4月中旬、息子のブックコンピュータを購入するべくアキヨドに。
購入後に模型フロアで模型材料を購入し陳列棚のキットを眺めていたら目についたタミヤ三菱GTO。
現行カタログモデルで1,450円。再販キットや新製品と比べて安価なことにびっくりします。
同じような感じでシルビアも1,300円くらいなんですよね。2キット在庫してますけど。
何となく手に取って買ってしまいました。サクサク作って息抜きにいいかも。
デビュー時から言われてましたがイタリアのあのメーカーのイメージが強い。サイドドア後方の造形がどうしてもテスタロッサを連想させてしまうからですね。
いかにも染み出しそうなボディに銀サフを噴いてボディを撫でます。
ショルダーラインやボンネットの膨らみ部分をエッジを立てるように整形。
Aピラーの付け根、ボンネット左右のストラットサス上部をカバーする部分、リアフードからガラスへつながる部分の省略されているスジボリも彫りました。
銀サフ塗装。
下地のピンク塗装。
今回はいつもの3番ではなくモンツァレッドでボディ色を塗装。
この後EXクリアを5回ほど重ねて乾燥へ。
シャシーはサスパーツ・サブフレーム・ドライブシャフト後方・マフラーは個別に塗装。
それ以外はブラシの角度を変えながらマスキングなしで仕上げたお気楽仕様。
インテリアでは肉抜きされたフロントシート後ろ側をエポパテで埋め。
これまたサフ省略で塗装。シート座面と背面はグレーでそれ以外はブラックの2トーンですが
こちらもマスキングなしで陰影が残るようにササっと塗装。
ダッシュボード以外のパーツを接着した後、艶消しクリアで質感を整えるためパラっと噴きました。
大量に作って在庫しているシートベルトアンカーのみ追加。
リアフードクリアパーツには上部にサンシェードのデカールが付属。
裏から貼ってとのことですが表から貼ります。
リアクォーター部分にもTWIN TURBOのデカールを貼ります。
サンシェード、TWIN TURBOのデカールともにクリアパーツに一度クリアを噴いて下地を作ってから貼りました。(剥がれたらがっかりするので)
デカール部分にクリアを数回載せて磨き出しました。
クリアパーツの外周は半艶で塗り分け。
フロントウインドウのサンシェードもブルーグラデのものがデカールで用意されてますが
好みで裏側からブラックにてグラデ塗装しました。
フロントバンパーのインテークにはメッシュを貼り付け。(実車はメッシュないかも。未確認ですが)
タミヤのナイロンメッシュは在庫も在庫キット分しかなく勿体無い。
以前512BB LMでも使ったクレオスの研磨クロスを艶消しブラックで塗装したものを今回も使用。
ナイロンメッシュのように切り口がパラパラしなく扱いやすいので結構重宝してます。
普段作ってるような古い車種とは違い、高年式車の塗り分けは結構複雑。
テールレンズ周りはクリアオレンジとクリアレッドで先ずは塗装。
それらを一部マスキングしてクリアブラックで塗装。GTOのデカールを貼って透明クリアを数回塗装して磨き出しました。
スポイラーにつくハイマウントストップランプは赤く塗ってとの指示ですが透明プラ板を切り出してクリアレッドを塗装。
裏面にシルバーは塗らず赤ボディにそのまま貼り付け。
ボディにモールドされたフェンダー後方のウインカーは型取ってクリアレンジで別パーツに。
ボデイに装着後スミ入れ塗料をくるっと這わせてゴムパッキンのように。
キットのホイールは16インチ(かな)で形状はまさしくノーマルホイールだなというイメージ。
ここはチェンジということで写真右下のレーシング43メタルパーツをジャンクから漁るも4穴だしメタルパーツの成形も面倒。
さらに在庫を漁って田宮アルファロメオ155ITCのキットからOZレーシングのホイールに。
センターロックはまずいか。。なんて一瞬も考えずにこのまま使用します。
ホイールは黒鉄色を下地に外周からシルバーをふわっと乗せってセンターロック部分はほぼシルバーをいれずに立体的に塗装しました。
キットの小さいディスクブレーキもフジミのホイールパーツ付属のブレンボにチェンジ。
タイヤはこれまたジャンクから合わせます。
ホイールのオフセットは現物合わせでスペーサーを噛ませるなどして調整。
サスが抜けたような見た目にならないギリギリのところで車高出し。90年代の見た目にしてみました。
で完成。
着手から2週間くほど。これくらいで作れるといいですね。
やはり半年も1年もいじっていると飽きてしまい他のキットにもちょっかいを出して完成が遅れてしまう。
これ作った時は10日で完成でしたが艶消しボデイで磨きの作業がなかったので。2週間ほどで完成は最短かもしれません。