アオシマ 1/24 バックトゥザフューチャー デロリアンの市販車戻し完成しました。
ボディはタイムマシン装備の細かなケーブルモールドを削除。
太すぎるAピラーのドア側を2ミリ削って細くしました。
天地に浅いサイドウインドウも上方を1.5ミリカットして広くし、
同時にドア後方のエアアウトレットも上方1.2ミリ伸ばし、リアクォーターウインドウの頂点も1.2ミリ上へカットし辻褄を合わせました。
タイムマシン装備で占領されるエンジンルーム上はプラ板とパテでエンジンフードルーバーを制作。
その下のエンジンフード本体もプラ板とでっち上げのモールドを制作しましたがほとんど見えなくなりました。
フロントレンズは周辺のフレームと一体整形ですが、ボディ側に四角いレンズフレームを新造。
レンズのフレームをペーパーで削ることによりレンズ自体の天地を稼げたので、
キットそのままの「シジミ目」を解消し目力をアップすることができました。
足回りは仮組時、実車の写真を参考にホイールハウスのクリアランスを広めにとって
デロリアン特有の腰高感を出してましたがホイール塗装&タイヤをセットした状態で組んでみたら
重量感を感じさせない残念なスタンスだったので急遽1ミリ車高ダウンさせて落ち着かせ方向にシフトしました。
ボディ色はステンレスの素地を再現するべく
クレオスのメタリックカラーのクロームシルバーとアイアンを足したものをブラシで塗装。
乾燥後、布で磨き上げると金属感を出せる塗料なのでステンレスの煤けた感じを出すべくムラになるように磨き上げ。
磨いた後のボディに3Mの細めのスポンジヤスリでボディい対して水平に傷を付けてヘアラインを再現。
この塗料は非常に柔らかいのでちょっとした傷も目立ってしまうのでEXクリアでクリアコート。
その後ラプロス6000番で同じくボディ水平に当てて磨き放し&コンパウンド無しで鈍い光沢が出るように仕上げました。
ボディ前後のグレー部分は磨き上げステンレス素地とのコントラストをバリバリ付けてみました。
内装もタイムマシン装備のモールドを削り飛ばし、グローブボックスのモールドとセンターコンソールをジャンクパーツの寄せ集めでそれなりに再現しました。