昨夜は、亡くなった北斗市、海老澤病院の院長先生で私の最も敬愛する海老澤健二先生の告別式(写真)に参加してきました。
海老澤前北斗市長とは公私のお付き合いでお世話になっておりますが、前市長のお兄様である海老澤先生とは家を建てさせて頂いたりと、私的な事ばかりでお世話になってきました。
いつも笑顔と笑い声の絶やす事のないお人柄でした。
診療室では海老澤先生に笑顔で話をしてもらうだけで病気が良くなった気もしたものです。
天性的に前向き、建設的で開放感にあふれた豪快で温和なお人柄でした。
私達が行う研究開発での特許や意匠登録などを、「知的所有権」と云いますが、このハード的な研究開発は、実験を繰返す根気強さで得る事が出来ます。
そのハードの全て人が関わっており、その人には気遣いや優しさも不可欠となのでしょう。
私達の家づくりは眼に見え、肌で感じる家の性能、つまりハードが必要です。
家にハードがあれば、施主様とのお付き合いが、物語(ストーリー)つまりソフトとなって展開します。
人の暮らしがあるかぎり、住まいに関わる仕事が無くなる事などありません。
海老澤先生は、病院に来る患者さんだけでなく、地域の総ての人々から信頼され慕われてきました。
まさに天性的な知的財産の持ち主だったように思われます。
海老澤先生は、数年前から後継者のお医者さんに、医療ハードに加え、ソフト面でも、しっかりと受け継ぐ事を怠りませんでした。
満88歳、亡くなる前日まで元気な笑顔で過ごされました。
誰もが願う理想的な人生とは、海老澤先生の自分に厳しく、人に優しい生き方なのでしょう。
総てが過去形となるこのクラムを読み返し、敬意と感謝を込めて合掌…
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