みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

呼んでください 答えてください

2016年10月22日 | ヨブ記

ヨブ記 13章

 気がついてみると、駐車している自動車のタイヤの半分ぐらいが冬用のタイヤに。そこで、きのうはタイヤを交換してもらいました。長い冬の準備の一つが終わりました。木の葉もだいぶ色づいてきました。遠景で美しく見える紅葉と近くで見ると美しい紅葉があるということに気づき、アップで何枚かを撮りました。

 13章は大きく二つに分れます。友人たちへの激しい反論と、神への語りかけです。

 きのう書きましたが、ヨブの反論には激しいものがあります。

 「あなたがたが知っていることは私も知っている。わたしはあなたがたに劣っていない」
 「あなたがたは偽りをでっち上げる者、…みな、能なしの医者だ」
 「あなたがたは神の代わりに、なんと、不正を言うのか。神の代わりに欺きを語るのか」
 「あなたがたの格言は灰のことわざだ。あなたがたの盾は粘土の盾だ」

 そして彼は、「黙れ。私にかかわり合うな」とさえ言います。これほどの強いことばが繰り返されているのは、友人たちが神の側に立ってヨブに語っていることが、実は不正であり、欺きだからなのです。それは、神を不正な方、欺く方だとすることです。これがやがて彼らが「あなたがたがわたしについて真実を語らず」として神の怒りを買うことへと通じるのです。

 ヨブの心は定まりました。神に直接聞き、神に語ってもらおうと…。彼は、神に訴えることの危険を覚悟しつつ、「呼んでください。…私に答えてください」と訴えます。


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