自分の経験からアドバイスをする際に、「このような手法を」と、話すと即座に「自分も考えています」と云う人もいます。その人は経営者として成功する確率が低いのです。
話していた相手がこちらの提案に「思っている」「考えている」と発言した瞬間、その人物の度量が分かり、建設的な会話の通じないと思えてしまいます。
失敗もせずに出来上がった仕組みやモノは、大きなリスクを抱えています。
私達の身の回りにあるモノ総ては、何らかの失敗を克服してそこにあります。
とんとん拍子に何の失敗をせずに出来た場合、不具合の起きた時に混乱してしまいます。
特に住宅システムなどは、失敗を何度も繰り返してこそ、皆さんに工法提供できるのです。
ファースの家は、天井裏エアコン仕様になっておりますが、高さのない天井裏にエアコンを設置するなどは、実に無茶苦茶な方法です。エアコンメーカーの保証も無効になります。
それを1台のエアコン(必ず2台設置仕様ですが容量的には1台で充分)で全館冷暖房を行うのです。しかし一朝一夕で天井裏にエアコンを設置仕様になった訳ではありません。
エネルギー消費効率を最高で、クオリティの高い冷暖房空間をつくるには天井裏エアコンでしかなし得ません。今はメーカー保証もファースの家に限って有効となりました。
エアコン技術者は、「天井裏にエアコンを設置」と云った瞬間に否定する人が殆どです。
そもそもエアコンは、居室の一定の高さの位置に設置され、機能するように開発しました。
ファースの家は、その開発コンセプトに逆らわない方法で実践(写真)しています。
当初、全否定したエアコン技術者が体感に来るようになりました。
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