治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

冬の訪れ

2009-11-23 07:00:00 | 日記
D君から「東京はもう雪が降りましたか?」と訊かれたので
「東京は年に1、2回しか雪が降らないのです」と答えました。

そうしたら、びっくりしたみたい。

 「雪がないと冬が分からないので不便ですね。春が来るのも難しいですね。」

だって。
北海道の人だからかしら?
それとも、D君の感覚のせいなのかしら?
ニキさんたちと同じく、季節の切り替わりに一歩遅れてついていくタイプのようです。

太平洋側東日本に住んでいる私にとって「冬の訪れ」を告げるのは

・乾いた空気
・澄み切った青空
・くっきりと見える富士山

だったりしますが、たしかに季節感って土地によって違いますね。

今年も寒くなってきたけど今ひとつ冬の訪れが実感できないのは、
空気が湿りがちだからでしょうね。
こんなに雨が多いなんて、関東の冬じゃないみたい。

雪解けのない土地で、春の訪れは何で知るんだろう私たちは?
まず、梅の開花。そして
風がぬくもってきたあの感じですね。
確実に春が来たってわかるあの空気の変化。
それを北海道のD君に伝えるのは難しいなあ。

日本は季節感のある国です。食べ物にも季節感がある。
でもその土地土地によって、違いますね。当たり前ですが。
小さいようで、縦に長い国であることが、日本を豊かにしていると思います。

沖縄の人は気温14度でも襟巻きを巻いていた。
旭山動物園に行ったときにはマイナス4度でしたがジモティは薄着でした。
私は日本を縦に移動することが多い人なので、その違いが面白いです。
自閉っ子の感覚の特異性なんて、相対的なものなのかしら、と思ったりします。

これからも、年末赤道直下まで行き、関東に帰ってきて新年九州に行き、そのあと北海道に行きます。
二月は沖縄にも行きます。
私、こういう移動はよくしますが、ていうかむしろ楽しんでいますが
それでも体調を崩さないのは体温調節がオートマでできるから。
ここにバグがある人は不便ですね。そもそも移動が大変でしょうね。
ていうかこういう移動をしたいとは思わないでしょう。

☆☆☆

稀勢の里、ようやく三勝。
忘れたころに勝つので、あきらめきれない。
客商売としてはうまいな~と思いますが、私はお相撲に疲れましたよ。
もう見ないでいいや、と思いながらやっぱり見てしまうんですよね。
で、夜はサッカーで憂さ晴らし。

それにしても日馬富士とか、鶴竜とかがイマイチで、人間勝ちっぱなしってないんだなと思いますね。
逆に言うと、明けない冬はない。

それにしても九州場所はなぜこれほど不入りなのか?
これだけお客入らなかったら、お相撲さんたちもやる気を失うのでは?
土日は若干マシだけど。
九州の人は平日まじめに働いているんですね、きっと。
東京はいつ働いているかわかんない人がいっぱい住んでいる街です。

私は今、原稿とか講演とかで比較的忙しいですが
それでも展開によっては福岡日帰り観戦を覚悟していましたよ。
でもこの分では、そんな必要がなくなりました。
仕事に専念できます。

今日は埼玉に講演に行ってきますです。

さ~けはのめのめ、黒田節キティちゃんです。

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