フジミの71クレスタ。
前回記事で紹介した通り、このキットのウィークポイントであるルーフの前下がりを修正します。
セコハンで購入したボディは前回記事のように長年積まれていたせいかAピラーもルーフ同様に歪んでました。
箱絵のようにフロントウインド上のウインドピラーのようにボディを削れば印象が変わるようにも思いますが。。。
新規で購入したキットのボディはAピラーは真っ直ぐと歪んでませんがルーフは前下がりに落ちてます。
というかルーフ前方の中央部がなんだか下方向に凹んでいるんです。
どうして修正してやろうか、、と考えました。
真っ先に浮かんだのがボディの歪み修正で数多く行われている80℃くらいのお湯に浸けてジワジワ整形するという方法。
ではあるが今まで試したことがありません。また経年変化で元に戻ってしまうかも。。。ということも考えられたりして。
じゃ、もともと割れていたルーフを修正するという大胆な感じなら経年変化も抑えることができるのでは?
というのも今から5年半前に友人から譲り受けたルーフの割れた1/12カマロ製作中に、
ヒロシさんから
「ルーフの割れは裏からプラ板で貼って割れた部分が引っ張られることがなく補強になる」
↑当時のリンク
とアドバイスをいただき、完成以来全く問題が生じていないこともありこの方法で「ルーフ持ち上げ」へと試してみることにしました。
切れ目がバッチいがルーフ部にエッチングソーで切れ目を入れて。。。
裏側はカマロの時はプラ板+エポキシでがっちり接着しましたが今回はティッシュと瞬着で作業しました。
ルーフ左右からかなり強めでルーフが持ち上がるように「ギュっと」押し付けます。
繊細なAピラーが歪まないように細心の注意!!瞬着が完全硬化するのに30分かかりました(ガスが目に沁みる)
整形後のボディ。前から見てもルーフ前方の中央部の凹んだイメージが解消しました。
横から。修正前と比べても前下がりな印象が解消。ウインドウモールの作り直しとボディの面だしで十分リカバリーできると思います。
(続く)