がし、次の塗装に備えEXクリアを軽く吹き付けました。

 

レッド塗装から1日置いてタンクへ。レッドデカール同様にゴールドのストライプを貼る位置をラベル出力したものを貼った後に白を残す部分をマスキング。

 

アッパーカウルは実車の写真を見ながらマスキングしました。

 

ブルーを塗装。実車の写真を見ると先日作ったBMW3.5CSLで塗ったブルーがとても近い。

BMWを塗った塗料が少し残っていたのでそれを参考に、クレオスのスカイブルーに色の源のマゼンダで調色したものを吹き付けました。

マスキングを剥がした後、次の塗装に備えてEXクリアを軽く吹きました。

 

塗装三日目。青い部分と赤い部分、白く残す部分をマスキング。

実車の写真を参考に濃紺を塗装します。クレオスのスージーブルーとウィノーブラックを50%ずつブレンドしましたが何か濁ってしまう。

実車の写真を見ると赤みを感じる繊細な色なのでまたまた色の源のマゼンタを少々入れて赤みを加えました。

イメージ通りになるまで足してはシンナーを加えを繰り返し、結局ボトル1本分作ってしまいました。

塗る部分がは少しなのにね。

 

濃紺を塗装。イメージ通りに塗装できたので良かったです。

この後は各色の境界部分にゴールドストライプのデカールを貼ります。EXクリアを重めに吹いて各色の境界部分の段差を軽く研いでから貼り付け作業に進めます。

 

車体にカウルを甘止め。今も続くHRCホンダトリコロール。かっこいいですね。

当時の全日本選手権TTF-1では濃紺部分も赤く、BVD等のスポンサーが付いてましたね。

 

リアカウル後端左右は黒のストライプでトリミングされますが、キットのデカールを切り出すとサイズが合わないかも。

ここは自作デカールを作って再現するかもしれません。

(続く)

 

 

 

 

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田宮 1/12 RC30_VFR750R (その2)

2022年06月11日 18時20分12秒 | 田宮 1/12 VFR750R_RC30

田宮 RC30。カウリング類の仮組みを行いました。

 

 

アッパーカウルとフェアリング風防は一体整形されています。

そしてパーツはクリア成形されているので風防部分をマスキングして塗装を行わなければなりません。

初のバイクキット製作で馴染みのない作業となりそうなので風防部分をエッチングソーでカットして作業を容易にします。

クリアパーツのままでは作業しづらいのでサフを噴いてカットしました。

クリア成形パーツはちょっとした衝撃でパリッと割れてしまうので扱いを慎重にしなければなりません。

 

と言っているそばからアッパーカウル先端を割ってしまいました。ご丁寧にも左右両方。

 

0.2ミリプラペーパーで補修します。欠けた部分は先端なのですが接着シロを稼ぐためカウル側を大きくカットして溶剤系接着剤で溶かしながら接合。

裏側にプラペーパー部とクリア成形部を跨ぐようにキムワイプ+瞬着でさらに補強を入れました。

この部分ボディ色の後、ストライプの塗装でマスキング作業があるのでポッキリいかないことを願ってます。

 

タンクのエアブリーザーホースの根本キャップは塗装を容易にするべくエッチングソーでカットしました。

同様にタンクにモールドされているガソリンフィラーキャップも別体化して塗装しやすくしました。

 

そのガソリンタンク。キツめのパーティングラインが入ってます。

ニーグリップするあたりのパーティング部はかなり盛り上がっていてタンク形状がおかしい。

古いキットで現行カタログモデルで生産を重ねているので金型疲労を起こしているのでしょうか。

 

ニーグリップするあたりの盛り上がりを180番やすりで深く削り、タンク形状を出しました。

 

シートカウル部は左右分割されているので瞬着+ベビーパウダーでがっちり接合。

 

ヤスって仕上げました。各カウルにモールドされているリベットは全て削り飛ばし最終的に再生します。

 

カウルをアッセンブル。特に問題はなさそうです。マスキングテープ仮組みなので風防がずれてますが。

 

反対側からみても大丈夫そうです。

 

全部バラして外装カウリングの塗装へと進めます。

 

 

 

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田宮 1/12 RC30_VFR750R (その1)

2022年06月04日 10時45分33秒 | 田宮 1/12 VFR750R_RC30

ちょっとクルマ模型から離れてバイク模型を作ります。

時々の製作記でチラチラ写っていたので数年前から着手していましたが進めることにしました。

事実上のバイク初製作なのでキチンと作れるかどうか。

好きなバイクはたくさんあれど、一番好きとなるとホンダのVFR750Rとなります。

 

VFR750Rといより形式名であるRC30と言った方が通りはいいですね。

自分がバイクを降りたのが1986年で世はあのバイクブーム真っ只中。

今では信じられないことに道路の停止線最前列に「二輪車」と描かれて、すり抜けしてきた二輪車がずらっと並んでいた時代です。

いつの間にやら最前列の「二輪車」の文字が消えることになります。

そんな盛り上がりの象徴だったレーサーレプリカーブームの自分の決定版としてRC30は1987年に登場。

世界耐久選手権や国内TT-F1のレーサーであるRVFそのままの佇まいは衝撃を受けました。

レース中のタイヤ交換を素早く行うために採用したリアの片持ちプロアーム。

148万円と高価(内容を考えれば格安)ながら初代タクトから流用した前後のウインカーなどは外す前提のレース車両ベースならではの装備で

デザインされたウインカーを装着するより原付パーツ流用というところに凄みすら感じました。

1992年から3年間、全日本選手権TT-F1の某チームでプロモーションの仕事に携わっていた自分は、

TT-F1最終年の1993年まで現役で多くのRC30がプライベーターチームで参戦していた様を見ていました。

 

初のバイクモデル製作ということでCS放送で撮り溜めていたMONDO TV「大人のプラモ」のバイク回、

モデルアート誌などでお馴染みのO氏の作られているものを何度も見直して参考にします。とてもO氏のように作れるとは思いませんが

やはり動画で見るのはとても参考になります。。が、、、計8回からなる放送の1話をうっかり消去してしまってました。

何度も再放送しているプログラムなので番組表を確認したら6月13日からバイク編が始まるので消してしまった分を予約しておきました。

 

前置きが長くなりましたが作り始めます。

資料は9年前に買ったBikers StationのRC30特集号。その他250CCレーサーレプリカも特集されている素晴らしい雑誌。

下の方に「12分の1写真」などの文字がバイクモデラーの気分を駆り立ててくれますね。

 

もちろん読み物として最高の内容。塗装等の参考にさせていただきます。

 

 

実はカウル類の一部加工は終わってますが何より仮組ということで車体から始めます。

このキットも発売されてから35年近くなるんですよね。いまでもしっかりカタログモデルでどこの模型店でも置いてある製品です。

各ランナーを中性洗剤で洗った後、大人のプラモを参考にシルバー整形ランナーのパーテーションラインを中心に黒サフで塗装。

各カウル内側も透け防止のため黒サフを塗装しておきました。

 

フレームを合わせてみます。接着できないのでマスキングテープで止めてます。

 

エンジンは同色で塗るパーツを接着して組みました。田宮のキットとはいえ35年前のキットで生産も重ねているのでパーテーションラインはかなり目立ってます。

仮組するパーツは全て整形処理をしました。エンジンはビス止めなので接着要らずです。

 

リアダンパー、プロアーム、チェーンなども合わせてみます。この辺も接着できないので仮組は結構苦しいです。

プロアーム裏側は肉抜きされているのでパテ埋め作業がありそうです。

 

リアホイール&タイヤは重さがあり、ガタが出てしまうのでホイールとチェーン前側のスプロケ部に少量のクラフトボンドをつけて止めました。

 

リアホホイールはビス止め。実車の雰囲気が味わえます。

 

エンジンを治具にし、後バンク側

2本のエキゾーストパイプを組みます。流し込みで軽く止めたあと。。。

 

リアダンパーとフレームの僅かなスペースに滑り込ませるという難度の高い工程。塗装後の本組みがとても不安。

 

エキゾースト先端のダブをエンジンのダボ穴に挿入しクラフトボンドで軽く止めました。

軽く止めていたエキゾーストパーツにさらに流し込み接着剤でがっちり接合しました。

 

前バンクから出るエキゾーストとマフラーエンドも仮組。マフラーエンドは2個のパーツから成りますが結構段差があるので後々の処理が待ってます。

シャシーから伸びるステーにねじ止め。

 

エンジンを治具にマフラーの位置決め終了。さすが田宮で苦労なく組み上がります。接合部の隙間はパテで埋めることにします。

 

フロント部分も各部の整形後仮組。接着できないのが辛いですが要所はビス止めなので様子見には充分。

 

付属のレーシングスタンドが一番整形に時間がかかったかも。金型のズレがモロに影響されてます。

小間物の装着は田宮なので問題なく付くでしょう(確信)

 

この姿に萌えます。仮組で満足しないよう進めましょう。

次回はボディカウルですか。。。すでにやらかしてしまっているんですけどね。(続く)

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