治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

有名支援者をありがたがるという誤学習

2017-07-26 09:11:32 | 日記
先日テレビに出ていたギョーカイ人が「治るんですか?」という質問を振られたときの「治りません宣言」がいまいちキレがなかったというか、わりと控えめだったのが印象に残りました。そしてあるインフォーマントと話をしたら、「いや、もうABA治さないってばれちゃったのでそろそろ弱気になってるんじゃないですか」とのこと。なるほど。「何しろ実績ってペアレントトレーニングだけでしょ」って。ああ、ペアトレっていうやつね、なんて思ってたらまたタレコミがありました。

いや、私はブロックされてて見られないんですよ。そして皆さんに見せようと思ったら、南雲さんや栗本さんという著者筋だけじゃなく、花風社の読者の皆さんも細かくブロックなさっているのですね、このツイート主。すごい熱心な仕事ぶり。願わくばそれをもっと治す方に向けていただけないでしょうかね。

私のとこに来たのはスクショですけど、URLも貼っておきますね。クリックしてみてください。みえるかな。花風社クラスタならブロックされていて一人前!(ウソです)



まあともかくペアレントトレーニングの「わが国を代表する専門家」が一堂に集まるとのこと。すごいな。わが国を代表するって。どっかでペアトレオリンピックでも開かれててこの人たちが日本代表なのかな。ていうかこのツイート主、自分ところの合宿のセールストークでも「一流の専門家を集めた」ことを自慢してたけど、気づく人は気づいているでしょ。有名支援者に限ってろくなもんじゃない。治さないし治さないでも「仲間内で盛り上がる仲間が多い」っていうのが有名支援者の定義だからどんどん治さなくなります。治さないことに罪の意識を感じなくなるの。だって友だち誰も治してないからさ。

「発達障害、治るが勝ち!」でも

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伝説5
人気の病院やクリニックに予約が取れるとラッキー

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を論駁しています。ここは何度読んでも自分で笑うところです。お楽しみにね。ギョーカイは読んだら怒るだろうなあ。まあ花風社読まない運動している人たちは読まないだろうしこっそり読んでも仲間内でしゃべれなくてかわいそうね。

私がギョーカイ人だったら、今度の本は読んどくね。読んだら花風社がやっている身体アプローチがどんなもんか手っ取り早くわかるしそれに、今後は多かれ少なかれこの本を読んだ人、読んだ人から話を聞いた人、なんかが今後被支援者になるので、傾向と対策を練らないといけないから。

あ、でも傾向と対策練るほどの立ち回り力はギョーカイ人にはないか

と思ったのは私の見誤りで

著者ではなく読者までブロックしているところを見ると、なんだかんだ私のついったーよく観察しているんだろうし割と仕事が細かいわよね(ほめてません)。

願わくばその勤勉さを治す方に(以下無限ループ

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