治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

飛躍した動機

2009-11-28 08:02:02 | 日記
「犬のあだ討ち」なんて動機ありえな~いというのが世間一般の受け止め方らしいが
私には妙に既視感があるなあ、この手の認知のゆがみ。

きっとこういう不可解な動機を抱いてしまう人はこれからも出てくる。
なんかの診断名がつくこともつかないこともあるだろう。
一次障害なのか二次障害なのかノー障害なのか
医療の人や福祉の人は気にして喧々諤々する。
でも一次だろうが二次だろうが障害がなかろうが、世間の人、司法の人わりと気にしない。
行為の結果を見るだけ。
まあひとつ確かなのは
認知のゆがみによる被害はなるべく出さないほうがいいっていうことだ。そのほうがみんなトク。

だからせめて遵法教育はしましょうよ。
家ででも学校ででもいいから。

教えなきゃいけないのはひとつだけ。

「日本では私的な制裁は認められていません。罰せられます」

これだけ。
どんだけ頭に来ようと直接制裁はだめ。
それが法治国家ってもんなの。

ゆがんだ認知は苦しいと思うけど
脳内で飼っておく限りは処罰の対象にならない。
それを行動化すると処罰の対象になる。
司法は脳内まで取り締まらない。
司法と医療の論理はそこが違う。
ここのところの線引きは知っておいたほうが便利。

☆☆☆☆☆

白鵬はいいお相撲さんだと思うのだが
白鵬が優勝する場所はなんか盛り上がらないことが多い。

なんでだろう。

朝青龍二敗。負け続けのみっきーがやった。

稀勢負け越し。一からやり直せ。今場所の豊ノ島みたいに。

舞の海さんは負け越した国産若手力士三人(稀・豪・栃)に、頭を使って稽古しろと言っていた。
私も来週D君の本を校了したら、受験生みたいにお勉強モードにならなくちゃいけないのだ。
1月のお医者様とのミーティングまでぎゅうぎゅうお勉強。
年末年始もたぶんお勉強。赤道直下でも寒い東京でもとにかくお勉強。

栃ノ心が琴奨菊に勝ってくれた。うれしい。11勝だって。たぶん賞を取るね。

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